令和4年のイチゴ狩りは、終わりました。
今シーズンは、夜冷処理の不備で、イチゴ狩りが本格的に始まったのが、
2月になりました。過去最高の遅れでした。
一番大きな原因は、8月13日からの1週間が寒かった影響です。
この1週間、苗を暖房すればよかったのですが、過去20数年夏に暖房をしたことが無かったので
暖房する勇気がありませんでした。
失敗したのは、館長だけかと思いきや日本全国のイチゴ園のほとんどが、この8月の異常気象の
影響を12月から4月まで受けていました。
今シーズンの一番良かったことは、イチゴの甘さを最後の最後5月まで維持できたことです。
良かった原因は、気温が低かったことと、当館の様々な技術が実を結んだことです。
特に地温管理・ハウスミスト・株元炭酸ガスの効果が出てきたようです。
特に良かった品種は、「かおり野」で、甘いのでお土産にご購入されたいと言うお客様が
たくさんおられました。来シーズンは、お土産用にかおり野を増やします。
紅ほっぺも、12月から大きな実を連続して収穫出来ました。
異常気象の影響で、何時イチゴの収穫量が減るか心配しながら、お客様をお迎えしていました。
他のイチゴ園が収穫量が減る中、当館は最後の5月まで沢山の収穫量が確保できました。
5月のお客様のほとんどが、イチゴ狩りに来られて「まだ沢山イチゴが有る!」と喜んでいただけました。
2月から3月は、中央市のエベントで「PayPayでお支払いのお客様には30%のキャシュバック」が
実施されたので、山梨県内のお客様や県外のお客様が、沢山が来館されてイチゴが不足したり、
イチゴ狩りのお客様が沢山ご来館されて、パニック状態になりました。
常連様には、イチゴがご購入できなかったり、イチゴ狩りのご予約が取れなかったりで
大変ご迷惑をお掛けしました。
今年の2月から3月に新しく当館のイチゴをご購入下さったお客様が、
来シーズンも殺到されることが予測されます。
頑張って沢山イチゴが収穫できるよう頑張ります。
久しぶりにテレビに出演したために、お客様が沢山ご来館されました。
2022年3月2日のBSーTBSの「美しい日本に出会う旅」に当館が出ました。
これが予想以上に長い時間で放映されました。
今までのテレビは、ほとんで有名なタレントさんがご来館されて、当館のイチゴを説明したり
感想を述べてくれました。
何と今回は、タレントさん無て館長がイチゴを説明したりジェラートなどの感想を述べました。
BsーTBSのスタッフの皆さんの収録・編集が非常に上手だったため、反響がすごかったです。
特に「アイベリーのジェラート」が好評で、今シーズンは、沢山のジェラートが出ました。
来年は、お得な「アイベリーのジェラート付きプラン」の販売を追加すようと思っております。
コロナの影響は、12月から1月が大きく、売り上げが大きく減りました。
2月以降も慎重なお客様は、旅行を控えたり、帰省を控えたりされていました。
また、ご予約されても、コロナに感染されたり、濃厚接触者になったりで、キャンセルも
沢山ありました。
しかし、昨年に比べて数組のご家族がご一緒にご来館される組数も増えてきました。
お客様同士の絆も元に戻りつつあるようで、ホッとしています。
ジャム用イチゴの販売も軌道に乗り、年々お客様が増えてきました。とうとう出荷量が、
1000kgを越しそうな勢いです。
最近は、かき氷屋さんの増加が著しく、またこだわりのイチゴジャム屋さんの増加してきました。
イチゴを冷凍するのが間に合わなくて、冷凍庫も1台から2台に増やして対応しています。
冷凍が間に合わないので、メディカル用のマイナス28度対応の冷凍庫の変えました。
当館で長く働らいてくれたパートさん達が、年齢の関係で今年で退職です。
新しく新人を4人採用して更なる、品質向上を目指して頑張りますので、宜しくお願いします。
館長的には、大学時代からの大の親友が、昨年の10月に亡くなりました。
脱サラしていちご園を始めてから22年間、館長の相談相手であり、悩みを聞いてくれた
親友でした。
私の親友は、癌と10年以上戦ってきました。その間、何度も手術を受けました。
館長には、一度も痛いとか苦しいと言いませんでした。
館長が不作で苦しむ時、14年の雪害でハウス10棟が倒壊した時など、
心から応援してくれました。
もう会えない、本当にさみしい!
私には、もう一人親友がいます。お互いに励ましながら残りの人生を楽しみたい。
写真1。最後まで甘く大きなイチゴが収穫出来た順路1の章姫。
元気で、まだまだ収穫可能ですが、来シーズンの準備で終了します。
写真2.こちらも元気な順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。
写真3。ジャム用生のイチゴ
写真4.冷凍前のジャム用イチゴ。ヘタ取に大忙し!
写真5.新規に購入したメディカル用冷凍庫。