イチゴの苗が、8月と9月の日照不足で生育が遅れています。自然花芽分化も早くなりそうです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

山梨県のコロナウイルの感染がまだ、収まりません。

感染を避けるために、ハウスと自宅の間だけを往復する毎日です。

今日は、館長の母の命日です。緊急事態宣言で、藤澤のお墓参りに行けません。

7月~8月の長雨と9月の秋雨前線で、日照不足が起きて、イチゴの苗の生育が遅れています。

遅れるだけだと良いのですが、イチゴの地上部は、の茎が細く徒長しします。

イチゴの地下部は、根の出が良くなく根の張りがよくありません。

更に、イチゴはカレンダーを持っていないので、秋が早く来たと感じて子孫を残すために

早く花芽分化を起こします。

異常気象に対応するのは、非常に難しいですが、異常気象を出来るだけ把握して、対策をすれば

最悪の状態は、避けられます。

この異常気象の対策として、イチゴの苗の1株当たりの日が当たる面積を2倍にしました。

もともと、通常の苗は、7.5Cmポットを使用します。

館長は苗が異常気象になっても耐えられるように、面積で1.44倍の9Cmポットを使用しています。

従って、館長の苗は、通常の苗より日照が、2倍(苗の置き方)*1.44倍(苗のポットの面積)=2.88倍

の広さにしてあります。

しかし、9月上旬は、日照時間が5時間以上あるのが、今年は日照時間が0時間に等しいので、

日照不足は、避けられません。

2010年から2021年の気象データー。

8月 降水量(mm) 気温(℃) 日照 全天日射量
合計 平均 最高 最低 時間 (MJ/㎡)
日平均 日最高 日最低 (h) 平均
2010年 8 79.5 28.3 34.2 24.6 37.5 22.4 203.8 20.1
2011年 8 175.5 26.8 32.5 23.1 37.4 19.5 179.1 17.4
2012年 8 78.5 27.8 34.6 23.6 37.3 21.2 257.9 21.6
2013年 8 39 28.5 35.3 24.1 40.7 18.3 233.6 20
2014年 8 163 26.5 31.7 23.1 36.5 19.4 136.2 15.7
2015年 8 126 27.2 32.6 23.5 37.3 17.1 173.6 18.1
2016年 8 231.5 27.1 33.4 23 38.5 16.8 199.5 19.2
2017年 8 98.5 27.3 32.7 23.9 37.5 21.6 146.5 17.3
2018年 8 148.5 28.2 34.5 23.8 38.7 15.7 238.5 21.2
2019年 8 101 27.9 33.8 24.4 37.6 21.8 192.3 18.8
2020年 8 60 29 35.8 24.7 39.3 21.5 252.8 21.7
2021年 8 197.5 27 32.4 23.4 37.7 20.5 163.2 16.8
合計 1498.5 331.6 403.5 285.2 456 235.8 2377 227.9
平均 125 28 34 24 38 20 198 19
158 98 96 98 99 104 82 88

今年の8月の問題点

1.8月の雨量は、例年の1.58倍と多い。

2.日照時間が例年の82%と少ない。

3.気温も低い

今年の8月と9月の日別気象条件

甲府 2021年8月(日ごとの値) 主な要素
降水量(mm) 気温(℃) 日照
時間
合計 平均 最高 最低 (h)
1 4 27.7 35.2 23.9 8.3
2 0 28.3 35 23.8 8.6
3 0 28.5 34.5 24.2 8.9
4 0 29.7 37.5 24.4 10.8
5 30.6 37.7 25.5 10.4
6 29.6 36.7 23.4 12.2
7 28.6 33.6 24.6 5
8 9 28.6 34.6 23.9 4.4
9 10.5 27.5 32.6 25.2 1.2
10 0 30.1 36 25.6 8.3
11 27.5 33.9 22.4 7.9
12 1.5 25.9 30.4 23.5 2.3
13 46.5 22.9 24.5 20.6 0
14 23 23.3 26.2 20.7 0
15 27 22.2 23.5 21 0
16 4 22.6 25.9 20.5 0
17 33.5 23.1 28.3 20.8 1.1
18 29 24 28.5 21.9 3.2
19 4.5 25.1 30.9 21.7 3.5
20 1 24.7 29.5 22.2 2.2
21 3.5 25 29.7 22.4 1.1
22 0.5 26.7 32 23.2 3.6
23 0 26.7 30.6 23.5 2.4
24 0 26.6 30.1 23.9 0.6
25 0 27.5 32.4 23.6 4.2
26 29.3 36 23.8 10.2
27 29.4 36.6 24.6 9.2
28 30.2 37.2 25.5 10.8
29 28.6 35 24.1 6.6
30 29.2 36.1 24.7 9.3
31 0 28.4 34.8 24.8 6.9
合計 197.5 838.1 1005.5 723.9 163.2
平均 27 32 23 5
17日5時間以下
9月
1 0 26.4 28.6 24.2 0.6
2 28 22.2 24.5 20.4 0
3 8 21.4 24.4 20.2 0.4
4 51 21.7 24.6 20.3 0
5

1.8月の日照時間で、5時間以下が17日もあり、日照不足。

2.9月は、昨日までの4日間の日照時間が、0~0.6時間と極端に少ない。

8月末から9月上旬の日照不足は、イチゴが秋が早く来たと感じて、自然浜芽分化が早く起きる

可能性があります。

花芽分化が早く来る要因は、

1.最低気温が20度前後を下回る。

2.秋雨前線などで平均気温が下がる。

3.弱くて小さい苗ほど、子孫を残すために、早く花を出します。

4.肥料切れや水不足で、イチゴが死んでしまうと感じた時。

写真0.苗取無でベット(培地)に直接定植したかおり野の成長を抑えていました。

    9月に入り気温も下がって来たので、これからは株を大きくしながら生殖成長に

    入ります。

写真1.通常の苗は、写真のようにビッシリ苗を置きます。下がって苗の新芽に

    日が当たりにくいです。特に今年は日照不足で新芽に光が当たりません。

写真2.一番早い夜冷処理のハウス。光が新芽に当たるように、通常より約2.88倍の間隔で

苗をおいてあります。一番良い苗を置いてあります。いわゆる野球で言えば、」一軍の苗。

写真3.2番目に早い夜冷処理のハウス。野球で言えば、二軍の苗です。

写真4.一番遅い夜冷のハウス。生育が遅れている一番良くない苗で、支配下登録の苗。

    苗の大きさにバラつきが有ります。定植の9月末までに大きくします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA