いちご狩り

イチゴの実が小さい分収穫時期が早まりそうです。イチゴの脇芽取りをしています。

ようやく11月になり、日照時間が少し増えてきました。

1月末からの収穫の二番花の実には、良い影響を与えるでしょう。

しかし、一番花の実は、定植から出蕾までの日照時間が少ないので、実が小粒です。

12月の収穫量は、例年の4~6割に減るでしょう。

今は、脇芽取りをしていますが、10月の日照時間が少なかった分、株に力が無く、例年より

脇芽が出る本数が少ないです。

館長は、一番花を諦めて2番花の収穫量を増やす方向で仕事をしています。

章姫の2番花は、早ければ11月15日、遅ければ11月29日になりそうです。

館長の希望は、11月22日頃です。

来週から蕾取りをします

写真1.イチゴの株は、ようやく例年並みの大きさになってきました。一番花より

    1月末の二番化の方が大きい実がなり豊作でしょう。

写真2.順路1の夜冷処理の章姫。

写真3.順路1の半夜冷処理の章姫。

写真4.順路1の遅い夜冷処理の章姫。

写真5.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。これは、かおり野です。

写真6.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。紅ほっぺとホワイトベリー。

写真7.夜冷処理のかおり野。

写真8.半夜冷処理のかおり野。

写真9.遅い夜冷処理のかおり野。

夜冷のイチゴの出蕾が、ほぼ終わりました。次は、2番花の出蕾を待ちます。

早いもので、定植を終えて約1月以上が過ぎました。

悲しいことに、一番日照時間が必要な10月の日照時間は、23年の7時間に比べて43%減の3.9時間でした。

従って、9月12日と早く定植した苗ほど、花が小さいです。

10月13日に出蕾した、章姫の花房は、残念ながら枝ごと捨てます。

これから収穫が始まる12月上旬まで、イチゴは粒が小さいでしょう。

11月中旬から2番花の出蕾が、始まります。この2回目の蕾に期待しています。

山梨では、まだ全般的に出蕾は、始まっていないようです。

今年の芯止まり株は、館長の予測に反して少ないです。

唯一、紅ほっぺの早く花芽分化した苗に芯止まりが多く出ました。

紅ほっぺ自体は、昨年より芯止まりが少ないです。

紅ほっぺのの生育が遅れており、花も小さいですね。

2番花の出蕾は、かおり野の夜冷が6%。11月中旬(15日)頃から順次2番花の出来が期待できます。

何とか、11月中旬に2番花の出蕾を確保して、1月末には、2番花の収穫を開始したい

今週は、2日回目の葉欠きと脇芽取りを始めます。

章姫は、日照不足の影響か、株の力が弱く脇芽の発生率が、20%前後です。

1番花の出蕾前のランナーの発生は、少なくなりましたが、2番花の出蕾まえのランナーが沢山で始めました。

土曜日に9月上旬に章姫の苗を届けたお客様の所に行きました。

定植後50日ぐらいなので、株もしっかり大きくなっており、出蕾が始まっていました。

日照が少ないのに花も大きかったようです。

館長の夜冷処理の苗は、定植後30日で出蕾するために、定植後株が大きくなる余裕が少ないので、

10月の日照不足が影響したのでしょう。

来年は、10月に日照が少なくても頑張れるように対策をします。

今日1日、来シーズンの苗取りから定植までの対策やそれを実施するための計画を作成していました。」

館長の鼠経ヘルニアの手術は、成功したみたいで、腸の出っ張りが感じられなくなりました。

尿カテーテルの抜き損ないによる出血は、完全に止まり、完治したようです。

手術後の左腕の筋肉痛みたいな、傷みはほぼ3か月過ぎて無くなりそうです。

この痛みは、涼しい(20度以下)と激痛に近い物でした。

今回は、鼠経ヘルニアの手術自体は、何の問題はなかったが、それ以外が、運が悪く

1月以上仕事に復帰できず、左腕の痛みで作業が出来ませんでした。

精神的には、遅れていた章姫の苗もお客様に届き、ホッとしました。

やはり、他のイチゴ園の苗(章姫)を引き受けることは、責任が大きいと感じて、悩みました!

