農園案内

5月7日~中旬のイチゴ狩り状況

5月16日から5月22日までご予約をお受けできます。

今シーズンは、5月23日でイチゴ狩りは、閉園です。

コロナウイルス感染状況も少し減って、山梨は100人を少し切るようになりました。

全国的に感染が減っているのは、集団免疫が出来たのではないかと、館長なりに

考えています。

20年8月に肺がんの手術をして左肺の上葉を摘出して、酸素濃度が93~95の

館長は、コロナに感染しないよう必死に対策をして、イチゴ狩りのお客様を

お迎えしました。

今では、飛沫感染防止ボーを介して、大きな声を出さないようにスピーカーで

お客様に当館のイチゴ狩りの内容を説明していると、笑っているお客様も

出て来ました。それだけ、皆さんコロナに慣れてきたのでしょう。

今年のゴールデンウイークは、前半は例年より少なめで後半は例年並みでした。

当館は、ゴールデンウイーク中、全てご予約が入っていました。

他のイチゴ園も5月3日には、全てご予約が入ったようで、電話が鳴りっ放しでした。

当館の今週のイチゴの状況は、昨年より良く沢山の実がなっています。

特に順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリーは、良いですね。

これは、ハウスミストの効果と考えています。

親株の生育状況は、3月~5月の異常気象でランナーが少ないように感じます。

今年は、全国的に苗不足になるかもしれません。

来週は、ランナーの本数宇を数えて、昨年と比較します。

写真1。順路1の章姫。今週は小粒ですが甘いです。小粒と思いきや、大粒もあります。

写真2。順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。かおり野に甘さが戻ってきました。

 右側がかおり野。左側が紅ほっぺとホワイトベリー。

写真3.左側がホワイトベリーの親株。今年は親株のそろいが良いです。

    沢山苗が採れそうです。右は、紅ほっぺの親株。

写真4.両方とも紅ほっぺの親株。今年は、涼ししく、ベットの低いB棟に紅ほっぺを

    変えました。

写真5.左側は、かおり野の親株。かおり野は、品種特性で苗の数が少ないです。

   今年は、日当たりの良いC棟に移動したので、例年より沢山の苗が採れることを

   期待しています。右側は、章姫の親株。太郎・次郎苗まで苗が出ています。

写真6.どちらも章姫の親株。左側の方が、日当たりが良く沢山ランナーが出ています。

 

今年の館長のモットー「館長失敗しないので!」と言いたい。

 

大変申し訳ありませんが。2月末までご予約の定員に達しました。
3月からご予約をお受けできます。

今年は、ハウスのエリアごとや品種ごとの収穫時期を摘果や温度調整により収穫時期を

変えてお歳暮やお年賀に対応しています。しかし、量的には例年の3割ぐらいの収量です。

コロナの感染が少しずつ増えています。

このままでは、毎週2倍のペースで増加するかもしれません。

コロナの基本対策を皆で守って、感染を防止しましょう。

当館のコロナ対策  http://www.gurume-ichigokan.com/covid19/

館長は、これまで他のイチゴ園い先立ち、最新鋭設備の

「株元炭酸ガス」や「ハウスミスト」や「酸素供給装置」導入して。

1.安心・安全の無農薬栽培(残留農薬ゼロ)

2.練乳なしで食べれる甘いイチゴ栽培。

3.プライベートエリア制による時間制限無

4.多品種(現在は4種類)のいちご狩り。

5.白苺の開発(ホワイトベリー)

に取り組み達成しました。

館長は、1年半前、ステージ3の肺癌で左肺の半分を切除しました。

国立がんセンターの統計では、

館長が5年生きる残る確率は20%。(5人に1人助かる)。

館長が10年生き残る勝率は、11.6%(10人に1に助かる)

