コロナウイルの第2波・第3波が心配されていますが、東京と北海道を除いて落ち着いています。
県をまたがる移動が可能になったので、首都圏から地方への感染が心配な状況です。
地方や観光地がどれだけ感染防止の対策を実施できたが、今後の拡大のポイントになりそうです。
山梨県も10日間感染者がゼロになり継続しています。
いつどこでクラスターが起きるか心配な毎日です。
今年の苗取は、準備が完全に出来たことと、館長が特許を取った新しい苗取が3年目を迎えた事により
苗採りが5日間の予定でしたが、3.5日で終わりました。
こんなに楽で早き苗取が終わったのは、20年間で初めてです。
1.様々な実験により、苗の活着率の低下の心配がなくなりました。
2.3年目で作業も慣れ、作業スピードアップに専念出来たので、例年より1.5倍の早さで
苗取が終わりました。
3.今年の苗の出来栄えが良かった。
今年の苗は、95~98%の活着率でしょう。
このまま上手くいけば、章姫や紅ほっぺの苗が沢山余りそうです。
写真1.紅ほっぺの苗取。
3密を避けるよう2メーター以上離れて、苗を取っています。
下から順番に小苗➡中苗➡大苗と苗を取ります。4月から出来た太郎苗は、老化の為使用しません。
今年から、5月に出来た太郎苗は、使用します。
写真3.苗採りが終わった紅ほっぺ。4月に出来た太郎苗を残してあります。
6月に出ている若苗も残しました。
写真4.苗取の後に不要となった4月の太郎苗を除去しました。
その結果、6月に出来た太郎苗がたくさん残っています。
この苗は、万が一苗取に失敗した時にもう一度8月に苗が取れるようにしてあります。
8月上旬には、1株から10本以上苗が取れるようになります。
毎年、苗取が失敗しないので、失敗した他の農家さんが使用しています。
写真5.良い根が沢山出ている苗。