全品種に花芽分化が来たので、定植が10月4日で終了しました。

6月にの苗取りに始まり、暑い夏を何とか乗り切り、10月4日に計画通り定植が完了しました。

8月の最高気温の平均が36.1度と昨年より1.6度も高くなりました。

今年の9月は、過去最高に暑かった昨年の9月と同じか、少し高かったです。

10月は、館長の予測では、昨年以上の暑さになりそうです。

そんな中、どくたーXの表現を借りると「術式の変更」」や「谷症例の無い方式の開発」により

過去最高の苗を作り、買え威嚇通り夜冷処理を行い、定植が完了しました。

定植が完了した日は、栽培1年間で、一番嬉しく安心できる日です。

せっかく過去最高の苗を定植したのですが、10月に入り極端な曇り雨の連続で、

日照不足が起こり、苗の成長が遅れ、12月の収量が減る可能性が出てきました。

今年の1/3は、早出しで12月3日の収穫開始。

今年の1/3は、普通出しで12月13日の収穫開始。

今年の1/3は、遅出しで12月26日の収穫開始。

これからの天候で、収穫日のスタートは、1週間前後するでしょう。

9月8日に定植した早出しのかおり野は、少し出蕾が始まりました。

9月13日に定植した早出しの章姫やホワイベリーにも5%ぐらい出蕾が始まり

ました。

写真1.順路1の章姫。

写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイベリー(白苺)。

写真3.早出しのかおり野。

写真4.普通収穫のかおり野。

写真5.早出しのもういっこ。

写真6.早出のスターナイト。

写真7.早出しのホワイベリーとアイベリー。

写真8.遅出しの章姫。

 

写真9.毎朝、元気に葉露が出ています。

 

写真10.横から見た順路1の章姫。

写真11.横から見た順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

写真12.横から見た順路1の遅出しの章姫。

 写真13.横から見た早出しのかおり野。

写真14.横から見た普通出しのかおり野。

写真15.横から見たもういっことスターナイト。

写真16.横から見たホワイトベリー。

写真17.横から見たアイベリー。

 

 

 

 