現在は、癌の転移も無く元気に過ごしています。

元気になった今は、何年(何歳まで)生き残れるかと言うよりは、

館長のライフワークとして下記2点に取り組み完成させたい。

1.異常気象による対策を行い、失敗しないイチゴ栽培のを完成。

2.苗取しでの「葉無直接定植法」と「葉無挿し木法」の完成と全国展開。

農業は気候に影響されると言われています。

さらに、温暖化による気温上昇と不作の関係。

館長は10年前から「温暖化対策」として苗の夜冷処理や「葉無挿し木法」による

良い苗の確保を進めてきました。

しかしながら、最近は「温暖化」に加え「時期外れの低温」が起きています。

つまり、温暖化と時期外れの低温の対策をしなければ、満足な収穫量が確保できません。

昨年の異常気象の例をご説明します。

前年度より増加
前年度より減少
日平均 日最高 日最低 日照
2020年 7 24.6 29.1 21.7 2.3
2021年   26.1 31.8 22.6 5.8
2020年 8 29 35.8 24.7 8.2
2021年   27 32.4 23.4 5.2
2020年 9 24.4 29.5 21 4.2
2021年   22.7 27.7 19 5
2020年 10 16.5 21.4 12.6 4.5
2021年   17.9 23.3 13.5 6.3
2020年 11 12 18.3 8.6 6.9
2021年   11.1 17.7 5.6 7.5
2020年 12 5.7 12.4 0.2 7.6
2021年   5.7 11.9 0.4 7

1.8月の気温が昨年より2~3度低くなり、8月にイチゴが秋と感じてしまい半月早く花を付けた。

2.10月の気温が昨年より0.9~1.9度高くなり、2番目の花が半月遅れた。

これまでの異常気象は、かろうじてイチゴ栽培の花芽分化に極端な変化を与えなかったが、

おそらく、最近の温度がイチゴ栽培の限界温度に近づいてきているのでしょう。

特に寒い時期の波と温かい時期の異常気象の波が、運悪くイチゴ栽培の限界温度に達すると

大きな不作になります。

昨年のリンゴは、花の咲く時期に霜が降りで長野や青森のリンゴが大不作になりました。

館長は、肺癌の手術を受けてからケーブルテレビで再放送される

「ドクターX]や「白い巨塔」などの医学テレビのとりこになっています。

今年の館長は、ドクターXのように「失敗しないので」と言えるようになりたい。

写真0.館長は、今年で74才になりました。まずはまずは、肺がんを克服して

    手術から5年後の2025年の8月まで生き残ることを目標に頑張ります。

写真1は、順路2の章姫。一番収穫時期が遅れています。

写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    苗取無のかおり野は、7月1日に苗取無て直接定植をしたので、

    生育が良く影響が少なく、これから2番目の収穫開始です。

    紅ほっぺは、少し遅れています。

写真3.年末のお歳暮や年始のご挨拶に使用するイチゴを収穫するように、摘果や

    低温処理により、パックサイズは、収穫量を確保しています。

写真4.いちご狩り用のかおり野は、少しづつ大きな実が出て来ました。

写真5.は、お土産のかおり野です。館長の狙いとおり、大きな実が真っ盛りです。

写真6.大粒のイチゴの収穫のために、収穫時期を2~3週間遅らせた、アイベリー。

   年末の大粒の出荷に薬立ちました。まだ大きな実も有ります。

写真7.一番先に咲いたアイベリーですが、温度を低くしたので、これからまだ大粒が収穫できます。

写真8.パックサイズになったさちのか。

 

今年も残留農薬の検査結果、農薬は検出されませんでした。

コロナの感染も一部の地域で、若干増加が見られています。

岩手県は、10月10日から41日間、感染者ゼロです。素晴らしいです!!!!!

