イチゴの花芽分化が終了して夜冷処理を終了しました。新しい猛暑処理対策設備の効果絶大!効きすぎました!

何とかコロナのクラスターに巻き込まれないで済みました。私たちのような5~7人の農家では、

コロナのクラスターが発生すると1年間収穫が危ぶまれる時期が有ります。

集団での苗取3週間と夜冷処理の苗の定植3週間です。

これからは、館長(肺癌による左肺の半分切除)の体調を守るためにコロナに感染しないようにします。

コロナのワクチンは、10月13日。インフルエンザのワクチンは、来週予約します。

館長が尊敬する「ドクターX」は、失敗しないのではなく事前の調査や検討から、随時「術式変更」

と言う内容で失敗しないようにしているのです。

イチゴの栽培も自然相手なので、様々な科学データーをもとに計画を作成したり、異常気象に対する

対策を準備しなければなりません。

つまり自然相手のため必ず大なり小なり失敗します。その時に過去の失敗した経験から得た「対策」を

有効に活用したり、新しい失敗でも「諦めずに、即様々な対策をトライ」出来るかどうかです。

近年IOT全盛の時代になっていますが、どんな科学データが有っても「イチゴの生理」や「新しい栽培知識」が

無ければ、生き残れないのです。すなわち、「じいちゃん・ばあちゃん」や近所の仲間からえた、温暖化前の

知識では、これからのイチゴ栽培は難しいでしょう。

館長は、毎年のイチゴの出来栄えと失敗の記録をブログの写真と、毎日の作業計画書に残しておきます。

今年の猛暑を予測して、「苗取から夜冷処理の定植さらに収穫」までの問題点を、事前に対策を考えて新しい設備

を自分で考えて導入しました。これからのイチゴ栽培の炭疽病対策や温暖化対策は、市場に販売されている設備

では、対応できないでしょう。皆さんはこの3年間コロナによる減収と思っておあられるかもしれませんが、

異常気象によるイチゴの不作が2~3年続いているのです。

今年も、夜冷処理をしない父後の花芽分化は、昨年以上に遅れるでしょう!

新しい設備の夜冷処理への効果は、館長の期待以上でした。

むしろ、効果がありすぎて夜冷処理が進み過ぎて失敗もしています。

しかし、今年貴重な科学的なデーターが入手できたので、来年の夜冷処理は、今年以上に上手に出来るでしょう。

苗採りにおいては、苗取後の8月の猛暑の連続に対して、対策済みと安心していたのでかおり野の

苗取後の枯れや生育が遅れが出てしまいました。来年は、気を抜かずに再度対策を実施します。

夜冷処理は、株の大きさや気温や肥料濃度や設備能力や品種により大きく差が出てしまいました。

しかしながら、どんなに株を大きくしても必ず花芽分化するなど、過去疑問に思っていたことが、

迷信であったことが判明して、来年は更なる株の大きさを目指し夜冷処理を行います。

館長は、収穫時期と作業量を分散させるために、7種類のいちごを「夜冷処理」・「半夜冷処理」・

「遅い夜冷処理」に分けて栽培します。つまり21種類のいちごを管理しているのと同じです。

この計画から実施までが大変ですが、終われば10月から1月までの作業や収穫が平準化されて

楽になります。

来週から、ガンガンイチゴの生育を促します。

花芽分化の進み具合に合わせて葉欠きもします。

今シーズンの8百何円の支払いが、完了しました。(異常気象対策・ハウスのビニール張り替え・

軽トラの購入)。8百万円も投資したので今年も絶対に失敗できない!

写真1.全体の95%の花芽分化が終了してハウスの中は、ほとんど定植が終わりました。

    真ん中のメイン通路も不要なモナが整理されてきました。

    ようやく、イチゴ園らしくなりました。

写真2.順路1の章姫。ようやく少し大きくなってきました。

写真3。夜冷処理の章姫。

写真3.半夜冷処理の章姫。

 

写真4.遅い夜冷処理の章姫。

写真5.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。

写真6.順路2の紅ほっぺとホワイトベリー。

写真7.順路2の苗取無の「葉無直接定植」かおり野。館長の特許です。

写真8.ポット受け苗のかおり野で、夜冷処理後に定植。

写真9.ポット受け苗のかおり野で、半夜冷処理後に定植。

写真10.ポット受けで苗が大きくならない株を無処理で定植。

写真11.夜冷処理のかんな姫。花芽分化を見落として定植。来週から花が咲くでしょう。

写真12.半夜冷処理のかんな姫。

写真13。遅い夜冷処理のかんな姫。

写真14.ホワイトベリーの夜冷処理苗。

写真15.ホワイトベリーの半夜冷処理苗。

写真16.ホワイトベリーの遅い夜冷処理の苗。

写真17.夜冷処理のアイベリーの苗。

写真18.半夜冷処理のアイベリー。

 

写真19.10月4日に定植する遅い夜冷処理の紅ほっぺのエリア。

     これで、今年の定植は完了です。

  

写真20.今日で夜冷処理が終わった遅い夜冷処理の紅ほっぺ。

写真21.当館の補植用苗と来シーズンの親株苗。

写真22.なかなか大きくならない章姫。10日までに大きくしたい。

写真23.暑さの影響で、根の力が弱く大きくならないかおり野。

 

 

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