今年の梅雨入りは、遅れそうです。
イチゴやその他の植物にとって試練の猛暑日の夏になりそうです。
緊急事態宣言が解除されてから、コロナの感染も少し状況が見えてきました。
コロナの感染も世界中で発生状況が異なったり、死亡率が異なったりで、発生率などの
差の原因が分からないことが多いですね。
この現象は、山中先生が「ファクターX」と呼び、まだ謎が多いと言われています。
キーワードは、遺伝子はいれるらしい!
国内において、発生する地域は連続的に感染が発生して、発生しない地域は発生が少ない
状況が続いています。
館長は、その地域の生活習慣や地域の特異性が影響しているのかもしれないと想像しています。
いずれにしても、北九州市・東京・神奈川・北海度が、早く安定して欲しいものです。
テレビも数字ばかり見て、多い、少ない事ばかり報じています。
館長的には、コロナ対策が上手に出来ているお店や、地域を報道して、全国的にコロナ対策が
拡大するようにしてほしいです。
当館は、今シーズンの大型台風を想定して対策を実施しました。
台風は温暖化の影響で、年々勢力が大きくなっています。
つまり、これまで台風に耐えられたから今後も台風の勢力に打ち勝てるとは限りません
昨年、館長は沖縄のハウスの台風対策を調査に行きました。
沖縄は、けた外れに台風対策が実施されています。
写真1.沖縄の台風対策の一例。
サイドの巻き上げカーテンが、台風の風で巻き上げられないように、太パイプで防止されていました。
ハウスの土台もコンクリートで固定されており、倒れたり飛ばされたりしないようになっていました。
写真2は、当館のハウス11棟。
19号台風の後、再発防止として80mの両サイドと真ん中の3か所に青の天井巻き上げカーテン抑えを付けました。
真ん中のメインのいちご狩りハウスは、18年の台風19号で、張り替えたばかりに新品のビニールが
飛ばされたり、めくられたりしました。
当館のハウスは、全長80mもあるので、天井巻き上げカーテンが、風でめくられ、その隙間から
風が侵入してどんどん膨らみ最後は、ビニールがはぎとられたり、ハウスが風で曲げられたりしました。
ハウスの場合、早くビニールが剥がれたほうがビニールの交換だけなので修理がが安く出来ます。
育苗ハウスのように、ビニールが残りハウスが傾く向くと修理が出来なかったり、建て替えになってしまいます。
写真3.全長80mのハウスの天井巻き上げカーテンの抑え3か所を5か所に対策しました。
沖縄の対策を見て、2か所の青の天井巻き上げ抑えを追加しました。
まだ、不満足ですが今後、ビニールの張替時に対策します。
台風でハウスが破壊されると、定植したばかりの小苗が痛めつけられて生育が遅れたりして、
収穫量が大幅に激減します。
今年は、コロナによる大幅な売り上げが減りました。
来シーズンは、何とかこのコロナによる赤字を挽回したい。
しかし、来シーズンは、例年のようにいちご狩りが戻ることは、期待できません。
少しでもコロナの感染がへり、通常の生活に戻れることを毎日祈っています。
写真4.18年の10月5日の19号台風で天上のビニールがはぎとられました。
定植したばかりの苗も台風の風邪で茎が折れたり葉が飛ばされました。
その後の雨除け一飛ビニールでハウスの中が高温になり、イチゴの株が萎れたり大変でした。