イチゴ狩りの開始は、12月10日~25日になりそうです。2番目の蕾の出蕾が始まりました。

とうとう、山梨のインフルエンザの流行が、日本一になりました。残念!

11月7日は、100年ぶりに最高気温を更新して、28.4度と日本最高になりました。

今年の11月は、10月より暖かいので、夜冷処理のイチゴが予定より10~20日早くなりそうです。

原因は、11月の暖かさと、8月の暑さで苗の生育があまり良くなかった。

山梨の自然花芽分化は、大幅に遅れて11月中旬が開花でしょう。

当館は、夜冷処理の小さいイチゴは、無視して除去して2番目の実を早くならせます。

この暖かさでも、かんな姫は、糖度12ありました。酸味の無いチゴですね!

山梨の気候は、日本の最高気温にならなくても、常に上位になっています。

冬は寒いし、夏は暑いし盆地特有の寒暖差が激しく、イチゴ栽培には適さない地域です。

栽培管理は難しいですが、技術で克服できれば、イチゴの甘さ(日長が長い➡光合成が良い)と

(寒暖差で➡糖度が高くなる)のメリットがあります。

今週の栽培状況は、ランナー取が忙しいです。2番目の蕾が出蕾する2週間前から沢山ランナーが出ます。

太さも太いので2番目のイチゴは、期待できそうです。

2番目の出蕾が確認できたのは、かおり野とかんな姫です。顕微鏡での検査では、章姫の2番の蕾が

11月20日頃に出そうです。紅ほっぺは、1番目と2番目が近い、追っかけ2番が出ています。

館長が一番心配なのは、11月の暖かさで3番目の花芽分化が遅れることです。

11月20日頃になれば、顕微鏡で確認できるでしょう。

来週からは、摘花の作業を開始します。これが、細かい作業で大変です!

写真1は、順路2の章姫。夜冷と半夜冷とも計画より10日以上収穫が早くなりそうです。

     11月末頃から収穫予定。

写真2.両側の夜冷と半夜冷は、同じ時期の収穫になってしまいました。

写真3.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。こちらは、12月10日頃から

    12月15日からの収穫になりそうです。

写真4.左のかおり野は、1~2個目の花が咲いています。右側の紅ほっぺは、

    1~3個目の花が咲いています。

写真5.遅い夜冷の章姫は、12月末の収穫が12月15日になりそうです。

写真6.1~2個目の花が咲いています。

写真7.左側は、夜冷処理のかおり野。早すぎるので、枝ごと花を除去。

    もう2回目の蕾が、出て来ました。右側は、遅い夜冷処理の紅ほっぺ。

    1個目の花が咲き始めました。

写真8.夜冷処理のかんな姫。10月9日に出蕾した1個目の実が約1か月で収穫出来ました。

    8月の暑さと11月の温かさにより、30日以上前倒しになってしまいました。

写真9.来シーズンのことを考えて、少し花を残して収穫したかんな姫。

   この時期でも糖度が12度前後確保できるのが分かりました。

 

 

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