12月からいちご狩りが可能になりました。

苦労のかいがあって、今年も12月からいちご狩りが出来そうです。

もう海外からのお客様からのご予約も入ってきています。

今年の8月の猛暑は、過去最高の昨年より8月は、最高気温が1.6度も高くなりました。

6月に苗取りを開始して7月には、イチゴお苗も順調い生育していました。

しかしながら、8月の猛暑で苗の生育が悪くなったり、止まったり、枯れたり大変でした。

炭疽病が各地の農園で多発する中、当館は何とか防除出来ました。

理由は、館長が開発・特許を取った炭疽病の出にくい「葉無挿し木法」と「葉無直接定植法」のお陰でしょう。

暑さに弱いかおり野は、一度大きくなった苗が、休眠状態で生育しない。猛暑を避けるために

大きな葉を小さな葉に変えて、根だけが残る悲惨な状態になりました。

イチゴにとっては、38度を超える暑さになると、地温も高くなり根の生育が良くなくなるからでしょう。

途中で気が付いて対策をしたのですが、生育遅れや苗の不足に葉悩まされています。

イチゴ狩りハウスのかおり野は、一時危機的亜状態になりましたが、手の込んだ対策により、

何とか例年並みに戻ってきました。

当館は、かおり野だけは、夜冷処理をしないので、かおり野は、自然花芽分化待ちです

と言っても、自然花芽をのんびり待っていると12月末から1月上旬の収穫開始になってしまいます。

そこて、館長オリジナルの対策を行い今年も9月末に自然花芽分化させ、10月末に出蕾し、12月上旬から

中旬に収穫を開始させる計画です。

その他の品種は、下記の3段階で収穫を開始して、12月からいちご狩りを開始します。

1.トップバッターは、11月末から12月上旬に収穫開始。

2.二番バッターは、12月上旬から中旬に収穫開始

3.アンカーは、12月末からお正月に収穫開始。

写真1.トップバッタの夜冷処理が終わり、アンカーの夜冷処理を開始しています。

   手前の章姫は、館長が念願だった、背が低く横にがっちりした苗です。

   ようやく、最高の苗が作れる見通しが立ちました

   定植が楽しみです。

写真2.2番バッターの遅い夜冷処理のハウス。章姫は、花芽分化して定植が

    完了しました。残りは、紅ほっぺと「スターナイト」と「もういっこ」だけです。

写真3.余った苗や来年の親株のハウス。

写真4.出荷待ちの章姫とクズ苗のあつまり。

写真5.トップバッターの章姫と2番バッターの章姫。トップバッタの章姫は、

   過去最高の出来栄えで、クラウンが太い苗が定植出来ました。

   2番バッターの章姫は、例年並みで少しクラウンが細いです。

写真6.クラウンが太く新葉が大きいトップバッターの章姫。

写真7.順路2のかおり野・紅ほっぺ・白苺(ホワイトベリー)。まだ、2番バッターの

    紅ほっぺが定植されていません。今週痛に定植です。

  

写真8.挿し木苗取りのかおり野で夜冷処理。」かおり野の販売用でトップバッターです。

   挿し木苗取りのかおり野は、一時休眠状態になったので、夜冷処理が

   均一になりませんでした。10月10日頃出蕾予定が、一部出蕾を始めました。

写真10.もう出蕾してしまったトップバッターのかおり野蕾を除去して

    11月上旬の出蕾を待ちます。

写真11.販売用の2番バッターのかおり野。10月中旬から下旬に出蕾予定。

写真12.販売用のアンカーのかおり野。10月中旬から下旬頃の出蕾予定。

写真13.販売用の「もおういっこ」と言う名前のトップバッター。葉はマルク

    ももいちごみたいです。今年から導入、どんなイチゴか楽しみ。

写真14.販売用のスターナイトのトップバッター。今年から導入、どんなイチゴか楽しみ

写真15.館長開発の白いイチゴ(ホワイトベリー)。トップバッターと2番バッターの

    定植が終わりました。アンカーの苗の定植を待っています。

写真16.栽培も甘さも難しいアイベリー。今年は、新しい苗取りで、良い苗が

    取れましたが、猛暑の影響で苗の差が大木です。来年の対策は、完了

写真17.章姫のアンカーの定植待ちエリア。今週末の定植予定。

写真18.順路2のアンカー待ちエリア。白苺と紅ほっぺ待ち。

写真19.新製品の「すず」。スズナリに実がなることから「すず」と呼ばれています。

    種から栽培で、某社からしか購入できません。増殖負荷のため、芯止まり

    対策のために、ランナーを出しています。

写真19.シャインマスカットの摘粒を忘れた房が、長さ32Cm/1.4Kgと巨大な房になりました。

    甘さも十分あります。神奈川県の福祉施設のお子様が喜ぶように寄付しました。

 

 

 

