今年のイチゴの苗取りは、大半約8割が猛暑日で、大変でした!平均気温が34.4度と信じられない気温の連続!

6月23日から、挿し木の苗取りを開始しましたが、6月23日から26日までは、29.8度から

32.3度と外気温的には、順調な滑り出しでした。

しかし、6月27日から今日までの18日間は、猛暑日(35度以上)が15日で、猛暑日以下が

たったの3日でした。平均気温も、34.4度と暑く、イチゴさんたちは勿論、館長や従業員の皆さんは、

猛烈な暑さに耐えられませんでした。

館長の推定ですが、甲府の6月から9月は、日本で一番気温が高いと思っています。

館長の特許の「葉無挿し木法」や「葉無直接定植法」が無ければ、今年の猛暑では、苗取りが

出来なかったでしょう。

エアージャケットの購入やクーラーによる暑さチア策をしましたが、もう限界ですね!

明日の15日から、25日までは、少し涼しくなりそうですが、26日から、強烈な暑さに見舞われそうです。

館長は、この猛暑を予測して様々な対策をしてきましたが、章姫の活着率92%、紅ほっぺの活着率

96%と苦戦しています。

来年は、この暑さに耐えられないので、章姫のご注文を減らしたい。

来年も、活着率100%を目挿して、様々な対策をしなければなりません。

日本全国の6月は、平均気温で2.6ど気温が高かったそうです。

これから、7月末に向けて更に最高気温が上昇するでしょう。

館長は、来年の猛暑日に備えて、ハウスの最高気温を3度下げるような対策を考えています。

まだ、完全な対策案が完成していませんが、一部は、もう工事や賛意手配しました。

幸いなことに葉無挿し木法の苗は、順調に生育しています。

苗が大きくなってきたので、苗の密集を避けるために、鉢広げをして苗の置き方を変えました。

今年の猛暑でも、苗が徒長しないように対策したのです。

今週からベットのココ盛りや苗の葉欠きに追われるでしょう。

写真1.7月5日に「葉無挿し木定植」を完了しました。

   かおり野は、自然花芽が早いので直接栽培ベットに挿し木して重労働の定植を無くします。

   ハウスの温度が40度前後でも、かおり野の苗は、頑張っています。

写真2.挿し木定植後のかおり野。

写真3.12月上旬に収穫する夜冷処理候補の苗。

 

写真4.章姫の大苗。まだ新芽が出ない株が有ります。猛暑の影響でしょう。

苗が徒長しないように、苗のポットを1列間隔に置き替えました。

写真5.館長開発の白イチゴのホワイトベリー。

写真6.紅ほっぺの大苗。新芽の出が早いです。

写真7.12月中旬からお正月に収穫する半裸冷処理の候補の苗。

写真8.新芽がほぼ出そろった章姫の中苗。

写真9.ホワイトベリーの中苗。

写真10.紅ほっぺの中苗。

写真11.お正月から、3連休まで収穫する遅い夜冷処理の苗。

写真12.章姫の小苗。一番生育が良く、元気です。

写真13.ホワイトベリーの小苗。

写真14.紅ほっぺの小苗。

写真15.章姫の苗。

写真16.9月上旬に出荷する章姫の極小苗。

 

写真17.育苗ハウスのビニールの張替をしています。

 

