農園案内

5月7日~中旬のイチゴ狩り状況

5月16日から5月22日までご予約をお受けできます。

今シーズンは、5月23日でイチゴ狩りは、閉園です。

コロナウイルス感染状況も少し減って、山梨は100人を少し切るようになりました。

全国的に感染が減っているのは、集団免疫が出来たのではないかと、館長なりに

考えています。

20年8月に肺がんの手術をして左肺の上葉を摘出して、酸素濃度が93~95の

館長は、コロナに感染しないよう必死に対策をして、イチゴ狩りのお客様を

お迎えしました。

今では、飛沫感染防止ボーを介して、大きな声を出さないようにスピーカーで

お客様に当館のイチゴ狩りの内容を説明していると、笑っているお客様も

出て来ました。それだけ、皆さんコロナに慣れてきたのでしょう。

今年のゴールデンウイークは、前半は例年より少なめで後半は例年並みでした。

当館は、ゴールデンウイーク中、全てご予約が入っていました。

他のイチゴ園も5月3日には、全てご予約が入ったようで、電話が鳴りっ放しでした。

当館の今週のイチゴの状況は、昨年より良く沢山の実がなっています。

特に順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリーは、良いですね。

これは、ハウスミストの効果と考えています。

親株の生育状況は、3月~5月の異常気象でランナーが少ないように感じます。

今年は、全国的に苗不足になるかもしれません。

来週は、ランナーの本数宇を数えて、昨年と比較します。

写真1。順路1の章姫。今週は小粒ですが甘いです。小粒と思いきや、大粒もあります。

写真2。順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。かおり野に甘さが戻ってきました。

 右側がかおり野。左側が紅ほっぺとホワイトベリー。

写真3.左側がホワイトベリーの親株。今年は親株のそろいが良いです。

    沢山苗が採れそうです。右は、紅ほっぺの親株。

写真4.両方とも紅ほっぺの親株。今年は、涼ししく、ベットの低いB棟に紅ほっぺを

    変えました。

写真5.左側は、かおり野の親株。かおり野は、品種特性で苗の数が少ないです。

   今年は、日当たりの良いC棟に移動したので、例年より沢山の苗が採れることを

   期待しています。右側は、章姫の親株。太郎・次郎苗まで苗が出ています。

写真6.どちらも章姫の親株。左側の方が、日当たりが良く沢山ランナーが出ています。

 

今年の館長のモットー「館長失敗しないので!」と言いたい。

 

大変申し訳ありませんが。2月末までご予約の定員に達しました。
3月からご予約をお受けできます。

今年は、ハウスのエリアごとや品種ごとの収穫時期を摘果や温度調整により収穫時期を

変えてお歳暮やお年賀に対応しています。しかし、量的には例年の3割ぐらいの収量です。

コロナの感染が少しずつ増えています。

このままでは、毎週2倍のペースで増加するかもしれません。

コロナの基本対策を皆で守って、感染を防止しましょう。

当館のコロナ対策  http://www.gurume-ichigokan.com/covid19/

館長は、これまで他のイチゴ園い先立ち、最新鋭設備の

「株元炭酸ガス」や「ハウスミスト」や「酸素供給装置」導入して。

1.安心・安全の無農薬栽培(残留農薬ゼロ)

2.練乳なしで食べれる甘いイチゴ栽培。

3.プライベートエリア制による時間制限無

4.多品種(現在は4種類)のいちご狩り。

5.白苺の開発(ホワイトベリー)

に取り組み達成しました。

館長は、1年半前、ステージ3の肺癌で左肺の半分を切除しました。

国立がんセンターの統計では、

館長が5年生きる残る確率は20%。(5人に1人助かる)。

館長が10年生き残る勝率は、11.6%(10人に1に助かる)

現在は、癌の転移も無く元気に過ごしています。

元気になった今は、何年(何歳まで)生き残れるかと言うよりは、

館長のライフワークとして下記2点に取り組み完成させたい。

1.異常気象による対策を行い、失敗しないイチゴ栽培のを完成。

2.苗取しでの「葉無直接定植法」と「葉無挿し木法」の完成と全国展開。

農業は気候に影響されると言われています。

さらに、温暖化による気温上昇と不作の関係。

館長は10年前から「温暖化対策」として苗の夜冷処理や「葉無挿し木法」による

良い苗の確保を進めてきました。

しかしながら、最近は「温暖化」に加え「時期外れの低温」が起きています。

つまり、温暖化と時期外れの低温の対策をしなければ、満足な収穫量が確保できません。

昨年の異常気象の例をご説明します。

前年度より増加
前年度より減少
日平均 日最高 日最低 日照
2020年 7 24.6 29.1 21.7 2.3
2021年   26.1 31.8 22.6 5.8
2020年 8 29 35.8 24.7 8.2
2021年   27 32.4 23.4 5.2
2020年 9 24.4 29.5 21 4.2
2021年   22.7 27.7 19 5
2020年 10 16.5 21.4 12.6 4.5
2021年   17.9 23.3 13.5 6.3
2020年 11 12 18.3 8.6 6.9
2021年   11.1 17.7 5.6 7.5
2020年 12 5.7 12.4 0.2 7.6
2021年   5.7 11.9 0.4 7

