コロナな感染拡のピークが少し止まりつつあります。
コロナは、他人の力に頼らず、自己責任で出来るだけ感染を防止するしかないようです。
夏休みが終わる9月上旬まで、感染は終息しないかもしれません。
当館の従業員全員が、1回目のワクチン注射が終わりました。
順次2回目が終わるでしょう。しかし、安心せずにコロナの感染対策は継続します。
館長が取得した苗取と苗取無の直接定植のかおり野は、順調すぎるほど生育しています。
イチゴの栽培の難しさは、生育(栄養成長)を良くしすぎると、生殖成長に切り変わらず、
花芽が出ません。
従って、館長は章姫・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白イチゴ)・アイベリー・さちのか・サラダイチゴ・
かなみ姫などは、苗を冷房(夜冷処理)してイチゴの苗が」秋が来たと勘違いして花芽分化を起こしたのを
顕微鏡で確認してから定植します。
かおり野は、少し暖かくても花芽分化を起こすので、冷房(夜冷処理)は、不要です。
従って、苗取無でベット(培地)に直接定植をし、花芽分化を起こすのを待ちます。
今年のかおり野の挿し木と直接定植の苗を比較しました。
今年の挿し木苗は、苗取後の雨が多く日照時間が少なかったので、苗が例年よりヒョロヒョロ(細い)く
小さ目です。
苗取無の直接定植は、広い空間のベット(培地)の上なので、少ない日照時間でも
大きくなります。
従って、花芽分化を起こさせるようにイチゴの株の成長を押さえています。
写真1.葉欠き前の挿し木のかおり野。日照が少ないので40本入りのトレイの中で、光と水の
奪いあいで、ヒョロヒョロと細い茎が伸びます。
もう、葉が多くて新葉に光が当たりません。
写真2.若い新葉に光が当たるように古い葉を除去します。
新しい新葉の茎は太くなっt出て来ます。水も頭上冠水で平等に行きわたります。
写真3.ポットのかおり野の苗は、6月30日に挿し木しました。上の写真のように
葉欠きや頭上冠水をしながら成長させました。
ベット(培地)の苗は、7月1日に直接定植しました。
直接定植の苗は、成長を押さえているにもかかわらず、
茎が太くて葉の大く、徒長していない背の低い株に育っています。
写真4.かおり野の株は、全体的に大きくなってきました。花芽分化が起きたら
肥料を強くして大きくします。