山梨のコロナ感染は、まだ治まっていません。
定植が完了する今月までは、全員コロナに感染できません!
定植が終われば、少しのトラブルであれば、何とかなります。
今年の残暑が厳しいですね。
今年も炭疽病の発生や親株の枯れや病気で苗不足の声が聞こえてきます。
今年のような猛暑では、従来方式の苗取りでは、炭疽病が出やすいですね。
その点、館長が取得した「葉無挿し木法」や「葉無直接定植法」は、炭疽病が出ないので安心です。
今年のように暑いと、頭上灌水を1日何回も行うので、1本でも病気があるとその党の苗は、
全滅する可能性があります。と言って手灌水は時間がかかり毎日が大変でできません。
この残暑で当然「苺の花芽分化」も大幅に遅れるでしょう。
当館は、3回に分けて夜冷処理を行うので、花芽分化の遅れは心配ありません。
心配なのは、「葉無直接定植法」のかおり野の自然花芽分化の遅れです。
昨年までは、自然花芽分化の遅れは仕方がないとあきらめていましたが、今年は「新兵器」で
かおり野の自然花芽分化もコントロールすることに挑戦します。
いずれにしても、9月はイチゴさんたちの生理を理解して、「何とかイチゴさんたちが、秋が来たので
花芽分化をしましょう!」思ってもらわなければなりません。
いわゆる、イチゴさんたちとの駆け引きの毎日です。
今年の苗は、暑いせいか、徒長もすくなく根の張りもよくなってきました。
今月中旬の定植に向けて、栽培ハスの準備を完全に終わらせなければなりません。
章姫のお客様には、出荷が始まります。今年の暑さで他の農園では、暑くてハウスに入れないので、
定植の準備が遅れているようです。
写真1.12月上旬収穫の苗。苗の大きさも計画通り、そろっています。
写真2.12月中旬から収穫する苗。
写真3.12月末から収穫する苗。葉欠きにより急激に大きくなっています。
写真4.章姫の苗。
写真5.栽培ハウスに苗取りをしないで、直接挿し木定植をしました。
苗の生育が育苗ハウスより良いので、元気が良すぎて栄養成長にならないように
コントロールして、かおり野の自然花芽分化を遅れないようにします。
写真6。12月上旬に収穫する苗の生育状況。愛ベリーの根が一番良いです。
予想外に紅ほっぺの苗の出が遅いです。かんな姫に苗は良いです。
写真7.12月中旬から収穫する苗。品種の傾向は同じです。根のでは、各党の中で
一番良い!
写真8.12月末に収穫する苗。小苗でもよく根が出ています。
写真9.シャインマスカットの収穫が完了しました。白い袋は緑の袋より、
黄色ぽくなります。来年は、緑の袋をかけます。糖度は甘く好評でした。
写真10.右側は、ジベ処理後に花が咲いてジベ処理が出来なかった房。
左側は、摘粒を忘れた房で、沢山粒が残っているので、小粒になりました。