1.8月の気温が昨年より2~3度低くなり、8月にイチゴが秋と感じてしまい半月早く花を付けた。

2.10月の気温が昨年より0.9~1.9度高くなり、2番目の花が半月遅れた。

これまでの異常気象は、かろうじてイチゴ栽培の花芽分化に極端な変化を与えなかったが、

おそらく、最近の温度がイチゴ栽培の限界温度に近づいてきているのでしょう。

特に寒い時期の波と温かい時期の異常気象の波が、運悪くイチゴ栽培の限界温度に達すると

大きな不作になります。

昨年のリンゴは、花の咲く時期に霜が降りで長野や青森のリンゴが大不作になりました。

館長は、肺癌の手術を受けてからケーブルテレビで再放送される

「ドクターX]や「白い巨塔」などの医学テレビのとりこになっています。

今年の館長は、ドクターXのように「失敗しないので」と言えるようになりたい。

写真0.館長は、今年で74才になりました。まずはまずは、肺がんを克服して

    手術から5年後の2025年の8月まで生き残ることを目標に頑張ります。

写真1は、順路2の章姫。一番収穫時期が遅れています。

写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    苗取無のかおり野は、7月1日に苗取無て直接定植をしたので、

    生育が良く影響が少なく、これから2番目の収穫開始です。

    紅ほっぺは、少し遅れています。

写真3.年末のお歳暮や年始のご挨拶に使用するイチゴを収穫するように、摘果や

    低温処理により、パックサイズは、収穫量を確保しています。

写真4.いちご狩り用のかおり野は、少しづつ大きな実が出て来ました。

写真5.は、お土産のかおり野です。館長の狙いとおり、大きな実が真っ盛りです。

写真6.大粒のイチゴの収穫のために、収穫時期を2~3週間遅らせた、アイベリー。

   年末の大粒の出荷に薬立ちました。まだ大きな実も有ります。

写真7.一番先に咲いたアイベリーですが、温度を低くしたので、これからまだ大粒が収穫できます。

写真8.パックサイズになったさちのか。

 

今年も残留農薬の検査結果、農薬は検出されませんでした。

コロナの感染も一部の地域で、若干増加が見られています。

岩手県は、10月10日から41日間、感染者ゼロです。素晴らしいです!!!!!

山梨県は、26日間連続ゼロです。

今年も当館のイチゴの残留農薬を検査機関に出しました。

検査結果は、19年連続残留農薬が検出されませんでした。

今年も安心して、お客様に安全で安心できる甘いイチゴをご提供出来るので

ホッとしました。

世界中が無農薬(残留農薬ゼロ)に向かっていますが日本は、まだ無農薬に関する要望は少ないようです。

10~20年前は、温暖化もあまり問題になっていませんでしたが、今は誰でも温暖化は

大きな問題と認識するようになりました。

早く、無農薬(残留農薬ゼロ)の食材が広まることを願っています。

今年のイチゴは、7月1日に苗取無で直接定植した「かおり野」は、過去最高の出来栄えです。

しかし、かおり野以外は、ほとんど大粒が収穫できません。

かおり野以外のイチゴは、8月13日から20日にかけての寒さで、1番目の実が3週間以上早く花が咲き、

小粒で11月の収穫になり、12月は、ほとんどイチゴがありません。

2番目の実は、10月の温かさで、出蕾が約20日遅れて、1月末から収穫開始です。

館長は、自然をコントロールして夜冷処理を行い、異常気象に対応していましたが、温暖化の備えは

十分でしたが、8月の冷夏に対する対策が不十分でした。

どんな理由が有っても12月~1月末までほとんどイチゴが収穫できない現状は、22年間で

一番の屈辱です。

毎年の当館イチゴをご利用いただいている、お客様の対応に全力を投入しています。

写真1.今年も残留農薬を検査しました。検査結果を公表します。

写真1。鳴沢村の道の駅から見た富士山。

写真2.山中湖の忍野村の「八州」さんから見えた富士山。

写真3.順路1の章姫。少しずつ小粒の章姫が収穫中です。全体の8割が小粒です。

写真4.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。かおり野は、

    11月13日から収穫出来ています。紅ほっぺは、11月22日から少しずつ

    収穫できそうです。大きい粒は、少なさそうです。

写真5.遅い夜冷処理は、まだ収穫できません。

写真6.遅い夜冷処理の順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    夜冷処理が遅い分、8月の冷夏の影響が少なくて、少し大粒が期待できそう。

写真7.お土産のかおり野。赤いイチゴはちらほら有ります。

写真8.夜冷処理のアイベリー。

写真9.お土産のホワイトベリー(白苺)。

写真10.手前がさちのか。奥がアイベリー。

 

 

 

12月のイチゴはかおり野のやアイベリーを除いて小粒です。

山梨のコロナの感染者は、16日連続ゼロです。

巨人は負けましたね。残念ですが、やはり岡本抜きと力不足の両方で仕方がないでしょう。

かし、ヤクルトは、ヒットが少ないのに効率的に得点をああげました。

これが実力でしょう。若い選手を育てながら戦いぬいた、高津監督さんは素晴らしい!

