8月18日から24日までのイチゴの栽培状況。
今週前半は、37~38度と炎暑ながら、後半は曇りや雨の影響で35度を下回りました。
涼しく感じるのは、午後の秋を思わせる風や最低夜温が下がったことです。
8月18日から8月24日の栽培状況 詳細については、「いちご狩り日記」をご参考ください。
今週のトピックスは、21日から開始した「短日夜冷処理」です。
短日夜冷処理を開始すると、12月からのイチゴのシーズンが間近になってきたことを強く感じます。
しかし、「短日夜冷処理」の実施には、当館の優良苗を引き当てたり、光と水の争奪戦に負けた、負け組を取り除く作業に追われます。
今年の苗の出来栄えは過去最高に良いので、短日夜冷処理をしても花芽分化は若干例年より時間がかかるでしょう。
8月21に夜冷処理を開始して、9月15日頃の定植、12月上旬の収穫開始予定です。
7月15日から25日まで間に挿し木した苗の2回目の葉欠きをしました。まだ、完全に古い葉を取り除くことはできませんでした。
挿し木の苗は、2回葉欠きをしたのちに、ミドリ・ミドリした新葉の美しい苗になります。
写真1.短日夜冷処理を開始した育苗ハウス。
17時から朝の8時までは、真っ暗にします。
温度は15~17度までに下げます。
写真2.2回目の葉欠き後の紅ほっぺ。
写真3.2回目の葉欠き後の章姫。
写真4.短日夜冷処理中の章姫。
写真5.短日夜冷処理中の紅ほっぺ。
写真6.短日夜冷処理中のあかねっ娘(ももいちご)。