いちご狩り

定植が終わり、イチゴの蕾が、17日頃から出てくるでしょう。雨や曇りでイチゴの生育が遅れています!

今週の3連休の館長は、のんびり誰もいないイチゴ狩りハウスで、ブログを書いたり、今日までの

栽培実績をまとめたり、10月や11月の計画を見直しします。

毎年天候が異なるために、細かい計画は随時見直さなければなりません。

大の巨人ファンの館長は、クライマックスシリーズに巨人が出れないので、安心してイチゴ栽培に

専念出来ます(苦笑い)。

日本ではコロナの感染が収束方向に向かっていますが、海外の寒い地域では少しづつコロナの感染が

拡大しているようです。日本も安心できません。

館長の悩みは、最近の天候が、雨や曇りで日照不足でイチゴの生育が例年より遅れていることです

農業にとって太陽の光は、車のガソリンと同じで、無いと成句しないので大変です。

特に当館のように夜冷処理をしてイチゴの苗を定植する場合は、定植後約30日で蕾が出て来ます。

従って、大きな苗で花芽分化を起こさせてかつ、30日と言う短時間でイチゴの株を大きく

しなければなりません。

もし遅れて株が大きくならないときは、12月に小さな実しか収穫できず、最悪は小さな株で

実を収穫すると、いっぺんにイチゴの株が弱くなり、1月以降の収穫量が激減します。

夜冷処理の難しさは、

1.花芽分化を抜き取り検査で調べるため、如何に苗を同じ条件で同じ大きさに

  生育させるかと言うことです。

2.花芽分化を抜き取り検査して、どのステージの花芽分化期で定植するか

3.花芽分化期を間違えて早く定植した場合は、花芽分化期を迎えていない苗を定植することになる。

4.花芽分化期を間違えて遅く苗を定植すると、出蕾までの30日間が短くなり、小さい実しか収穫出来ない。

5.定植技術や定植直後の給液管理技術が弱いと、30日と言う短期間の生育が遅れて、小さい実になる。

6.定植時期の天候も加味して花芽分化期を見極めて定植しなければならない。

7.品種により花芽分化が遅い品種と早い品種が有るので要注意。

8.定植後は、葉を沢山残して生育を旺盛にしたいのだが、古い葉ほど病害痛が残っているので、

  古い葉を定植後の日数に合わせて葉欠きしなければならない

9.最悪なことに、小さい苗ほど気温の感受性がおおきく早く花芽が出て小さい実になるので困ります

この複雑な栽培技術に加えて、館長は仕事量の平準化を考慮して収穫時期を3段階に振り分けています。

自然に任せて栽培するイチゴ農園に比べて館長は、夜冷処理➡定植➡肥料管理➡温度管理➡葉欠き

➡蕾取りと各時期の決定に頭を使う仕事が増えてきます。

当館のイチゴの出蕾時期は、

1.夜冷処理は、計画通り10月13日~24日

2.半夜冷処理は、計画より少し遅れ気味で24日から31日頃。

3.遅い夜冷処理は、計画より少し早まって24日頃になりそうです。

4.7月5日に「葉無直接定植」したかおり野は、様々な対策により、温かい9月でしたが

  10月10日から10月末の出蕾になります。夜冷処理なしの無処理と苗の大きさのバラつきで

  出蕾時期が大きく異なりそうです。

  計画より早くなった理由は、育苗時期の肥料不足と日照不足で苗を大きく作れなかったからと推測。

出蕾時期の予測は、写真1と2のように実態顕微鏡で花芽分化期のステージを抜き取り検査して判断。

また、目視ではランナーの発生具合や横芽の発生状況で判断します。

10月5日の花芽分化期の調査では、写真1の「しずい形成期」が見られました。

