イチゴの「葉無挿し木」(館長の特許)の事前テスト開始。

 いよいよ来週の20日から「葉無挿し木」(館長の特許)イチゴの苗取を開始します。

イチゴ栽培で一番重要で難しいのは、苗取です。

館長が特許を取った「葉無挿し木法」や「葉無直接定植法」(苗取無で直接ベットに苗を挿し木して定植を無くす

方法)は、炭疽病が出なく活着率が95%以上と優れた挿し木方法で、イチゴ栽培260年で世界中の誰もが

思いつかなかった方法です。

方法です。日本全国に展開したいのですが、コロナの関係で各県に出向いて説明できませんでした。

今年からは、コロナの感染も収まったのでこの新しい「葉無挿し木法」や「葉無直接定植法」を全国に広めたい。

従って、今シーズンもこのブログで皆様にお見せすることは出来ませんので、お許しください。

2022年の苗取は、活着率100%を目標に進めます。

学生時代は、予習をして学校に行き帰ると復讐をしました。

イチゴ栽培においても、館長は予習と復習を繰り返し行いながら、栽培の向上を図っています。

と言うことで、来週の6月20日の挿し木に先駆けて、6月10日(10日前)に新しく

改善した様々な条件で「葉無挿し木」をしました。

挿し木の状態は、2日目の今日まで、最高の出来栄えです。

挿し木後10日の6月20日までには、全ての苗が活着するでしょう。

苗取の活着率の目標を100%と言えば、イチゴを知っている人は、絶対に無理と言うでしょう。

館長は、活着率が悪くて炭疽病が出たり苗の育苗に手間がかかるよりは、苗取の様々な条件を

クリアして、最高の条件にして活着率を100%にすることを決めました。

今年の苗取の改善点

1.太郎苗の使用可否を決める基準書の作成。➡苗取の理論が分かれば選別できる。

2.様々な挿し木条件を最高の状態にすると同時に、焦らず無理をしない。➡欲を捨て焦りは禁物

3.作業基準書を作成して、全員が作業ルールを守る。➡今年の新人は、遅いがキッチリ、ルールを守れる。

4.全ての苗が同じ条件になるよう調整。➡同じと思っていても詳しく見ると異なっています。

等を実施しています。

昨年は、肺癌の手術後10か月で、酸素濃度も93~95と息切れ化するためか、あまり丁寧に

挿し木の準備が出来ませんでした。実際、昨年のことはほとんど覚えていない。

今年は、手術後の回復が順調で元気に動けるので、準備万端です。

今年の苗の特徴

1.新芽が良く出ている。

2.根の量や形状が良い

3.苗がこじんまりしている。

個人的な話;6月5日に大学時代からの友人の月命日にお墓参りに行きました。

何も語れなくなった友人を、心の会話をしてきました。

「会うが分かれの始まり」は、館長の座右の銘です。

写真1.例年より丁寧に準備作業をした育苗ハウスのポットなど。

    様々な条件が均一になっている育苗ハウス。

写真2.使用できる太郎苗の仕上げ前。

  使える太郎苗。太郎苗を使用しないと1本から採れる苗の数量が20~30%

  減ります。また、良くない太郎苗を使用すると活着率が悪くなったり、芯止まり株が

  増えます。

写真3.挿し木前のポット。トヨタ方式で教わった前段取りの方式で、挿し木前に

    肥料をランナーピンを挿しておきます。このポットには、その他様々な対策が施されています。

写真4.大苗の根。根が沢山出ています。少し根の周りが黒いのが気になります。

写真5。中苗の根。根が沢山出ており良い根です。

写真6.友人のお墓参りに行きました。昨年の10月5日に亡くなりました。2回目のお墓参りです。

キットお墓の中で来たことを喜んでくれていると思います。

 館長のイチゴを一番愛してくれた友人でした。イチゴが無いのでさくらんぼうを

    お供えしました。

    癌を発症した10年前から、何時か分かれがくるとびくびくしながら、食事をしたり

    旅行に行ったりでした。覚悟は出来ていましたが、いざ別れてしまうと悲しみが

    こみ上げてきます。友人の分まで長生きして有意義に過ごしたい。

    館長も何時お迎えが来ても不思議ではない立場です。

    最後まで頑張ろう!

 

 

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