写真1.は、章姫の脇芽。例年より本目が脇芽より太いので、判別が分かりやすいです。

 

写真2.全体的に大きくなってきた順路1の章姫。

写真3.順路1の夜冷処理の章姫。脇芽取りと葉欠きをしました。1個目の花から2個目の花に移っています。

写真4.半夜冷の章姫。1個目の花が咲いています。

 

写真5.遅い夜冷の章姫。まだ株元に出蕾したばかりです。

  

写真6.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

写真7.順路2のむしぃりのかおり野。

写真8.順路2の紅ほっぺ・ホワイトベリー。紅ほっぺは、例年出蕾が遅いです。

写真9.夜冷処理のかおり野。日照が少ないので、花が小さいため全て除去しました。

    2番花の出蕾が、6%です。来週には約50%出蕾するでしょう。

   12月末には、収穫できるでしょう。

 

写真10.半夜冷処理のかおり野。ことらも花が小さいので半分以上除去しました。

写真11.遅い夜冷処理のかおり野。こちらは、8割ぐらい蕾を残しました。

写真12.遅い夜冷処理の順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

    遅く植えた分、株や花が大きいです。

写真13.半夜冷処理のホワイトベリー。

写真14.遅い夜冷処理のホワイトベリー。

 

 

イチゴの夜冷のかおり野に2番花の出蕾開始。半夜冷の章姫の2番花の花芽分化が起きました。富士山に初冠雪!

毎日、雨や曇りの日が多くて、イチゴの花が小さくなり、大きな実が期待できません。

24日の朝から急激に寒くなりました。これからは、ハウスの保温管理が重要になります。

1.夜冷処理のかおり野の早い株には、2番花の出蕾が始まりました昨年より5日早いです。

2.半夜冷処理の章姫に2番花の花芽分化が起きました。

3.夜冷処理の章姫には、もう花芽分が起きていて、11月15日頃に出蕾するでしょう。

イチゴの栽培の難しさは、1番花の出蕾時期と2番花の出蕾時期のコントロールが重要です。

3番花の出来管理は、ほぼ通常のハウスの保温をしていれば、問題なく出蕾します。

今年の館長の目標は、2番花の出蕾時期のコントロールと2番目の実の収穫時期を早めることです。

イチゴの施設園芸で利益を出すためには、イチゴの収穫回数を増やすことです。

来年の対策として、

1.親株の温暖化対策

2.育苗の温暖化対策

3.1番花の花芽分化時期の安定的な確保。

4.2番花の花芽分化時期を早める。

5.2番花の収穫時期を早める。

従って、数百万円を再投資して、館長オリジナル設備の開発と投資が必要となります。

今年の利益も、この投資に使います。

写真1.富士山に初冠雪。例年より21日遅いです。昨年よりは15日早いです。

   今年も温暖化でイチゴの花芽は遅れるでしょう。しかし、昨年よりは

   早いでしょう。初冠雪も7合目まで、一気に雪が積もりました。

写真2.ハウスのイチゴが全体的に大きくなり、ハウスの中が、緑色になってきました。

写真2.順路1の章姫。手前が夜冷処理の章姫。出蕾は、84%完了。

   奥は、半夜冷の章姫。出蕾は、46%」完了。

 

 

写真3。遅い夜冷処理の章姫。大分、大きくなりました。27日頃から出蕾が始まります。

写真3.1。夜冷処理の章姫は、出蕾を終えて、次の新葉が出てきました。

    新葉としては、太くて元気ですこの後4枚目の新葉の次に2番花が出蕾します。

  11月の20日頃でしょう。

写真3.2・1個目の花は、マルハナが間に合わなくて不受精かもしれません。しかし、花房の

     枝は、太くてしっかりしているように見えます。

写真4.順路2のかおり野・紅・ホワイトベリー。夜冷の紅ほっぺは、64%出蕾。

    紅ほっぺは、例年より株が小さめです。

 

写真5.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。手前が半夜冷の紅ほっぺ。

    奥が半夜冷のかおり野。

写真6.

順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。手前が遅い夜冷の紅ほっぺ。

    奥が遅い夜冷のかおり野。

写真7.手前が遅い夜冷のホワイトベリー。奥が半夜冷のホワイトベリー。

写真8.左がスターナイト。右が遅い夜冷の章姫。

写真9.遅い夜冷の章姫。左が肥料が少なく、右側がテストで肥料が倍の章姫。

   来年は、全て肥料を倍にします。

 

写真10.長野から根のみで入手した章姫。ポットに入れ替えてようやく定植が

    可能になりました。来週の土曜日に引き渡す予定。

   根だけの株をポットに植えたのは、25年で初めてでした。

写真11.来年用に苗取りした,親株。葉無挿し木法で苗を取りました。