山梨は、じわじわとコロナの感染が広がっています。
今年は、計画通りに仕事が進んでいます。事前の予測通りなので、
全て作業が順調に進んでいます。
待ちに待ったイチゴの花芽分化が始まってきました。
イチゴの花芽分化は、イチゴの品種や日長時間や温度や窒素濃度に関係します。
館長は、各品種ごとに収穫時期を分けて夜冷処理をしています。
章姫・紅ほっぺ・かおり野・ホワイトベリー・アイベリー・サラダイチゴ・かんな姫と
それぞれ、収穫時期を3段階に分けています。
7種類のいちごを3段階に分けると、21通りの条件を管理しなければなりません。
収穫時期をずらすことにより収穫作業が平準化されたり、お客様が欲しい時期に欲しい品種が
収穫出来ます。
かんな姫は、今年から栽培なので初めての夜冷処理です。
かおり野と同じか少し早いと聞いていましたが、予想通りの結果で一番早く花芽分化しました。
今日の花芽分化の調査結果は、12月上旬収穫のかんな姫の花芽分化はステージ5のがく片形成時期でした。
12月上旬の章姫は、ステージ1の分化初期でした。
収穫時期を左右する、花芽分化起きているので、嬉しくてたまりません。
これから毎日実態顕微鏡で花芽分化を調査しながら定植をしていきます。
今日の花芽分化の調査結果では、かんな姫は、今日即定植しました。
章姫は、9月13日が予定です。
今日定植したかんな姫の収穫は11月末頃になります。今年は、出荷を多めにするので、
早く収穫出来ても問題はありません。
今までは、いちご狩りの時期に合わせて収穫時期を聞けていたので、収穫時期が外れると
イチゴが余り、大変でした!。
温暖化対策と省エネ対策の目的で、国からの補助金で導入した設備は、順調に効果を発揮しています。
これから、12月末までの温暖化対策と省エネ対策の効果が期待でき楽しみです。
今から今月いっぱいは、忙しくなります。待機しているYさんが、明日から出勤です。
写真1.12月上旬から収穫予定の苗。9日から花芽分化が起きた苗から定植します。
写真2.12月中旬から収穫予定の苗。12日から順次定植がスタート。
写真3.12月末から定植の苗。苗も葉欠きごとに大きくなってきました。
写真4.苗取無で直接挿し木した、かおり野。少し元気が良すぎて、株が大きくなりすぎたようです。
様々な対策をして、9月末に花芽分化10月末に出蕾を目指して頑張ります。
写真5.花芽分化ステージ5(がく片形成時期と少し定植が遅れたので、
9月末から10月上旬に出蕾するでしょう。
写真6.定植が完了したかんな姫。大きい株と小さい株が混ざっています。
写真7.12月上旬の苗。紅ほっぺとかおり野の根が急激に増えてきました。
写真8.12月中旬の苗。どんどん根が増加しています。
写真9。12月末の苗。花芽分化が起きれば、何時でも定植できる苗に「成長しました。
12月末に収穫出来るように夜冷処理をします。