山梨もまだ、コロナの感染拡大が続いています。
昨日、1日の死者が370人ぐらいに増え、過去最大になりました。
コロナとの共生は良いのですが、医療機関の混乱で死者が増えるのは困ります。
コロナは、早期発見!早期治療が原則だそうです。
死者が多いのは、医療機関に入院できなかったり、5日以内に飲めば効果がある飲み薬が
使用できていないからでしょうか。また、厚生省は、コロナの飲み薬を手放さないため、
160万人分の飲み薬のうち、使用したのは、わずか30万人分らしい。
コロナの全数把握の問題点を騒いでいるようですが、コロナの感染者数や医療機関のを
正常な活動に戻すことを政府や県は考えて欲しい。
私達も、コロナに感染しないよう頑張っています。
6月に苗取を始めて、早いもので9月中旬の定植が間近になってきました。
例年通り、夜冷処理を開始しました。
昨年は、9月13日から毎日雨で低温になり、イチゴの自然花芽分化が、例年より極端に
早くなって、イチゴの収穫期間に大きく影響を与えました。
今年は、昨年や例年に比べて、非常に温度が高いので、このまま高温が続くと、今年のイチゴも
クリスマスの12月には収穫できなくなるでしょう。
今年は、曇りでも暑さが35度近くある上に、夜温が高いのでイチゴの自然花芽分化は、大幅に
遅れるでしょう。
そこで有効なのは強制的に花芽分化を起こさせる「夜冷処理」が大切になります。
イチゴに花芽分化を起こされる方法は、
1.水や肥料を少なくして、イチゴが死んでしまうので、早く子孫を残そうと花を付ける方法。
2.断根処理によりイチゴにショックを与え、花芽分化を起こさせる方法。
3.イチゴに寒さや暗さを与えて強制的に秋を感じさせて花芽分化を起こさせる方法。
(1)暗黒夜冷処理
(2)夜冷処理。(イチゴが急に寒くなり秋が来たと感じて、花芽分化を起こす。
一番イチゴに負担が少ない方法なので、館長は採用しています。)
館長は、イチゴに一番ストレスが少なく元気に生育する、「短日夜冷処理}を採用しています。
色々な設備が有りますが、作業効率率や設備投資やイチゴの生育状況などを勘案して
館長が独自に開発した、簡易夜冷装置を使用しています。
どんな夜冷装置を使用しても、様々な条件が有り使いこなすにはノウハウが必要です。
今年は、計画通り花芽分化が起きるよう祈っています。
今毎日、イチゴの株の葉欠きをしています。
章姫は、茎が倒れやすいので葉欠きに苦労します。それ以外の品種は茎が倒れないので
安心です。
これからは、夜冷処理の時期や苗の出荷時期に合わせて葉欠きの枚数を調節します。
写真1。夜冷処理前の章姫の葉欠きが終わった状態。
少し徒長気味で、葉欠き直後は苗の茎が倒れ気味です
写真2.翌日には、倒れていた章姫の茎も立ってきます。
写真3.葉欠き前の章姫(中苗・小苗)のエリア。
写真4.葉欠き後は、同じように株の茎は倒れます。
写真5.翌日には、葉が元気に立ちます。
写真5.100%遮光の黒いカーテンを自動で閉めます。
写真6.完全に天井の黒遮光が閉まります。昔は、短日処理と言うことで、サイドにも100%
遮光の黒いシートを使用していました。作業が大変なので数年前に辞めました。
写真7.館長のデザートです。黒の巨砲以外、シャインマスカット・スイカ・梨は、自家栽培です。