つまり、10月13日から24日頃に出蕾すると予測されます。

イチゴ栽培で一番の喜びは、近未来を科学的に予測して、予測した結果通りになった時です。

ようやく定植が終わったので、ハウス内3000㎡を掃き掃除してきれいにします。

イチゴ狩りのお客様は、イチゴを洗わないでお召し上がりになるので、少しでもきれいにして

ホコリが立たないようにします。従業員の皆さんは、掃き掃除で腰を痛めるので、毎日少しずつ

掃き掃除をします。

手順は、ケルヒャーの掃除機で、大まかに掃除します。

次にブロアーで、細かい誇りを飛ばしてまとめます。

次に作業者が、機械やブロアで掃除出来ない場所を掃き掃除。

雨や曇りで日照が少ない中、大きな苗が定植できたお陰て、例年よりイチゴの株は、

大きく育っています。

来週からは、イチゴの株から出蕾するのを待つだけです。

写真1。花芽分化期のステージ。

写真2。左の2枚の葉は、目視で見えています左から3枚目は、目視で見えず次に

    出てくる新葉です。一番右は、イチゴの株のクラウンで、「しずい形成期」

    を、顕微鏡で見つけました。つまり1週間に1枚新葉がでるので、

    2週間後の13日から24日ころにに蕾が出てくる予測です。

写真3.イチゴの培地のココを盛り上げる作業の時にこぼれたヤシ殻(培地)が

    床に堆積しています。

写真4.汚れていた床をケルヒャーの掃除機とブロアーと掃き掃除できれいにしました。

    はだしでも、足が汚れません(笑い)

写真5.掃き掃除をするとホコリが舞い上がり大切なイチゴの葉に付着します。

    ハウスの中は雨が降らないので、消毒する時にホコリを洗い流します。

    1回ぐらいでは、完全にホコリが照れません。

 

写真6。順路1の章姫。

写真7.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。7月5日に「葉無直接定植」したかおり野が

    一番大きく生育しています。

写真8.一番最後に定植した遅い夜冷処理の章姫が、小苗のため出蕾時期が

     9月17~24日に早まりそうです。

 

写真9.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。半夜冷処理のために

    まだ苗が大きく育っていません。

写真10。一番左は、お土産のかおり野。2番目は、お土産の遅い夜冷処理の根にほっぺ。

     左から3番目は、半夜冷の高級品種のアイベリー。

写真11.一番左が高級脾腫の夜冷処理のアイベリー。真ん中が夜冷と半夜冷処理の

     ホワイトベリー。一番右がかおり野。

写真12.今年からテストで無処理の章姫。肥料管理で花芽分化を起こす予定です。

写真13.7月5日に「葉無直接定植」したかおり野。あまり大きくすると

     花芽が遅れるので大変です。

写真13.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。このベットの

    苗が大きかったのか、給液が良かったのか、一番生育が良いです。

写真14.手前が9月14日に定植した章姫。奥が9月19日に定植した半夜冷

     処理の章姫。

写真15.来週はメイン通路と休憩場を掃除予定。

 

2022年のイチゴの定植が完了しました。

ついに巨人は、クライマックスシリーズの出場を逃しました。

2番打者最強説が、もろくも崩れ去りました!優勝できなくて悲しい!!!!!