イチゴの苗取り!6月23日からの「葉無挿し木法」の苗が活着しました!5日間連続の猛暑日を乗り越えて98%の活着率を達成。

館長の挿し木苗取りの特許「葉無挿し木法」の活着率は、この猛暑日の連続の中で、

活着率96%を達成しました。

館長の「鼠径ヘルニア」も、脱腸しないで持ちこたえています。

8月7日まで、残り30日、重労働を避けて乗り切ります。

山梨県の甲府は、時々最高気温が全国一になります。それより強烈なのが、ほとんど毎日、

日本の高温ベストテンに入ります。

この猛暑日の連続を乗り切り、イチゴの苗取り「葉無挿し木法」の活着率は、96%です。

つまり盆地の高温で猛烈な暑になるために、イチゴ栽培に最も適さない地域の一つでしょう。

今年の6月は、全国的に平均気温が2.6度ぐらい高くなっています。

甲府も例年より2.5度以上暑くなっているようです。

イチゴの一年で一番重要で大変なのが、イチゴの苗取りです。

一つ間違うと、炭疽病などで苗が全滅したり、小さな苗しか取れなくなってしまいます。

すなわち、来シーズンの収入を失ってしまいます。

苗取りには、大きく分けて親株から栄養をもらいながら小苗が大きくなる「ポット受け法」

親株から切り離し、栄養がもらえない、「挿し木法」があります。

館長は、苗取り作業が効率的で、短期間に沢山の苗が取れる「挿し木法」を採用しています。

この挿し木法は、暑さに弱く炭疽病が出やすいために、採用しているイチゴ園は、少ないようです。

館長は、暑さに強い挿し木法として、イチゴの苗の葉を除去して暑さに強く、炭疽病の出にくい

「葉無挿し木法」を考案して、特許を取得しました。

館長が特許を取得した「葉無挿し木法」が無ければ、この猛暑の時期に苗取りが出来ないでしょう。

しかしながら、人間は勿論植物にとって35度以上の猛暑が連続すると、枯れてしまいます。

一番良い例が、鉄骨の大きなハウスのトマトが猛暑で枯れているようです。

イチゴの苗取りも例外でなく、気温・照度・湿度を出来るだけ通常の28度ぐらいの気象条件に

しなければなりません。

さらに難しいのが、様々な条件を、全ての苗に同じようになるように設備を改良しなければなりません。

残念ながら、完全に同じにすることは、出来ません!

挿し木の苗取りの難しさは、人間でいうと「赤ちゃん」のようにあらゆる環境をやさしくしなければなりません。

一瞬たりとも、猛暑の条件にさらしてはなりません。

万一、35度以上の猛暑の条件にさらすと、苗は全滅します。

苗が活着するまでの、2週間は、一瞬たりと気が抜けません。

人間は、クーラーとエアージャケットでこの猛暑を乗り切ります。

植物は、遮光カーテンで気温を下げたり、頭上散水で苗の温度を下げたり水分を与えたりしながら、

活着率を上げていきます。それ以外に館長が開発した設備が威力を発揮しています。

これからの施設園芸は、前から何度も申し上げているように、今までの既存の施設では、

乗り切れません。特に鉄骨ハウスは、対策なしに生き残れないでしょう。

その時期、その時期にあった条件を農作物に与える新しい設備を開発して与えるが必要があります。

館長も数年前から1000万円以上つぎこみ、温暖化対策を実施してきました。

6月の苗取り時に、今年のような猛暑日が5日以上連続することは、想定外でした。

来年は、6月でも猛暑日が連続しても、苗取りに影響しないような準備をしたいと考えています。

そのためには、この猛暑日の厳しい環境送検を科学的にデーターを入手しながら、対策を考えます。

現在は、来年のことよりも今日の苗が元気に生育することに集中しています。

苗取りは、章姫が一番弱く、紅ほっぺが、一番強いです。

苗も大苗より小苗の方が、活着が早いです。大苗は、活着後の生育が良いので、大苗を多く

使用しています。

今日も悲しいことに、35.4どの猛暑日になってしまいました。

明日は、36度から38度になるらしい。

館長は、ブログを書いたり、データーを整理するこのハウスは、最高気温が38度以上になります。

現在は、人間よりパソコンやプリンターが故障しないように冷やしながら仕事をしています。

写真1.章姫の大苗の生育状況。

写真2.章姫の中苗。

写真3.章姫の小苗。

写真4.紅ほっぺの大苗。

写真5.紅ほっぺの中苗。

写真6.紅ほっぺの小苗。

写真7.ホワイトベリーの大苗。

写真8.ホワイトベリーの中苗。

写真9.ホワイトベリーの小苗。

写真10.6月11日のテストで苗取りした章姫の苗。猛暑日が少なかったので、生育が良いです。

写真10.苗取り出余った章姫の苗。

写真11.苗取りの終わった章姫の親株。

写真12.左は、章姫の親株。右側は、かおり野の親株。

   かおり野は、暑さに弱いので、追加のランナーを出すのが難しいです。

        

写真13.カラスに食べられた、トウモロコシ。トウモロコシの皮をむいて先端を

    カラスが食べてしまいます。最近のカラスは、頭が良いので困ります。

    

 

イチゴの挿し木苗取りの4万本が、3日連続の猛暑日の中の5日間で終わりました!過去最短記録!