夜冷処理の章姫に花芽分化が起きたので定植開始。

毎日暑い日が続いています。

甲府もようやく、時々猛暑日以下の温度に下がってきました。

今年も昨年同様、九州地区は、日本で一番最高気温が高いですね。

甲府は、昨年の8月より最高気温が約1.6度高いので花芽分化が遅れるのではと、

心配していましたが、8月末の10号台風で雨や曇りが多かった分、

昨年と同じ時期に夜冷処理の章姫に花芽分化が起きました。

半夜冷処理のかおり野の一部が花芽分化しました。

これから毎日夜冷処理・半夜冷処理・遅い夜冷処理の各品種を実態顕微鏡で調査しながら、

定植を進めます。

今年の苗の特徴は、最高気温が高かった分根の張りが良くないです。

最高気温が高い分、水を沢山与えたり、遮光時間を長くしたので、苗が徒長気味です

しかし、遅れて対策をしたので、茎が硬く葉がたれれなくてよかったです。

いずれにしても、今年も昨年以上に苗取りに苦労したり、花芽分化の遅れが発生して、

猛暑対策が出来なかったいちご園は、厳しい12月を迎えるでしょう。

当館の花芽分化の状況は、9月13日から夜冷処理の苗に花芽分化が起きています。

半夜冷処理は、9月20日頃と予測しています。遅い夜冷処理は、9月26~28日頃を計画しています。

写真1.夜冷処理のハウスから、かおり野と章姫に花芽分化が来たので、このハウスから

    定植に向けて出て行きました。

写真2.章姫は、9月20日頃の花芽分化予定。同時に入れたかおり野は、花芽分化しています。

   9月16日定植予定。こちらの苗の方が、徒長が少ないようです。

写真3.9月26~28日頃に花芽分化するようにしている、苗。

 

写真4.9月12日に定植した夜冷処理の章姫。

  

写真5.順路1の夜冷処理の章姫。苗が徒長しているのが良く分かります。

写真6.7月に挿しk定植した苗が元気でしたが、8月の猛暑で苗が小さくなりました。

   かおり野は、館長が育てたイチゴの中で一番暑さに弱いです。

   9月からカンフル剤の投入で元気になってきました。

   9月末に自然花芽分化させるよう頑張っています。」

写真7.夜冷処理のかおり野。9月8日に定植。10月10日頃出蕾予定。

イチゴのかおり野が、夜冷処理により花芽分化が起きたので、定植開始。

暑い8月も終わり朝晩が少し涼しく23度~25度となり、最高気温も35前後に収まってきました。

甲府の8月の最高気温の平均は、34.8度と昨年より0.3度高くなりました。

しかし、8月27日から台風10号の影響で一挙に最高気温の平均が下がりました。

8月26日までの最高気温の8月の最高気温の平均は、36.1度と大変厳しく、

昨年より1.6度も高くなりました。

当館も予想以上の最高気温により、苗に影響が出てしまいました。

特に暑さに弱いかおり野は、風通しの良くない高温の場所では、壊滅状態でした。

館長は様々な引出しを持っているので、何とか乗り切れそうです。

しかし、様々な対策を行うために通常より2人作業者を増やしました。

来年は、7月から8月の猛暑対策を行い、今年のような地獄の苦しみを避けたいと思います。

夜冷処理のかおり野に、花芽分化が起きたので今日定植しました。

挿し木のかおり野は、暑さにいじめられて余り生育が良くなかったので、収穫を諦めていました。

しかし、対策の効果が間に合い昨年よりのがっちりしたかおり野に予定より早く花芽が来ました。

原因は、8月27日からの台風10号により1週間近く雨や曇りで平均気温が低くなったので、

夜冷処理のかおり野が秋を感じて花芽分化が起きたのでしょう。

夜冷処理の章姫は、8月14日頃に花芽分化するでしょう。

まさかこんなに早く来るとは思わなかったので、実体顕微鏡で検査するのが遅れてしまいました。

大きい株のかおり野は、がくへん形成期で、定植が3~5日遅れたようです。

小苗は、少し遅れて花芽分化したようです。

館長の昨年までの栽培方針は、元気な苗を作り元気に育てる「スパルタ栽培」でした。

しかしながら、昨年や今年の猛暑の環境では、「思いやり栽培」でなければならないと感じています。

写真1.夜冷処理のハウス。手前のアイベリーと章姫の間が空いているのは、今日花芽分化した

   かおり野を定植したからです。

写真2.半夜冷処理のハウス。手前は、対策したかおり野の苗。大きく立派な苗です。

    20日頃に花芽分化するでしょう。

 

写真3.遅い夜冷処理のハウス。手前に対策したかおり野が有ります。

   9月26日頃に花芽分化。

写真4.栽培ハウスのかおり野。イチゴ狩りのかおり野は、夜冷処理なしで

   自然花芽分化を起こさせます。予定では、9月末です。

かおり野とかおり野の間の栽培ベットは、苗取りに使用したので、苗取りが終わり、

   急いで、8月14日頃の夜冷処理の紅ほっぺの定植に間に合うように栽培ベットを

   修正しています。

写真5.自然花芽分化待ちのかおり野。様々な花芽分化を起こす対策を行っています。

写真6.こちらは、夜冷処理を行ったかおり野です。11月末から12月上旬に

    収穫予定。少し早すぎますね!