夜冷処理の章姫や紅ほっぺは、1番目の花が早く咲いたので小粒になります。

かおり野は、7月1日に苗取無の直接定植のため、株が大きく生育していたので、

花が早くても7~8割がた大きな実が取れそうです。

館長は、イチゴの収穫時期を調整しようと20年間本を読んでテストしていました。

これまで、異常気象と言われながらもそれなりの収穫時期を目指していたので、

あまり大きな失敗はしませんでした。

今年は、例年になく収穫時期を早めようと計画・実施しましたが、予想しなかった8月の寒さで

イチゴの自然花芽分化が早まり、夜冷処理がさらに花芽分化を早めた結果、10月4日から11日に出た

花が小さく、章姫や紅ほっぺは、小さな実しか収穫できそうにありません。

イチゴの収穫時期をコントロールするには、

1.苗取から育苗期間の苗の大きさと肥料の管理➡2.夜冷処理の時期と期間と温度と肥料管理

➡3.花芽分化の時期の顕微鏡調査➡4.定植時期と肥料の管理➡5.2番目の花芽分化の肥料管理。

など、管理する項目が沢山あります。

基本的には、苗の大きさと肥料管理と温度管理になります。

今までは、花芽分化が10月15日以降だったのと、10月の温度が低かったので

2番目の花芽分化は、気にしないで自然花芽分化で問題ありませんでした。

しかし、今年は花芽分化時初期が8月14日頃で出蕾時期が10月4にちと早く2番目の出蕾時期が

早まり10月上旬になりました。

この10月上旬の平均気温が22度前後と例年より高く、2番目の花の花芽分化を遅らせたようです。

例年の10月上旬の平均気温は、15度前後です。

1番目の花の実を大きくするために、肥料濃度も高くしすぎたのも一因かもしれません。

来シーズンは、

1.異常気象(寒い時・暑い時)を考慮した夜冷処理。

2.育苗管理

3.花芽分化時期と顕微鏡調査の精度アップ。

4.2番目の花の花芽分化を顧慮した定植から収穫時期の肥料管理

など、様々な基本条件を見直し、12月~2月までの収穫時期をコントロールしたい。

個人的な話

 館長の肺癌(ステージ3)は、手術後1年を過ぎて、どこも異常なく過ごしています。

2~3日前、国立がんセンターが、癌の10年後の生存率を発表しました。

肺癌のステージ3の10年生存率は、13.5%でした。5年生存率は、21%。

10年前から昨年までの医学は進歩しているので、館長も発表の数値より

長く生きられると思いますが、現実をもう一度突きつけられました。

残り何年か分かりませんが、それまで失敗しない新しいイチゴの栽培方法を見つけます

写真1.11月11日に原油の高騰で困っているイチゴ農園として当館を取材に来ました。

    A重油は、昨年の69円/Lから100円/Lと3割値段が上がっています。まだ12月までに

    値段は上昇するでしょう。この値上がりによる損失は、50万円になるでしょう。

順路1の章姫。10月4日に出蕾した蕾は、全て除去したので、まだ赤いイチゴは少ないです。

写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    10月4日の出蕾した一部の実が出ています。

写真3。遅い夜冷処理で収穫時期を遅らせる予定が、自然花芽分化で早い夜冷処理と

    同じになりました。2番目の出蕾が、11月22~29日と遅れるので

    葉の枚数を5枚に減らしました。

写真4.遅い夜冷処理の順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白苺)。

    遅く植えましたが、ようやく大きくなりました。

写真5。お土産のかおり野。実が赤くなり始めました。

写真6.お土産のかなみ姫とホワイトベリー(白苺)。

写真7.お土産のさちのかと愛ベリー。例年より大きな株に仕上げました。

    2番目の花が遅れています。

写真8.10月4日に出蕾した、かおり野。糖度は、13以上です。

写真9.10月4日に出蕾した、かおり野。糖度は、13以上です。

写真10.5年前に購入した「イチゴ大辞典」。もう一度読み直しています。

     722ページあり、写真やグラフで詳しく説明が有ります。

 