山梨県は、26日間連続ゼロです。

今年も当館のイチゴの残留農薬を検査機関に出しました。

検査結果は、19年連続残留農薬が検出されませんでした。

今年も安心して、お客様に安全で安心できる甘いイチゴをご提供出来るので

ホッとしました。

世界中が無農薬(残留農薬ゼロ)に向かっていますが日本は、まだ無農薬に関する要望は少ないようです。

10~20年前は、温暖化もあまり問題になっていませんでしたが、今は誰でも温暖化は

大きな問題と認識するようになりました。

早く、無農薬(残留農薬ゼロ)の食材が広まることを願っています。

今年のイチゴは、7月1日に苗取無で直接定植した「かおり野」は、過去最高の出来栄えです。

しかし、かおり野以外は、ほとんど大粒が収穫できません。

かおり野以外のイチゴは、8月13日から20日にかけての寒さで、1番目の実が3週間以上早く花が咲き、

小粒で11月の収穫になり、12月は、ほとんどイチゴがありません。

2番目の実は、10月の温かさで、出蕾が約20日遅れて、1月末から収穫開始です。

館長は、自然をコントロールして夜冷処理を行い、異常気象に対応していましたが、温暖化の備えは

十分でしたが、8月の冷夏に対する対策が不十分でした。

どんな理由が有っても12月~1月末までほとんどイチゴが収穫できない現状は、22年間で

一番の屈辱です。

毎年の当館イチゴをご利用いただいている、お客様の対応に全力を投入しています。

写真1.今年も残留農薬を検査しました。検査結果を公表します。

写真1。鳴沢村の道の駅から見た富士山。

写真2.山中湖の忍野村の「八州」さんから見えた富士山。

写真3.順路1の章姫。少しずつ小粒の章姫が収穫中です。全体の8割が小粒です。

写真4.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。かおり野は、

    11月13日から収穫出来ています。紅ほっぺは、11月22日から少しずつ

    収穫できそうです。大きい粒は、少なさそうです。

写真5.遅い夜冷処理は、まだ収穫できません。

写真6.遅い夜冷処理の順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    夜冷処理が遅い分、8月の冷夏の影響が少なくて、少し大粒が期待できそう。

写真7.お土産のかおり野。赤いイチゴはちらほら有ります。

写真8.夜冷処理のアイベリー。

写真9.お土産のホワイトベリー(白苺)。

写真10.手前がさちのか。奥がアイベリー。

 

 

 

12月のイチゴはかおり野のやアイベリーを除いて小粒です。

山梨のコロナの感染者は、16日連続ゼロです。

巨人は負けましたね。残念ですが、やはり岡本抜きと力不足の両方で仕方がないでしょう。

かし、ヤクルトは、ヒットが少ないのに効率的に得点をああげました。

これが実力でしょう。若い選手を育てながら戦いぬいた、高津監督さんは素晴らしい!