写真7.今日定植したばかりの夜冷処理のかおり野。

 

イチゴさん達は、38.1どの猛暑日の中でも、頑張っていますが、もう限界でしょう!

ようやくお盆が終わりました。

館長は、お盆や日曜日が一番忙しいです。なぜなら、従業員の皆さんがお休みのため

館長一人で苗に水を与えたり、ハウスの遮光カーテンを開け閉めしたりする作業で忙しいです。

甲府の8月の最高気温の平均は、は、37度と暑くイチゴの苗も生育が遅れています。

最悪なことに、お盆を過ぎても温度は下がりません。今日もさしこうきおん38.1度です!

イチゴさんたちにとって一番良くないのは、地温が35度を超えることです

根が茶色くなり栄養を吸収できないので、苗も細くなり根の張りもよくないようです。

やはり苗にとっては、最高気温は35度を切ってほしいですね!

兎に角、今年の高温(猛暑)は、高温障害を起こしつつあります。

常識では考えられないような障害が起きています。

昨年は、9月から10月の最低気温が高かったため、イチゴの花芽分化が遅れました。

この異常気象は、夜冷処理を行えば、解決できます。

今年のイチゴの苗の育苗中の気温が高い対策は、遮光しかありませんが、遮光をしすぎると

徒長して弱弱しい苗になり、12月のスタートから大きな実が収穫できなくなります。

館長は今年の7月から8月の猛暑を甘く見ていました。

来シーズンは、もっと真剣に猛暑(37度以上)対策をしないとよい苗は作れません。

現在は、冷静になって夜冷処理の開始時期などを、苗の大きさなどから判断して決めようと

思っています。

写真1.早い夜冷処理のハウス。苗の大きさの選別も完了していつでも、夜冷処理を開始できます。

    手前のかおり野は、暑さで生育が止まっているので、夜冷処理を行うと

    どうなるか不明です。不安ですね!夜冷開始日は、延期予定。

写真2.夜冷処理のハウス。ほぼ準備完了です。開始日は、延期予定。

写真3.遅い夜冷処理のハウス。夜冷処理は遅らせる予定。

写真4.章姫のハウス。このハウスのレイアウトが大きく変わりました。

    1トレイに40本入れて、1列おきに並べて光が沢山行くようにしてありました。

    しかし、温度を下げるために遮光をしているので、鉢広げをして1トレイに20本にしました

    苗に沢山日が当たるようにしました。8月26日までに根の張りを良くしなければなりません。

    まだ暑いので、間に合うか心配です。月曜日に葉欠きをします。

写真5.1トレイに40本入れてあります。葉が密集するので、徒長したり生育が遅れます。

写真6.1トレイに20本に並び替えました。これで光が従来の2倍当たります、水の奪い合いも減ります。

写真7.栽培ハウスのかおり野。かおり野は、高温に弱いので生育が普通と極端に

    遅い苗に別れました。このハウスは、最高気温が39度の時、41度ぐらいまで上がります。

    来年は、もっと温度を下げるように対策します。

    このハウスは、遮光以外に高温対策をしてあるので、まだかおり野が全滅せずに

    生育しています。

写真8.栽培ハウスの温度の高いところに「葉無直接定植」したアイベリー。7月まで元気でしたが、

    8月の猛暑で高温障害を起こしています。

写真9.こちらは、ハウスの涼しいエリアに「葉無挿し木定植」したアイベリーの

    苗。先ほどの場所より温度が2度ぐらい低いので、葉も緑で元気です。