イチゴの定植苗が大きくなってきました。

 東京のコロナ感染は、皆の予測に反して大幅に激減しました。

緊急事態宣言の無力化を述べていた報道各社は、少しは反省すべきと感じてます。

なにわさておき、コロナが激減したのは良いことです。

悲しいことに山梨はコロナのクラスターが発生したりして、いまだコロナの感染が

収束していません。

私達は、ただひたすらにコロナの感染が収束するまで待ちます。

さて、イチゴの定植は、アイベリーの遅い夜冷処理300本を除いてすべて終わりました。

7~8月の日照不足の影響で小苗になったイチゴの苗は、館長の予測以上に元気に生育しています。

今年の苗の特徴は、良い苗と良くない苗の差が大きいことです。

人間で言えば、「貧富の格差拡大!}です。

日照不足の苗の対策の効果を確認しながら、残留農薬ゼロ(無農薬栽培)を進めています。

今年の当館のイチゴの花芽分化は、例年より2週間から1月くぐらい早まっています。

夜冷処理で花芽分化の早いイチゴは、10月5~15日に出蕾する予測です。

出来るだけ遅いことを祈っています。

写真1。昨日の雨で富士山に雪が積もり、ハッキリ積雪が見えました。

   毎年、富士山には、雪が一番似合いますね!

写真2.順路1の章姫。花芽分化の出来具合により9月10日から9月21の間に

    定植しました。出蕾は、10月5日~10月20日頃。

写真3.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

    手前のベットは、夜冷処理の紅ほっぺ・半夜冷の紅ほっぺ・

    夜冷のホワイトベリーと半夜冷のホワイトベリー。

    奥のベットは、7月1日に苗取無で直接定植したかおり野。

    自然花芽分化のかおり野の出蕾は、10月5日~10月25日頃。

写真4.手前のベットは、夜冷処理の9月10日定植の章姫。

    奥のベットは、半夜冷処理の9月15日定植の章姫。

  定植が5日間の差でも、株の大きさがずいぶん以外ます。

写真5.9月21日の定植したおそい夜冷処理の章姫。

写真6.9月22日定植の遅い夜冷処理のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

写真7.お土産エリアの品種。

    手前から「かなみ姫」・サラダイチゴとホワイトベリー・さちのか・アイベリー。

写真8。お土産エリアの

   かおり野・紅ほっぺ・さちのか・アイベリー。

写真9.1Kg2万5千円の飯田の松茸。今年は豊作らしいですが、まだ高値ですね!

