記録的な危険な暑さ(38~39度)が4日間も続きました。今シーズンのいちご狩り用の苗の第1回目のポット受けの切り離しを開始。

今週は、7月7日から38~39度と危険な暑さが4日間も続きました。
9年前は、館長も作業者も若かったので、40度の気温でも作業をしましたが、サウナの中で作業しているような感じで、今にも腰が抜けそうだったことを覚えています。

この危険な暑さで、館長を始め高齢化してきた作業者の熱中症を避けるために、挿し木の日程を1週間遅らせたり、高齢者と女性は午前中で作業を終了しました。

この猛暑は、山梨だけでなく西日本や東日本でも起きていました。
しかし、この4日間の内3日間は、山梨が日本の最高気温になりました。

山梨は、この100年で2度最高気温が高くなっています。
通常100年で1度上昇する所を、山梨は2倍のスピードで温暖化が進んでいます。

特に20年前から1度上昇と異常な速さで温暖化が進んでいます。

このスピードで温暖化が進むと山梨のサクランボウやももやブドウが作れなくなりそうです。

今週は、第1回目のポット受けの切り離しと2回目のポット受けをしました。

4月末~5月上旬の寒さと5月中旬からの猛暑により親株とランナーの生育が良くありませんでした。
9月上旬の夜冷処理苗の定植を間に合わせるために、ポット受けを増やして対応した事が正解でした。
ほぼ夜冷処理の苗を確保することができ、ホッとしています。

9月末から定植する半夜冷処理苗は、今週のポット受け苗や来週からの挿し木苗で対応できそうです。

半年間のイチゴの収穫の出来栄え(粒の大きさや収穫量や収穫回数)は、9月に定植する苗の出来栄えで8割がた決まってしまいます。

写真1.切り離しが終わった第1回目のポット受けの苗。
8月20日からの夜冷処理の開始までに、クラウンを太くしたり、根の張りを良くします。

写真2.猛暑の影響で根が出ずに活着しない苗が、例年より少し多めでした。

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