三遊亭円楽さんが、肺癌でお亡くなりになりました。最後の最後まで自分の意志を貫いた

素晴らしい尊敬できる人でした。

館長も肺癌に負けずに、お客様に無農薬(残留農薬ゼロ)の安全で練乳不要の美味しいイチゴを提供したい。

今年は、肺癌の手術から2年が経過して幸い体調も戻ってきました。

悲しいかな、74歳の高齢と左肺の半分が無い分、もう昔の体力には戻れません

極端な話、9月は体力の限界まで力を振り絞り定植を完了させた。

館長の体力の衰えに輪を掛けたのが、3人の従業員のコロナ感染でした。

やはり、子供さんやお孫さんがおられる方は、コロナから逃げることは出来ませんでした。

隔離期間が10日と長いので、お休みも長くなってしまいます。

また、今年は新人が3人と多いので、定植の上手下手で生育が変わるのを防ぐために

作業標準などを駆使して定植の品質を安定させました。

イチゴ栽培で一番重要な定植を9月14日から9月30日まで分割して定植を終えました。

幸い、花芽分化の時期も3分割出来て収穫時期も3分割できそうです。

一番遅い夜冷処理の章姫は、予定より早く出蕾しそうです。来週花芽分化期を調査すれば

早いか遅いかが分かります。

花芽分化に関しては、実態顕微鏡の抜き取り検査結果から、ほぼ計画通りに実行できました。

かおり野は、自然花芽分化に任せているので、毎年花芽分化時期が、その年の天候により

大きく変わります。今年は9月の気温が例年より高かったので、館長の期待より遅れて

10月20日~30日に出蕾しそうです。

今年から、かおり野の花芽分化時期を少しでもコントロールすべく手段を講じました。

上記20~30日に出蕾すれば、館長の対策の効果があったことになります。

人工的に花芽分化を起こさすためには、様々な技術が必要です。またその年の極端な

温暖化や冷夏が有ると、夜冷処理の花芽分化時期も狂ってきます。

昔と異なり、花芽分化をコントロールするのが難しいので現在は夜冷処理が出来るイチゴ農家が激減しました。

当館は夜冷処理をして、実態顕微鏡で花芽分化が出来ているかを確認します。

分化初期を実態顕微鏡で抜き取り確認。下の絵のように未分化と分化初期を見分けるのが難しい。

 

実態顕微鏡で見ると、下記写真のようになります。

章姫の夜冷処理は、9月14日が分化期です。昨日の10月1日は、がく片形成初期に進化していました。

おそらく、章姫の夜冷処理は、10月17日頃の出蕾になるでしょう。

10月1日に確認して、花房分化期になっていなければ、花芽分化の確認が失敗したことになります。

花房分化期が確認できた時の嬉しさは、言葉に表せません。 

写真1.章姫の葉露が出た状態。

写真2。かおり野の葉露が出た状態。

写真3.紅ほっぺの葉露が出た状態。

 

写真4.定植後2週間ぐらいして、新葉のツヤが出て来ます。人間と同じように

健康なイチゴの株の葉にツヤが出ます。他のイチゴ園では、あまり見たことがありません。

写真5.順路1の章姫。今年は元気で大きい苗を作るために様々な対策をした分、イチゴの新葉や

   株が早く大きくなっています。徒長も無くどっしりした株に仕上がっています。

 

しゃしん6.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。かおり野は、

     大きさにバラつきが有ります。ホワイトベリーは、過去最高に良い苗です。

     紅ほっぺも大きなよい苗です。章姫より5日ぐらい遅いので、

     まだ、新葉の出が少ないです。

写真7.左が夜冷処理の葉欠き前の紅ほっぺ。右が夜冷処理のホワイトベリ。

写真8.葉欠き後の夜冷の紅ほっぺとホワイトベリ。ツヤツヤした大きな新葉が

    出ています。

写真9.葉欠きが終わったかおり野。出蕾まで株が大きくなるように、毎週

    葉欠きをしています。館長ほど葉欠きをするいちご園は無いでしょう。

    葉欠きすれば、一時的に樹勢は落ちますが、次に出てきた新葉は、

    古い葉より大きく、株もおおきくなり、太クラウンになります。

昨日は、孫の光咲の誕生祝でした。8月15日頃が食べごろのシャインマスカットを

    樹に吊るして残しておきました。光咲はシャインマスカットが大好きです。

   驚いたことに、このシャインマスカットの糖度は25度もありました。

   孫の光平君にもないと喧嘩になるので、2房残しました。

イチゴの半夜冷処理の定植が終わりました!

今年の天候は異常続きです。

6月末からの猛暑。7月23日頃までの梅雨。晴れた日や曇りが半分の8月と9月。

全体的に日照不足のため、イチゴの苗の根の発根はよくありません

当然、地上部の葉小さかったり茎の太さも細いです。

今年の農産物は、異常気象よる不作と肥料や人件費の高騰で、年末まで高騰が続くでしょう。

今年の10月から3月頃までの天候の予測は、10月は暖かく、11月は平年並み

12月から急激に寒くなり、1月以降は例年より寒くなるそうです。

これに似た年は、」2013年の7月から年末と、2014年の1月から3月頃だそうです。

2014年は、忘れもしない大雪で館長のハウス8棟が全て積雪で倒壊しました。

来年は、同じような積雪が有っても絶対にハウスはツブシません!

