いちご狩りのご予約は、収穫量が確定するまで一時停止します。
収穫量が確定次第、ご予約の受付を再開します。
館長の良くない方向の予測が当たりそうです。
定植後の9月15日から出蕾が始まる10月18日頃の日照が少なく、大きな花が少なく
大きい実が少なそうです。
写真1.10月18日に出蕾した章姫の実。小さい!
写真2。10月18日に出蕾した紅ほっぺの実。紅ほっぺにしては、珍しく小さい。
写真3。10月18日に出蕾したかおり野の実。株により粒の大きさに差が出ている。
良い花が咲かなかった理由は、下記表のように定植後の日照不足かもしれません。
自然花芽分化の苗では、このように極端な影響は受けません。
来年の課題が出来てしまいました。
2番目の花は、大きな花が咲きそうです。1月15日以降の実に期待しましょう。
2022年の日照時間と温度 | 単位;時間 | ||||
8月 | 9月 | 10月 | |||
15~30日 | |||||
日照時間 | 2021年 | 5.3 | 6.5 | 6.1 | |
2022年 | 4.7 | 4.9 | 5.2 | ||
差 | 0.6 | 1.6 | 0.9 | ||
2021年比 | 89 | 75 | 85 |
現在、来年からの栽培ベットの培地(ヤシ殻)の全部を交換します。
毎年培地の交換は、桶を使用して融かした培地を栽培ベットに載せて盛り上げます。
毎年大変な作業なので、来年から栽培ベットの上に4.5Cmの厚さのココブロックを載せて
重労働から解放します。
写真4.従来の暑いココブロックに換えて、栽培ベットが空の時は厚さ4.5Cmを使用。
栽培ベットにココを追加するときは、厚さ2.5Cmを使用します。
写真5.栽培ベットに4.5Cmの厚さのココを入れます。急ぐときは、栽培ベットに水を4~6Cm
入れます。急がないときは、点滴チューブで水を送りふくらまします。
写真6.手前は膨らんだ培地(ココ)を手で盛り上げました。奥は点滴チューブでココを膨らましました。
4.5Cmの厚さが約20Cmに膨らみます。
写真7.当館は枝やランナーが折れないようにココを高く見り上げます。高く盛り上げない農家の
皆さんでしたら、追加の培地(ココ)は、不要かもしれません。
写真の真ん中のように、ココが少ない所は、ココブロックの板を入れます。
写真8。ココが少ない所に板状のココブロックを置きます。ココの少ないか多いかで
板状のココを変えます。写真は厚さ2.5Cmを使用した写真です。
高さ8Cmぐらいに膨らみます。