    傘が開いているので、大きい方は松茸ご飯。小さい方は、焼き松茸。

    焼き松茸は、今年から友人と一緒に松茸を食べるために栽培を開始した、

    「種無しスダチ」を使います。

    しかし、悲しいことに友人は癌の闘病生活で一緒に食べれるません。

写真10.松茸ように栽培している、「種無しスダチ」

夜冷処理のイチゴの定植が8割がた終わりました。残り2割は、9月23日頃です。

東京のコロナ感染が収束に向かっています。

今回は、新規感染者が200以下になるよう皆で、頑張って欲しい。

山梨県も少し減り、一桁の感染者数になり始めました。

しかし、9月末頃から増加するのではと心配しています。

昨年、館長は8月14日に肺癌の手術を受け2月まで抗癌剤治療を受けていました。

このため、お客様には大変申し訳なかったのですが、イチゴの栽培に専念出来ませんでした。

今年は、癌の再発もなく体調も良いので、過去最高の出来栄えを得ようと頑張っています。

そんな矢先、日照不足と早い秋の訪れなどの異常気象により、イチゴの出来栄えがよくないかもしれません。

異常気象の影響を回避すべく対策をしてきましたが、対策の効果が確認できるまでの10月中旬までは、

心配です。

今年の7月からの異常気象の日照不足は日本中の農家を襲い、大不作を招いています。

異常気象が無ければ、農家ももっと安定した収入が得られるのですが・・・・・・・・・・・。

今日は、久しぶりに晴れました!今日から苗の生育遅れを取り戻さなければなりません。

ビニールハウス(温室)でも、晴れて太陽が出なければイチゴの苗は成長しません。

イチゴ栽培で、一番難しい判断を要求される定植がほぼ8割終わりました。

自然の成り行きに任せる農業であれば、何の問題もありません。

しかし、当館のお客様が12月から販売を待っているので、自然の環境変化に影響されないように

8月(夜だけ)から苗を冷房して花の咲き時期をコントロールして、収穫時期をコントロールします。

この8割の苗は、夜冷処理をしているので、自然花芽分化より早く花が咲き、収穫時期も

12月上旬から12月末頃の苗です。

残り2割は、12月末からお正月からの収穫用に、花芽分化を遅らせている苗の定植です。

今年の8月末から9月の最低夜温が例年より早いので、夜冷処理の苗も例年より

7~14日ぐらい早くなりそうです。

館長の栽培計画は、下記になります。

1.早期夜冷の苗は、10月15日頃に出蕾し12月5日頃から収穫予定。

2.普通夜冷は、10月20日頃に出蕾し12月10日頃から収穫予定

3.遅い夜冷処理の苗は、ほぼ自然花芽分化と同じで、10月末に出蕾し、12月末から収穫予定。

しかし、今年の早い秋の訪れの影響を受けて、7~14日ぐらい早くなりそうです。

夜冷処理(苗を8月から夜間冷房)による花芽分化を確認してから、定植を行います。

花芽分化の確認は、実態顕微鏡で確認します。

花芽を確認するために、苗のクランを切り離し小さな葉まで除去して花芽分化を確認します。

確認したイチゴの苗は、死んでしまうので収穫には使えません。

また、全数検査でなく抜き取り検査で2~3株のため、判断を間違うと花が早く咲いたり

花が遅れたりします。

また、実態顕微鏡が高価で買えないのと、花芽分化の確認が難しいので、一般的な農家さんは、

県の農業関係機関や農業大学にお願いしているようです。

館長は、20年前に脱サラしてイチゴ栽培を始めてから、即高価な実態顕微鏡だけは購入しました。

当館も自分で確認すると同時に、県の農業事務所にお願いして花芽分化を確認しています。

また、品種ごとの花芽分化の時期が異なるので、正確な情報を得るためには、全ての品種を確認します。

当館は、8種類*3段階の夜冷処理=24株を確認します。

写真1.実態顕微鏡でイチゴのクラウンを10~15倍に拡大して花芽分化の確認をします。

写真2.花芽分化を確認した夜冷処理のイチゴの苗。

写真3。花芽分化のステージの写真。(未分化と分化初期)

写真4.文化期と花房文化期

写真5.ガク片形成期と雄ずい形成期。

写真6.実態顕微鏡の写真が難しくて分かりにくいので、花芽分化のステージを絵にしたもので

    説明します。花芽分化初期を見つけるのは難しい上に、全てが分化しているか不明のため、

    文化初期と分化期の間で、花芽分化の確認をしています。がく片形成期初期からは、素人でも

    分かりやすいのですが、この時期に定植したのでは、手遅れで大きな実が収穫できません。

写真7.定植の作業の内、苗の運搬に時間がかかったので、軽トラをいちご狩りハウスの中に入れて、

    苗の運搬時間を半分以下にしました。

写真8。イチゴの定植が8割終わったイチゴ狩りハウス。

    ようやく、緑色が見えてきたので農業用ハウスに見えてきました。

写真9.順路1の章姫。

写真10.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白イチゴ)

写真11.右側が9月10日に定植した夜冷処理の章姫。

     左側は、新品種かなみ姫(8年前に栽培していました)

写真12.右側が9月12日に定植したさちのか。

     左側は、9月17日に定植した紅ほっぺ。

 

 

 

夜冷処理のイチゴの花芽分化が起きました。章姫から定植を開始しました。

ようやく、関東や山梨のコロナの感染が減ってきました。

このまま、皆で頑張ってコロナ感染を防止しましょう!