館長の「鼠径ヘルニア」も従業員の皆さんのご協力により、無事脱腸しないで

4万本の「葉無挿し木」が終了しました。

8月7日の手術まで、重労働を避ければ、脱腸しないで手術を迎えられるでしょう。

「鼠径ヘルニア」による膨らみは、止まったようですが、膨らみ自体は、硬くなってきました。

今年の苗取りは、章姫のご注文をお断りして、当館の苗に専念するようにしました。

ごく一部のお客様のみ章姫のご注文を受けています。

ご注文をお断りした分、苗の本数が減ったので、毎年2週間の苗取りが1週間で終わりました。

挿し木苗取りは、高温に弱いのでこの3日間の猛暑日の連続には、気を使いました。

館長が取得した「葉無挿し木法」は、蒸散や腐食を招く葉が茎に残っていないので、

この猛暑の暑さでも問題なく挿し木苗取りが、完了しました。

と言っても、過去に経験のない3連続の猛暑日なので、完全に活着するまで安心できません。

今回は、館長が重労働が出来ない分、苗取りの準備や最適条件の準備が出来たので、

スムーズに葉無挿し木法が終了しました。

明日からは、「葉無直接定植法」で栽培ハウスに直接苗を挿し木して、水やりなどの省力化を図りながら、

9月の重労働の定植を省きます。

苗の暑さ対策は勿論ですが、栽培ハウスの高温対策など、作業者の熱中対策が大変です

最近は、労働基準局から31度以上の環境では、連続作業が許可されません。

館長は、サラリーマン時代の、暑さ対策を活用してこの猛暑の中でも、

熱中症にならないよう配慮しなした。

写真1.遮光を2~3重にして熱を遮断しながら、2台のスポットクーラで、涼しい空気を

   送り込みます。皆さん、自宅にいるより涼しいと言っています。

   高齢者8人による、苗の仕上げ作業中です。館長も、立派な高齢者になりました(笑い)。

この栽培ハウスの中の最高気温は、様々な対策をしても、39度近くになります。

これからの施設栽培は、温暖化による高温対策が栽培作物と作業者に必要です。

写真2.12月上旬から収穫する苗のハウス。

写真3.12月中旬からお正月までに収穫する苗のハウス。

 

写真4.お正月から3連休まで収穫する苗のハウス。

写真5.なrが不足する中、頑張ってくれた親株。万一苗取りが、失敗したときは、

   8月末に苗取りが完了する準備もしてあります。

写真6.明日からは、猛暑日の中で、「葉無直接定植法」を行います。

   毎年6月の気温が高くなるので、対策が大変です。

   昨年は、この方式でかおり野を栽培したので、12月中旬から5月末まで、沢山収穫が出来ました。

 

イチゴの苗取りの準備完了!