夜冷処理の章姫や紅ほっぺは、1番目の花が早く咲いたので小粒になります。

かおり野は、7月1日に苗取無の直接定植のため、株が大きく生育していたので、

花が早くても7~8割がた大きな実が取れそうです。

館長は、イチゴの収穫時期を調整しようと20年間本を読んでテストしていました。

これまで、異常気象と言われながらもそれなりの収穫時期を目指していたので、

あまり大きな失敗はしませんでした。

今年は、例年になく収穫時期を早めようと計画・実施しましたが、予想しなかった8月の寒さで

イチゴの自然花芽分化が早まり、夜冷処理がさらに花芽分化を早めた結果、10月4日から11日に出た

花が小さく、章姫や紅ほっぺは、小さな実しか収穫できそうにありません。

イチゴの収穫時期をコントロールするには、

1.苗取から育苗期間の苗の大きさと肥料の管理➡2.夜冷処理の時期と期間と温度と肥料管理

➡3.花芽分化の時期の顕微鏡調査➡4.定植時期と肥料の管理➡5.2番目の花芽分化の肥料管理。

など、管理する項目が沢山あります。

基本的には、苗の大きさと肥料管理と温度管理になります。

今までは、花芽分化が10月15日以降だったのと、10月の温度が低かったので

2番目の花芽分化は、気にしないで自然花芽分化で問題ありませんでした。

しかし、今年は花芽分化時初期が8月14日頃で出蕾時期が10月4にちと早く2番目の出蕾時期が

早まり10月上旬になりました。

この10月上旬の平均気温が22度前後と例年より高く、2番目の花の花芽分化を遅らせたようです。

例年の10月上旬の平均気温は、15度前後です。

1番目の花の実を大きくするために、肥料濃度も高くしすぎたのも一因かもしれません。

来シーズンは、

1.異常気象(寒い時・暑い時)を考慮した夜冷処理。

2.育苗管理

3.花芽分化時期と顕微鏡調査の精度アップ。

4.2番目の花の花芽分化を顧慮した定植から収穫時期の肥料管理

など、様々な基本条件を見直し、12月~2月までの収穫時期をコントロールしたい。

個人的な話

 館長の肺癌(ステージ3)は、手術後1年を過ぎて、どこも異常なく過ごしています。

2~3日前、国立がんセンターが、癌の10年後の生存率を発表しました。

肺癌のステージ3の10年生存率は、13.5%でした。5年生存率は、21%。

10年前から昨年までの医学は進歩しているので、館長も発表の数値より

長く生きられると思いますが、現実をもう一度突きつけられました。

残り何年か分かりませんが、それまで失敗しない新しいイチゴの栽培方法を見つけます

写真1.11月11日に原油の高騰で困っているイチゴ農園として当館を取材に来ました。

    A重油は、昨年の69円/Lから100円/Lと3割値段が上がっています。まだ12月までに

    値段は上昇するでしょう。この値上がりによる損失は、50万円になるでしょう。

順路1の章姫。10月4日に出蕾した蕾は、全て除去したので、まだ赤いイチゴは少ないです。

写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    10月4日の出蕾した一部の実が出ています。

写真3。遅い夜冷処理で収穫時期を遅らせる予定が、自然花芽分化で早い夜冷処理と

    同じになりました。2番目の出蕾が、11月22~29日と遅れるので

    葉の枚数を5枚に減らしました。

写真4.遅い夜冷処理の順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    遅く植えましたが、ようやく大きくなりました。

写真5。お土産のかおり野。実が赤くなり始めました。

写真6.お土産のかなみ姫とホワイトベリー(白苺)。

写真7.お土産のさちのかと愛ベリー。例年より大きな株に仕上げました。

    2番目の花が遅れています。

写真8.10月4日に出蕾した、かおり野。糖度は、13以上です。

写真9.10月4日に出蕾した、かおり野。糖度は、13以上です。

写真10.5年前に購入した「イチゴ大辞典」。もう一度読み直しています。

     722ページあり、写真やグラフで詳しく説明が有ります。

 

イチゴの定植苗が大きくなってきました。

 東京のコロナ感染は、皆の予測に反して大幅に激減しました。

緊急事態宣言の無力化を述べていた報道各社は、少しは反省すべきと感じてます。

なにわさておき、コロナが激減したのは良いことです。

悲しいことに山梨はコロナのクラスターが発生したりして、いまだコロナの感染が

収束していません。

私達は、ただひたすらにコロナの感染が収束するまで待ちます。

さて、イチゴの定植は、アイベリーの遅い夜冷処理300本を除いてすべて終わりました。

7~8月の日照不足の影響で小苗になったイチゴの苗は、館長の予測以上に元気に生育しています。

今年の苗の特徴は、良い苗と良くない苗の差が大きいことです。

人間で言えば、「貧富の格差拡大!}です。

日照不足の苗の対策の効果を確認しながら、残留農薬ゼロ(無農薬栽培)を進めています。

今年の当館のイチゴの花芽分化は、例年より2週間から1月くぐらい早まっています。

夜冷処理で花芽分化の早いイチゴは、10月5~15日に出蕾する予測です。

出来るだけ遅いことを祈っています。

写真1。昨日の雨で富士山に雪が積もり、ハッキリ積雪が見えました。

   毎年、富士山には、雪が一番似合いますね!

写真2.順路1の章姫。花芽分化の出来具合により9月10日から9月21の間に

    定植しました。出蕾は、10月5日~10月20日頃。

写真3.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

    手前のベットは、夜冷処理の紅ほっぺ・半夜冷の紅ほっぺ・

    夜冷のホワイトベリーと半夜冷のホワイトベリー。

    奥のベットは、7月1日に苗取無で直接定植したかおり野。

    自然花芽分化のかおり野の出蕾は、10月5日~10月25日頃。

写真4.手前のベットは、夜冷処理の9月10日定植の章姫。

    奥のベットは、半夜冷処理の9月15日定植の章姫。

  定植が5日間の差でも、株の大きさがずいぶん以外ます。

写真5.9月21日の定植したおそい夜冷処理の章姫。

写真6.9月22日定植の遅い夜冷処理のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

写真7.お土産エリアの品種。

    手前から「かなみ姫」・サラダイチゴとホワイトベリー・さちのか・アイベリー。

写真8。お土産エリアの

   かおり野・紅ほっぺ・さちのか・アイベリー。

写真9.1Kg2万5千円の飯田の松茸。今年は豊作らしいですが、まだ高値ですね!

    傘が開いているので、大きい方は松茸ご飯。小さい方は、焼き松茸。

    焼き松茸は、今年から友人と一緒に松茸を食べるために栽培を開始した、

    「種無しスダチ」を使います。

    しかし、悲しいことに友人は癌の闘病生活で一緒に食べれるません。

写真10.松茸ように栽培している、「種無しスダチ」