夜冷処理の章姫に花芽分化が、10日ぐらい早く起きました。

今年は例年より早く涼しくなってきたので、夜冷処理のイチゴも早く花芽分化が起きました。

富士山の初冠雪が昨年より25日早く、平年より20日早い初冠雪でした。

今年は、富士山の初冠雪の写真が曇りでよく撮影できませんでした。

農産物に対するこの秋の訪れの速さの影響は、何が起こるか分かりません。

イチゴに関しても、今後どんな障害が起こるか不明です。

推定されるのは、

1.芯止まり株の増加。

2.小苗の花芽分化促進。

3.更なる寒さにより、生育の遅れや、休眠。

今後異常気象の傾向を早く把握して、対策したい。

半夜冷処理の章姫も花芽分化が起きているようですが、5日ぐらい遅れて定植をする予定です。

今年の章姫の苗は、日照不足対策で鉢広げを行ったので、茎が倒れないしっかりした苗になりました。

定植しても茎が倒れることもなく、気持ちが良いぐらい元気です。

写真1。9月7日の富士山の初冠雪。朝早く撮影したので、雪がほとんど見えません

    その後、曇りで富士山が見えなくなりました。

写真2.9月9日に山梨県の中北農務事務所に苗を持って行き、実態顕微鏡で花芽を

    検査してもらいました。館長の実態顕微鏡は、30万円と安いので微妙な判定が出来ないので

    毎年、農務事務所にお願いしています。

    章姫は、花芽が来ていました。紅ほっぺは、まだでした。

写真3.育苗ハウスからいちご狩りハウスに、軽トラックで運搬します。

    距離で100mぐらいですが、1500本運ぶのに6人で1時間かかりました。

    今年の苗は、鉢広げして太陽の光を沢山当てたので、茎がしっかりしています。

写真4.昨年2020年は、葉の枚数も多く、茎も弱く曲がっています。

真5.章姫の苗、日照不足で、根の量が少ないです。根鉢から太い根が出てい居るのが

    理想です。

写真6.夜冷処理の章姫の定植が半分終わりました。

写真7. 定植が終わった章姫の苗。茎が倒れていません。

写真8.昨年2020年の章姫の定植後の苗。茎が倒れています。

写真8.横から見た章姫の定植後の苗。

イチゴの苗が、8月と9月の日照不足で生育が遅れています。自然花芽分化も早くなりそうです。

山梨県のコロナウイルの感染がまだ、収まりません。

感染を避けるために、ハウスと自宅の間だけを往復する毎日です。

今日は、館長の母の命日です。緊急事態宣言で、藤澤のお墓参りに行けません。

7月~8月の長雨と9月の秋雨前線で、日照不足が起きて、イチゴの苗の生育が遅れています。

遅れるだけだと良いのですが、イチゴの地上部は、の茎が細く徒長しします。

イチゴの地下部は、根の出が良くなく根の張りがよくありません。

更に、イチゴはカレンダーを持っていないので、秋が早く来たと感じて子孫を残すために

早く花芽分化を起こします。

異常気象に対応するのは、非常に難しいですが、異常気象を出来るだけ把握して、対策をすれば

最悪の状態は、避けられます。

この異常気象の対策として、イチゴの苗の1株当たりの日が当たる面積を2倍にしました。

もともと、通常の苗は、7.5Cmポットを使用します。

館長は苗が異常気象になっても耐えられるように、面積で1.44倍の9Cmポットを使用しています。

従って、館長の苗は、通常の苗より日照が、2倍(苗の置き方)*1.44倍(苗のポットの面積)=2.88倍

の広さにしてあります。

しかし、9月上旬は、日照時間が5時間以上あるのが、今年は日照時間が0時間に等しいので、

日照不足は、避けられません。

2010年から2021年の気象データー。

8月 降水量(mm) 気温(℃) 日照 全天日射量
合計 平均 最高 最低 時間 (MJ/㎡)
日平均 日最高 日最低 (h) 平均
2010年 8 79.5 28.3 34.2 24.6 37.5 22.4 203.8 20.1
2011年 8 175.5 26.8 32.5 23.1 37.4 19.5 179.1 17.4
2012年 8 78.5 27.8 34.6 23.6 37.3 21.2 257.9 21.6
2013年 8 39 28.5 35.3 24.1 40.7 18.3 233.6 20
2014年 8 163 26.5 31.7 23.1 36.5 19.4 136.2 15.7
2015年 8 126 27.2 32.6 23.5 37.3 17.1 173.6 18.1
2016年 8 231.5 27.1 33.4 23 38.5 16.8 199.5 19.2
2017年 8 98.5 27.3 32.7 23.9 37.5 21.6 146.5 17.3
2018年 8 148.5 28.2 34.5 23.8 38.7 15.7 238.5 21.2
2019年 8 101 27.9 33.8 24.4 37.6 21.8 192.3 18.8
2020年 8 60 29 35.8 24.7 39.3 21.5 252.8 21.7
2021年 8 197.5 27 32.4 23.4 37.7 20.5 163.2 16.8
合計 1498.5 331.6 403.5 285.2 456 235.8 2377 227.9
平均 125 28 34 24 38 20 198 19
158 98 96 98 99 104 82 88

今年の8月の問題点

1.8月の雨量は、例年の1.58倍と多い。

2.日照時間が例年の82%と少ない。

3.気温も低い

今年の8月と9月の日別気象条件

甲府 2021年8月(日ごとの値) 主な要素
降水量(mm) 気温(℃) 日照
時間
合計 平均 最高 最低 (h)
1 4 27.7 35.2 23.9 8.3
2 0 28.3 35 23.8 8.6
3 0 28.5 34.5 24.2 8.9
4 0 29.7 37.5 24.4 10.8
5 30.6 37.7 25.5 10.4
6 29.6 36.7 23.4 12.2
7 28.6 33.6 24.6 5
8 9 28.6 34.6 23.9 4.4
9 10.5 27.5 32.6 25.2 1.2
10 0 30.1 36 25.6 8.3
11 27.5 33.9 22.4 7.9
12 1.5 25.9 30.4 23.5 2.3
13 46.5 22.9 24.5 20.6 0
14 23 23.3 26.2 20.7 0
15 27 22.2 23.5 21 0
16 4 22.6 25.9 20.5 0
17 33.5 23.1 28.3 20.8 1.1
18 29 24 28.5 21.9 3.2
19 4.5 25.1 30.9 21.7 3.5
20 1 24.7 29.5 22.2 2.2
21 3.5 25 29.7 22.4 1.1
22 0.5 26.7 32 23.2 3.6
23 0 26.7 30.6 23.5 2.4
24 0 26.6 30.1 23.9 0.6
25 0 27.5 32.4 23.6 4.2
26 29.3 36 23.8 10.2
27 29.4 36.6 24.6 9.2
28 30.2 37.2 25.5 10.8
29 28.6 35 24.1 6.6
30 29.2 36.1 24.7 9.3
31 0 28.4 34.8 24.8 6.9
合計 197.5 838.1 1005.5 723.9 163.2
平均 27 32 23 5
17日5時間以下
9月
1 0 26.4 28.6 24.2 0.6
2 28 22.2 24.5 20.4 0
3 8 21.4 24.4 20.2 0.4
4 51 21.7 24.6 20.3 0
5

