コロナ感染も収束し、いまだに増加傾向にならないので一安心です!
東京で感染者が66人と低いですね。感染専門家でも予測できなかったです。
このまま、感染の拡大が起きないことを祈っています。
昨年は、肺癌の手術や治療などでイチゴ栽培も館長が納得できるレベルまで出来ませんでした。
今年は、過去最高の出来栄えを目指して苗取や育苗や夜冷処理と完璧にこなしてきました。
しかしながら、7月~8月の日照不足と8~9月の低温と言う2つの異常気象がイチゴの栽培に
悪影響をもたらしました。農業は天候に左右されるので仕方がありません。
館長は、異常気象が起きても影響が少ないように収穫時期を3段階に分けて計画しました。
しかしながら、
1.日照不足による苗の生育遅れ。
2.低温によるイチゴの自然花芽分化の前倒し。
異常気象に対して万全な対策をしてきたつもりでしたが、2個の異常気象が重なり花芽分化が
例年より2週間ぐらい早まりました。
この10年、温暖化によりイチゴの花芽分化が遅れることが有っても、早まることはありませんでした。
来年からは、花芽分化が早まることも頭に入れて栽培計画を立てることにしました。
自然花芽分化が早まったことにより
1.株が大きく生育しないうちに花が咲き、小さな実しか収穫できない。
2.収穫時期が11月末からスタートして、クリスマスやお正月にイチゴが収穫できない
つまり、1番目の花の12月の収穫は、あまり期待できない。1月中旬からは、例年より
大きな実が沢山収穫できる予測です。
館長が心配しているのは、(1)贈答用のイチゴを待っておられるお客様に何とか対応したい。
(2)12月末からお正月のいちご狩りを楽しみに待っておられるお客様を受け入れられない。
これから少しずつ色々な品種の花が咲いてきます。
咲いた花の大きさと咲いた時期により、約2月後の12月から1月の収穫時期を正確に把握していきます。
少しでもお客様のご要望にお応えできるように頑張ります。
写真1.何時でもお客様をお迎えできる状態にいちごハウスのじゅうんびを進めています。
まずは、メイン通路と休憩場の清掃。
写真2.順路1の章姫。イチゴは蕾が出てイチゴの花が咲くまで葉は出て来ません。
従って10月4日頃とイチゴの葉の枚数と大きさは変わりません。
古い葉の除去が終わり、粘着くんでの害虫の駆除も終わりました。
今年も5月まで生物農薬を駆使しながら、残留農薬ゼロ(無農薬栽培)を
継続します。
写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白イチゴ)。
ホワイトベリーや紅ほっぺは、先週より大きくなりました。
かおり野は、苗取無の直接定植のため大きな株に育っているので例年より
1~2週間早くても大きな実が収穫できます。
写真3.収穫時期を2週間遅らせよう足した遅い夜冷処理の章姫。定植を2週間遅らせたのですが、
もう花が咲き始めました。株も必死に大きくしていますが、大きな実は期待できない。
写真4.収穫を2週間遅らせようとした、順路2の紅ほっぺ・ホワイトベリー・かおり野。
かおり野以外は、もう花が咲き大きな実が期待できない。
写真5.お土産・お歳暮エリア。手前からかおり野、紅ほっぺ、さちのか。、アイベリー。
アイベリーの一部を除いて、贈答用に使えそうです。
写真6.お土産。贈答用のエリア。手前からかなみ姫、ホワイトベリー・さちのか・アイベリー。
ホワイトベリーを除いて、お歳暮や贈答用に使えそうです。