今年の第1回目の苗取は、雨も少なく天気も良く順調に進んでいます。
6月10日の館長の特許の「葉無挿し木法」の先行生産の苗は、全て新芽が出ました。活着率100%です。
6月13日からの「葉無挿し木法」は、総勢10名近い人数で行ったので、活着率100%は、
難しいかもしれません。一番新芽が出ない理由は、芯止まり苗を挿し木した場合です。
今日は、館長の特許の「苗取無て直接栽培ベットに挿し木して、定植を無くす」夢みたいな「葉無直接定植法」の
先行生産1200本を行いました
夜冷処理を行わない栽培では、育苗ハウスを無くして、栽培ベットに直接苗を挿し木する方式です。
新規イチゴ栽培に参入する農家は、育苗ハウスが不要になります。
この特許の利点としては、水やりが点滴チューブで出来るので大変楽になります。
昨年は、栽培ハウスの照度のばらつきなどで、90%の活着率でした。
今年の「葉無直接定植」の活着率の目標も100%に設定して頑張ります。
今日の先行生産1200本は、苗が活着したらポットに受けかえる方式として、育苗ハウスを
使わない方式の確認です。
苗のピッチは、15Cm間隔にしました。
写真1。は、他の農家が使用している15Cmピッチのマルチを購入しました。
当館のベットは、30Mなので、1ベットで400株取れます。
写真2。「葉無直接定植法」の挿し木前の3ベット。全部で1200本苗が採れます。