イチゴの苗の難しさは、

1.親株のランナの苗の差。例太郎苗・次郎苗・三郎苗・四郎苗で苗の大きさが変わる。

2.苗を取った日から」定植までの二日に差が出るので、苗の大きさが変わる。

3.育苗ハウスの置き場所で日照に差が出るので、苗の大きさが変わる。

4.天候により苗の大きさが変わる。

などです。定植後の環境により苗の生育も代わります。

1.日当たりの良い場所と良くない場所で苗の大きさが変わる。

2.ベットにより、給液量に差が出て、苗の大きさが変わる。

3.妻面ほど生育が良い。

このような環境の中で、苗を定植して株を大きくしながら出蕾を待ち、収穫を迎えます。

昨年は、日照不足で苗の生育が遅れたり、8月の猛暑で苗が弱ったりしました。

今年は、それぞれ対策をしたので他の農園が猛暑と日照不足で苦しむ中当館の苗は、

例年より大きく作れました。

しかし、運の悪いことに定植した9月中旬から末まで、台風の影響などで曇りや雨が多く、

せっかく定植した苗の生育が遅いです。

夜冷処理から定植までは、計画に対して1~2日の差におさまっています。

収穫開始時期は、これから12月までの天候に影響されますが、順調に進むでしょう。

今年の定植後の苗の特徴は、

,葉露の出るのが遅い(推定原因;朝日が出ない・根の出が良くない)ので、生育が遅い。

2.定植後のランナーの出が早いので、もしかしたら花芽分化の見落としにより、出蕾が

  計画より早くなり、実の大きさが小さくなる可能性があります。

3.苗が大きく作れたので、新葉が大きく、茎も太いので大きな株になり、大きな実が期待できる

4.日照不足対策が良かったので、苗の徒長が少ない。

今日までに、夜冷処理の苗と半夜冷処理の苗の定植がほぼ終わりました。

今年の章姫は、夜冷処理苗が一番大きいく、半夜冷が2番目、遅い夜冷処理の苗が3番目です。

紅ほっぺは、半夜冷処理の苗が一番大きく、夜冷処理の苗が2番目で、」遅い夜冷処理の苗は、

3番目の大きさです。

ホワイトベリーは、夜冷処理が1番大きく順番に半夜冷、遅い夜冷と続きます

残りは、遅い夜冷処理の苗の定植で、全体の25%残っています。

例年花芽分化の遅いアイベリーの夜冷処理の苗に花芽分化が起き、本日定植しました。

心配していた、自然花芽分化のかおり野もどうやら、ここ数日の寒さにより花芽分化が

起きているようです。0月末頃の出蕾予定です。

写真1.半夜冷の紅ほっぺの苗。良い苗が沢山出ています。赤い色の根は理由は不明ですが、

    元気な苗でます。

写真2.半夜冷処理の定植後の章姫。半夜冷処理の苗は、病害虫の駆除の観点から、新芽1本と

    葉の付いた茎2本にしてあります。

写真3.9月14日に定植した章姫の夜冷苗。コロナの感染で葉欠きが遅れて茎の本数が

    4本ぐらいありました活着したので、新芽1本と2本の茎にしました。

写真4.ようやく新葉に葉露が沢山出て来ました。葉露を出すことにより、水分の中の

    肥料を吸収します。

写真5.今年は、苗が良かったので古い葉を早く除去しました。

    その分、株がスッキリしました。1~2週間後は、大きな株になるので

    楽しみです!

写真6.左側が9月14日に定植した夜冷処理の章姫。右側が9月19日に定植した

    半夜冷処理の章姫。

写真7.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。3種類の定植が全て

    完了しました。かおり野の出来栄えは、例年並みか少し遅れ気味です。

    しかし、今年のかおり野は、昨年より花芽分化が遅いので粒の大きさは

    変わらないでしょう。紅ほっぺとホワイトベリーは、過去最高に良い株です。

写真8.紅ほっぺとホワイトベリの混色定植。

こちらの順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリーの方の苗が大きくて良いです。

偶然良い苗が集まりました。

写真9。左側が夜冷処理の紅ほっぺ。右側が夜冷処理のホワイトベリ。どちらの苗も

    過去最高で、新葉が大きく、新葉の茎も太いです。

写真10.この章姫は、「葉無直接定植」でかおり野とかおり野と同じように

     可能な限り肥料を薄くしました。何時花芽分化するか楽しみです。

     10月上旬に花芽分化すれば、最高の結果になります。期待せずに

     花芽分化が起きるのを待ちます。

写真11。右側が、9月16日に定植した夜冷処理のホワイトベリー。

     左側が9月24日に定植したアイベリー。アイベリーの花芽分化は、

     一番遅いです!