6月23日からの葉無挿し木の準備が完了しました。

現在は、量産性が良く、作業着間の少ない挿し木は、ほとんど行われていないかもしれません。

ユーチューブは、ほとんど親株から切り離ししない、ポット受けが主流です。

館長は、「鼠径ヘルニア」のために、6月11日から重労働禁止です。

幸い、重労働を禁止したおかげで、膨らみが止まったようです。

何とか、苗取りを乗り切り、8月7日の手術まで、持ちこたえられそうです。

11日から栽培の仕事が出来ないので、様々な条件を調査したり、過去のデーターをまとめたり、

新しい「葉無挿し木計画」や「葉無直接定植計画」を作成しています。

今年ほど「葉無挿し木法」や葉無直接定植法」の前準備が完璧にできたことはありません。

これからの1~2週間は、作成した計画を確実に実行することと、苗の仕上げを、確実に

行えば、成功間違いないです。

猛暑対策は完璧ですが、曇りや雨の日照不足は、少し心配です。

館長的には、晴れて日照が沢山ある方が良いです。

6月11日にテスト的に大苗・中苗・小苗の各40本、合計120本をテスト的に挿し木しました。

38.2度から36.2度の猛暑日にも、びくともしないで全て活着しました。

今年は、様々な条件を改善したので、活着日数も1~2日早く、元気な苗が取れました。

今年も活着率100%を目指し、葉無挿し木法と葉無直接定植法を成功させます。

写真1.6月11日にテストした、小苗。一番早く活着しました。

 

写真2.6月11日にテストした中苗。2番目に早く活着しました。

写真3.6月11日にテストした大苗。活着まで一番時間がかかります。

写真4.章姫の親株。3月の寒さでランナーの出が少ない株が多いです。

    太郎苗・次郎苗・三郎苗まで使用可能です。四郎苗は、使えるのが少ないです。

写真5.左が章姫の親株。右側が、かおり野の親株。かおり野は、暑さでランナーの出が良くないようです。

写真7.左側が館長開発のホワイトベリー。右側が紅ほっぺ。

    どちらも、太郎苗から四郎苗まで使えそうです。

写真8.どちらも紅ほっぺの親株。最近では、苗が多いです。

 

今日の甲府は、日本で一番暑く、38.2度でした!午後の作業は、暑さを避けて14時からにしました。

今日の甲府は、最高気温が38.2度と日本で一番暑かったです。

ちなみに甲府の6月の過去最高気温は、2022年の6月30日の38.3度です。

当館は、猛暑対策が日本で一番進んでいるので、何とか耐えられます。

明日は、暑ければ、仕事が計画以上に進んでいるので、午後はお休みします。

先週の16日には、梅雨いり宣言が出ました。しかし、長期予報通り15日から晴れてきて、

この先10日以上晴れが続きそうです。

もう、甲府には、猛暑の夏と極寒の冬しかないと、館長は思っています。

この温暖化を乗り切るためには、オリジナルの猛暑対策と新しい技術が無いと乗り切れないでしょう。

館長は、猛暑が来る前に重労働の「ポットにココ入れ」やベットにココ盛りを終わらせようと

計画しましたが、今日の猛暑は予想外でした。

それでも、午前中にココ盛りが終わり、15時からマルチ張りを完成させました。

ハウス内の最高温度は、40度でした。

久しぶりの暑さは、皆慣れていないので大変でした。

滴り落ちる汗、暑さで飲み水を何回も飲む!そして定期的に皆の健康状態を確認する。

いちご狩りハウスは、あまり暑いので、14時から15時までは、シャインマスカットの袋掛けをしました。

シャインのハウスは、単棟ハウスなので、風邪が入るので少しは涼しかったです。

館長は、苗取り前に最高の暑さが来たので、ハウス内の気温や照度や地温を測定しました。

苗取りの前に、貴重なデータが取得できて、来週からの苗取りにこの猛暑のデータを

活用します。

来週の苗取りの作業者が、熱中症にならないように、簡易冷房装置2台と扇風機や水などを

準備します

写真1.館長の事務所は、猛烈に暑いので、扇風機で外の涼しい(?)空気を

   中に入れて言います。それでも暑い!

写真2.葉無挿し木定植を行う24ベットがようやく完成しました。

    6月30日から7月2日までで、葉無挿し木定植を行います。

   真新しい白いマルチを見ると、「いよいよ、いちご狩りシーズンの準備が始まる」と、

   少し緊張します。

写真3.休憩場で使用している、簡易冷房機と扇風機。今年も必需品です。

写真4.暑いハウに入れないので、比較的涼しいシャインマスカットのハウスで、

    袋掛けをしました。

写真5.次から次ぎに収穫できるミニトマト「アイコ」。葉が萎れても、実がなります。

    トマトは、不思議な作物です。