コロナの感染が山を越し減少傾向が見られます。
孫の小学校の運動会は、かなり制限が有り、じじ・ばばは、孫の学年以外の参観は許可されませんでした。
運動会に行って驚いたのは、4~6割の人がマスクをしていませんでした。
専門家の話では、冬にはコロナとインフルエンザの流行が起きるそうです。
12月からのいちご狩りは、また激減するかもしれません。
今日からようやく最低夜温が、24度を切り22度でした。イチゴの栽培には、秋の訪れを知らせる
夜温が20度を切るのが一番大切です。花芽分化が遅れた昨年以上に、今年も自然花芽分化が遅れそうです。
今年の猛暑の中、イチゴの花芽分化は少し遅れ気味ですが、何とか花芽分化しているので
気持ちが楽になりました。イチゴの7品種のうち75%が、花芽分化を迎えたので75%の定植が完了しました。
花芽分化は、品種や苗の株の大きさや肥料濃度や冷却設備や夜冷処理のスタート時期により、変化するので
大変です。館長は収穫時期を3段階に分けているので、21通りの組み合わせで、花芽分化を管理しています。
今年は、紅ほっぺの花芽分化が遅れているのと苗の株の大きさの違いで、花芽分化時期が夜冷処理と
半夜冷処理時期が逆転しました。驚きです!
残る心配は、かおり野の自然花芽分化時期です。昨年より10日ぐらい遅れるかもしれません。
9月14日の章姫は、花芽分化初期に定植したので、花芽が進んでいるか心配でしたが、
検査の結果、無事花芽が進んでおり、定植時ステージ1が、ステージ5に進んでいました。
写真1.8月18日頃から少しずつ葉露が出て来ました。葉露が出れば、肥料を吸うので生育が良くなります。
葉露が出るのは、生育状態が良く、温度が低く湿度が高い条件です。
写真2.ようやく半夜冷処理の紅ほっぺに花芽分化が起きて、定植を開始しました。
古い葉を葉欠きして定植したので、害虫の駆除は早いでしょう。
写真3.定植が完了した半夜冷処理の紅ほっぺの根っこ。毎週の各品種の根の調査では、
何時も一番良く根が出ている紅ほっぺの根の出が良くなかったので、心配していましたが、
十分立派な根が出ていてホッとしました。
写真4.B棟西の苗。数が減りました。様々な品種と時期の苗が入っています。
写真5.A棟東。補植用の苗を置いてあります。
写真6.S棟。葛苗の集まりです。10月10日頃を目指して株を大きくしています。
写真7.順路1の章姫。夜冷処理の苗は、2回目の葉欠きが終わり、古い葉の除去が
ほぼ終わり、害虫が少なくなりました。害虫ゼロにが、まだ時間が掛かります。
写真8.右側は、半夜冷処理の苗でまだ葉欠きをしていません。
左側は、2回葉欠きをした夜冷処理の苗。
写真9.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。左側が、紅ほっぺとホワイ手ベリー。
来週の前半に半夜冷処理の紅ほっぺを定植すれば完成です。
こちらの苗は、葉欠き済みの苗で定植しました。
写真10.暑くて苗取に苦労したかおり野の夜冷処理の苗。
半夜冷処理の苗の内300は、生育が遅れてて、定植出来ません。。
写真11.今年過多導入したかんな姫。株が大きく花芽分化が早い。
夜冷処理が不要なので、選びました。甘さは館長の腕次第です!
写真12。お土産用と販売用のホワイトベリー。例年の1.5倍に本州を増やしました。
写真13.夜冷処理の章姫には、ランナーが沢山出て来ました。栄養成長から
生殖成長に入っている証拠です。ランナーが2本出ているのは、出蕾が2週間後を意味しています。
10月6日頃に1~2%出蕾するでしょう。出蕾は、2本あり芯止まりが1本でした。