1.8月の日照時間で、5時間以下が17日もあり、日照不足。

2.9月は、昨日までの4日間の日照時間が、0~0.6時間と極端に少ない。

8月末から9月上旬の日照不足は、イチゴが秋が早く来たと感じて、自然浜芽分化が早く起きる

可能性があります。

花芽分化が早く来る要因は、

1.最低気温が20度前後を下回る。

2.秋雨前線などで平均気温が下がる。

3.弱くて小さい苗ほど、子孫を残すために、早く花を出します。

4.肥料切れや水不足で、イチゴが死んでしまうと感じた時。

写真0.苗取無でベット(培地)に直接定植したかおり野の成長を抑えていました。

    9月に入り気温も下がって来たので、これからは株を大きくしながら生殖成長に

    入ります。

写真1.通常の苗は、写真のようにビッシリ苗を置きます。下がって苗の新芽に

    日が当たりにくいです。特に今年は日照不足で新芽に光が当たりません。

写真2.一番早い夜冷処理のハウス。光が新芽に当たるように、通常より約2.88倍の間隔で

苗をおいてあります。一番良い苗を置いてあります。いわゆる野球で言えば、」一軍の苗。

写真3.2番目に早い夜冷処理のハウス。野球で言えば、二軍の苗です。

写真4.一番遅い夜冷のハウス。生育が遅れている一番良くない苗で、支配下登録の苗。

    苗の大きさにバラつきが有ります。定植の9月末までに大きくします。

館長の肺癌手術の闘病日記。左肺上葉の摘出から1年が過ぎまましたが、癌の再発はありませんでした!

