8月14日の左肺の上葉を摘出手術をしてから、28日になります。
手術の痛みも痛み止めで治まっています。1日食後3回の痛み止め。1日3回以内の「とんぷく」の
回数を少し減らそうとしていますが、やはり減らした分痛みが出て来ます。
今日現在は、「とんぷく」を1日2回にして胃への負担を減らしています。
ようやく、手術で固まっていた筋肉などが動くようになりました。
特に左腕は、この20日間ほとんど動かせなかったのですが、今週から軽くなら、
手を上下したり曲げたり出来るようになりました。
最近感じることは、体を動かないで寝ているために、指や肩や体の筋肉がメッキリ減ったことです。
昨日、体重を測ると何十年ぶりでしょうか、体重が10Kg以上減り70Kgを切っていました。
最近は暑さに耐えられるときは、ハウスに居て体を動かしています。
先週までは、何とか体力を付けようとして、無理やり口に食事を運ぶ有様でした。
体を動かす分、食欲も出てきて、食事が美味しいと感じられるようになりました。
昨日退院後、2回目の診察に行ってきました。
手術は成功して、回復も順調に進んでいます。
写真1.右側が8月27日のレントゲン写真。左側が、9月10日のレントゲン写真です。
手術後の左側の右肺の輪郭がハッキリ見えることは、「水」が無くなった証拠らしいです。
手術が終わったので、呼吸器外科の先生から呼吸器内科の先生をご紹介していただきました。
これから、抗癌剤の化学療法(点滴)に入っていくらしい。
1.抗癌剤の薬は肺癌が一番強いので、副作用も沢山出る可能性がある。
従って、10月1日の1回目の点滴から10月8日の2回目天敵までは、万一を考えて
入院しなければならない。
2.この抗癌剤の天敵の効果は、実施した時と実施しない時の差は7~8%と効果が少ない。
生き残れる可能性があるのなら、1%でも使用したい。
3.従って、無理に受ける必要はない。今は、抗癌剤の薬より癌の治療薬の方が進歩しており、
万一発癌しても心配はいらない。
4.副作用が多く出る時は、医師の判断で抗癌剤の点滴を中止する。
先生と相談して、体力が回復する10月1日から入院して抗癌剤の点滴を開始することとした。
10月1日までに、体重10Kg増やし元の体重に戻したい。
5.この抗癌剤の治療は1月に2回しか天敵が出来ない。従って4サイクル抗癌剤を投与するためには、
4回のサイクル(4か月)が終わる1月まで継続することとなった。
6.副作用としては、手足のしびれ・食味が感じられない・髪の毛の脱毛などがある。
これも、個人差がるので、実際に抗癌剤を投与しなければわからない。
髪の毛は、時間が過ぎると毛が生えてくるらしい。
いちご狩りでお会いするときは、もしかすると館長の毛が無いかもしれません。
恥ずかしいが、皆に会いたい!是非いちご狩りにいらしてください。
7.体力を回復させたり、肺活量を増やすために、出来るだけ歩いたり、動いたりします。
今までは、どんなに動いても息苦しいことがありませんでしたが、今は少し運動量が増えると、
呼吸が苦しくなり、深呼吸をして補います。
8.抗癌剤の投与は、来年の1月で終わりで、繰り返して投与することはないので、少し安心した。
9.1月以降は、癌の再発を監視していくことになりそうです。
これからは、館長が持って生まれた「運」次第でしょう。
5年間再発しなければ、卒業らしい!!!!
1月の抗癌剤の投与が終われば、元の体に戻れます。
その時に、皆さんに過去最高のイチゴをご提供しようと、従業員一同頑張っています。
現在のイチゴの栽培状況。
1.夜冷処理開始。(今年は収穫時期を3段階に分けて夜冷処理を行います)
2.イチゴの株を太らせて、定植時に大きな苗にします。
3.小苗は、別管理として大苗に追いつくよう栽培。
4.かおり野は、夜冷処理が不要なので全て定植が完了しました。
写真2.9月18日からの定植に備えて、ガンガン成長しています。
写真3.9月28日からの定植に備えて、昨日から夜冷処理を開始しました。
残り3週間で苗を太らせながら、花芽分化を起こさせます。
写真4.10月5日頃の定植(自然花芽分化)の苗。小苗を大きく育てています。
写真4.苗の注文を受けた章姫。今年の8月は猛暑日が22日と多かったので、どこのイチゴ園も
定植の準備が遅れています。
写真5.夜冷処理の不要なかおり野は、全て定植が終わりました。
今年の夏は暑かったので、暑さに弱いかおり野は、生育のバラつきが多いです。
何とか、今月中に小苗を大きくします。