今後、肺癌で手術される患者様に、少しでも手術後の状況が分かるように
書きました。少しでも参考になれば良いです。
8月13日の午前11時に入院手続き。
病院までの到着時間は、車で約1時間ぐらいです。
何時も明るく、よくしゃべる英子社長は、一言もしゃべらない。無言の20分でした。
手術は、14日の14時から16時頃と説明を受ける。
8月13日の14時から、手術担当の医師から、手術の内容について詳しく説明を受ける。
予想していたが、手術が難しいので、手術時間も長く危険度も高いことが分かった。
もうすべて、私の人生を先生にお任せするしかない・・・・・。
入院すると、コロナの感染の関係で、家族と言えど面会はできない。
先生から400人に一人は、手術により死亡する可能性があることを知った!
夜、急遽遺言状を作成。実印などないので正式なものではないが・・・。
72歳までの家族に対する感謝と相続争いの内容に書いた。
8月14日、前の手術2件が早く終わり予定より手術が14時半頃に始まる。
ICUのベットは、異常に狭かった!
脊髄横に2種類の麻酔薬が点滴できる中部を挿入した。
その後、全身麻酔で、何も覚えていない。
18時半ころ、先生と息子から手術の成功の説明があった。
8月15~16日4時頃前が覚める。いつも館長が起きる時間である。
体は、酸素吸入器・心拍測定器・両方の手は、点滴チューブ。脇腹には、
腹水(?)を出す2Cmぐらいのチューブ。尿道に排尿のチューブ。で固定されていた。
閉所恐怖症の館長は、体が動かせないとに対するストレスが増していく。
病室に戻れるのは、早くて11時頃と聞いた。待てよ、7時間この体制で
過ごすのか?羊が1匹・2匹と数えても時間は進まない。
ICU室であっても、テレビが見れることを聞いた。
どんな時も、自分の希望を伝えると希望が叶うこともあります。
看護師さんのご協力で、急遽ICU室のテレビを運んでもらった。
これにより、10時の病室移動までの6時間を何とか過ごすことができた。
病室は、ナースセンターに一番近い部屋であった。14日の手術の中で館長が
一番危険であった証明である。
点滴による麻酔で、想像以上に痛みがない。いや、皆無と一て良い。
1日目から歩行訓練に入るが、痛みがないので苦にはならない。
ところが左腕や肩が筋肉痛のような激痛が走る。麻酔では効かない!
先生に原因を聞くと、肺(上葉)の摘出手術中、左腕が邪魔なので左腕を
吊っていたようです。
しかし、これまで何気なく無意識で酸素を吸収するために、呼吸している。
肺(上葉)を除去した今日は、意識的に呼吸回数を増やして酸素を補充する。
ここで、初めて肺と呼吸による酸素吸収が、いかに重大かが分かった!
同時に、手術として大変なことも理解したと言うより、肺がんの手術を
軽視していた自分に気が付く!
痰は、少し血が混じるが問題ないそうだ!3~6回/日でるが、
16年前にたばこをやめたことと、入院前に練習していたので、苦にはならなかった!
毎日、レントゲン撮影に行く。待ち時間がないのが良い!
遠い場所なので、車いす移動であった。
痛みがないので、3食十分食べられた。
食事も煮物・野菜・肉・おひたし。デザートの果物。どれも美味しく感じた。
8月17日からは、次回説明。
写真1.入院前に種を蒔いておいた野菜。レタスです。
レタスは、丸まるレタスと、丸まらないレタス。赤かぶ・こかぶ・ネギ。
館長の予想以上に大きくなっていました!
写真2は、ネギ2種類。
写真3.ソフトボールからハンドボールくらいの大きさに変化した晩白柚。
写真4.アセロラの実が沢山なってきました!酸味が強いので、誰も食べない!
写真5.突然花が咲いた大天梨。実が収穫できる可能性はほとんどないが、手で受粉しています。