東京のコロナ感染が少し減ってきました。

山梨も少し減ってきましたが、左の肺の上葉を敵失した館長は、コロナに感染すると大変です。

現在の血液の酸素濃度は、93~96です。最近ようやく、95から96に上がりました。

山梨の感染レベルは、まだ高くて安心できません。

昨日は、手術後1年を経過したので癌の再発の検査をしてきました。

これまで3月に1回のペースで検査を受けました。

コロナが怖いので、マスクは2重で病院に行きました。

館長は、昨年7月に肺癌が見つかり、癌の進行性が早いのとステージ3でなおかつリンパ腺にがんが転移している

ことから、先生のお計らいで昨年のお盆休みの8月14日に緊急手術を受けました。

コロナの感染の中、即手術が出来たことは、先生に非常に感謝しています。

5年前の医学レベルで判断すると、館長が5年間生き続けられる確率は、13~15%でした。

勿論、現代の医学レベルは、急速に進歩しているので5年間生存できる確率は、格段に進歩しています。

8月14日に手術を受け、8月20日に退院しました。

手術は、万一肺癌が動脈まで達していると、動脈を切りバイパスを入れなければなりません。

従って、最初から切り口を大きく40~50Cm開けて、手術を開始。

手術後目が覚めると、幸いなことに動脈まで癌が達していなかったことが分かりました。

集中治療室に1泊、個室に1泊。コロナの感染で個室は、勿論確保できませんでした。

家族の見舞いも許可が出ませんでした。しかし、家族が来れない分、看護師さんたちは、

大変丁寧に看護してくれました。

8月24日、入院して抗癌剤の投与を行うために。PCR検査を受ける。

10月1日から、抗癌剤の投与を入院して受ける。

肺癌は、癌が一番転移する可能性が大きいので強力な抗癌剤を使い副作用も大きいと聞いた

抗がん剤の投与は、受けても受けなくても良いと先生から聞いていました。

理由は、抗がん剤を投与しても確実に抑え込める確率が15~20%らしい。

この低い確率のために、苦しい思いをしたくない人は、受けなくても良いと言うことです。

10月5日に退院したが、抗癌剤は、味覚が無くなり臭覚が過敏になり、倦怠感やしゃっくりが

予想以上に出て来ました。食用は全くでない!吐き気が無かったのが幸いでした。

この苦しみは耐えられないと先生に申し上げて、抗がん剤の投与を中止することを決めました。

しかし、家族や知人や親せきから、パッシングを受け、再度先生に抗癌剤の治療を

お願いしました。

抗癌剤は、10月から2月まで毎月2回(第一週1回と2週目1回)行いました。

1回目は、副作用の危険性があるので入院。その後は、通院で受けました。

この間5か月は、コーヒーがまずい!煮物や天ぷらの臭いは受け付けないなど大変でした。

また、癌の再発を恐れたり、抗癌剤の副作用の恐怖に襲われたりで、眠れない日もありました。

幸い、睡眠導入剤をいただいてたので、飲んで寝ることが出来ました。

運のよいことに、抗癌剤は、回数を増すごとに慣れて苦しみも減りました。

恐れていた、髪の毛が抜けることも有りませんでした。

手術後は、3月間隔でがんの再発の有無を検査して、今日まで生きてこれました。

手術から退院して驚いたのが、体重が15Kg減り、筋肉が衰えた事でした。

少し歩いても疲れたり、筋肉痛になったりしました。

かかりつけのマッサージ師は、コロナの感染が怖くて、マッサージに行けませんでした。

その分、娘に肩や腰をマッサージしてもらいました。

今は、自宅のマッサージ器で、毎日30~60分、テレビを見ながら肩モミをしています。

良かったことは、免疫力を付けるために皆さんから美味しいものをいただき、食べたことです。

特にお刺身は、臭いが無いので最高に美味しく感じました。

あまりにも家族が優しいので、もしかしたら私の癌が悪性で長生き出来ないのかとも疑いました(笑い)

毎回、癌の再発の検査に行くのがユウツでしたが、1年も過ぎ、何回も行くと慣れてきて、

今では、健康診断を受けるのと同じような気楽な気持ちになりつつあります。

昨日は、検査で癌の再発が無かったので、知人や親せきに電話をかけまくりました

今日は、安堵感で気が抜けてようになっています。

次回の癌の再発の検査は、五か月後の来年2月3日に決まりました。

イチゴの栽培は、昨年できなかった悔しさを晴らすため、「過去最高!」を目指し、

果物は、引き続き鉢替えなどを行い美味しい果物の収穫を目指します。

今の体力の衰えの状況は、73歳の年齢によるものか、肺の摘出による酸素不足か、不明です。

とにかく、毎日疲れます!

手術後の残った左側の下葉の固定は、まだ完全ではないようなので、急激な力仕事は避けています。

肺は、心臓にぶら下がっているだけで、固定は体で囲い込むだけらしい。

従って、完全に固定されるのに1年以上かかる人もいるらしい

幸い、朝5~6時からハウスに来て、夕方4~5時まで働けています。

最近思うことは、人間の体は良く出来ていて、重要な機能を果たすものは、2個以上あります。

両手・両足・両目・鼻の穴・心臓(左心房・右心房)・肺(5枚)あり、胃のように2個無いものは

腸などの代替機能で対応。

肺は5枚も有るので重要な働きがあり、1枚ぐらいなくても生きれるようになっているようです。

まづは、来年2月まで生きることを、目標に頑張ります。

最後に、肺癌になり回復してくると、生きている喜びや、働ける喜びを多く感じるように

なりました

写真1.右が手術前の館長の肺。左は、手術後の左肺上葉を摘出した後の写真

写真2.摘出した館長の左肺上葉です。長い間、たばこの害を受けて肺癌になったのでしょう。ごめんなさい!

写真3.昨年肺癌でイチゴの栽培に専念できなくて悔しい思いをしました。今年は、最高の出来栄えを目指して

    頑張っている館長です。今年は、コロナの感染が収まったら、是非遊びに来てください。!

  元気なかおり野です!

 

 

夜冷処理のイチゴの定植まで残り2週間を切りました。

東京の感染が少し終息の方向が見えてきました。

山梨は、拡大が収まりそうにありません。

私達は、ジッと我慢してコロナの感染が収まるのを待ちます!

イチゴの栽培は、苗の出来栄えが主格の出来栄えの6~7割以上影響します。

今年の夏の長雨で、苗の生育が遅れ気味です。

様々な日照対策を実施しました。

それだけでは、苗の出来栄えの遅れを折り戻せそうにないので、定植から収穫までの

管理を向上させて、良いイチゴを沢山作りたい。

これから、定植、出蕾、開花、摘花収穫と館長の持っている最大の技術を駆使して

過去最高のイチゴを作りたい。

農業は天候に左右され不作になることが多いです。

しかし、他の農家が不作の時こそ、自分の作物の出来栄えが良ければチャンスなのです。

日照不足のピンチをチャンスに変えるよう頑張ります。

かおり野はは、元気が良すぎるので、葉欠きをして栄養成長から生殖成長に切り替わるよう、

葉欠きを強くして、受精を落とします

地上部の出来栄えだけでは、苗の出来栄えを判断できないので、章姫と紅ほっぺと愛ベリーの

根の量の調査をしましたが、8月15日に調査した時と比較して、あまり根の量が増えていませんでした

これからの2週間は、根の量を増やすよう管理します。

写真1は、葉欠き前のかおり野。大きい株になりすぎです。

写真2.かおり野の受精を落とすために、新葉2枚と新芽だけにしました。

真3。根の量を調査した左から、章姫・紅ほっぺ・アイベリー。

    地上部は、茎が長いが葉も大きく良さそうに見える

真4.一番左の章姫は、8月15日に比べて根の量は増えていない。

    真ん中の紅ほっぺと愛ベリーの根の量は増えています。

    定植まで残り2週間をかけて、根の量を増やしたい。