イチゴの1番花の出蕾状況。章姫に2番目の出蕾が見れました。

 

 

 平日は、いちご狩り日記をお読みください。

この所一段と寒くなりました。

早く暖房をしたいのですが、まだあかねっ娘(ももいちご)が完全に出蕾していないことと、

2番目の花の花芽分化が終了していないことから、まだ暖房等を出来ません。

仮に、暖房するとあかねっ娘(ももいちご)の1番花やその他の品種の2番花が

出蕾しなくなる可能性があります。

10月15日にいちご狩りハウスに入れたミツバチさん達1箱(8000匹)は、

未だ受粉活動をしません。

10月29日にいちご狩りハウスに入れたミツバチさん達1箱は、

その日から受粉活動を始めました。

同じ蜂屋さんから購入したミツバチさん達でも受粉活動を開始時期は、個体差があります。

毎日人間が受粉活動をしていたのですが、土日は人がいないので待ちきれずに

30日にマルハナバチを入れました。

しかし、皮肉なことに29日に入れたミツバチさん達が受粉活動を始めたので、

マルハナバチを購入したことが無駄になりました。

ほんの一部ですが、孫の光咲のために蕾を除去しなかったかおり野の

1番目の実がなり始めました。

当館のイチゴの出蕾状況。(11月2日~11月9日は、推定)

単位
  10月5日 10月13日 10月19日 10月26日 11月2日 11月9日
無処理 52 4 3 10 10 22
短日夜冷 13 18 43 20 3 3
半短日夜冷 10 27 17 30 10 7
もも 3 2 3 6 17 69
合計 21 15 21 12 13 18
2番花 蕾廃棄 蕾廃棄 一部蕾廃棄 21 15

1.10月3日~10月13日までに出蕾した蕾は全て除去したために、36%の

イチゴの株が無駄になりました。

2.無処理の株は、半分が10月3日までに出蕾して、除去したために無駄になりました。

残りの半分は、大幅に出蕾が遅れています。

やはり、9月1日頃定植の無処理の苗は、安定した収穫時期を得られないようです。

3.10月3日に蕾を除去したかおり野やアスカルビーが9月26日頃から

2番目の花の出蕾が見え始めました。

章姫の2番目の花は10月30日頃から出蕾が見え始めました。

4.11月2日頃の出蕾は、1番花の遅れて苗と2番花の早く出て来る苗とが

合計されて、30%近くの出蕾が期待できそうです。

5。遅れているあかねっ娘(ももいちご)は、一時今年中の収穫をあきらめていましたが、

夜冷と半夜冷の効果で、遅まきながら出蕾が見られるようになりました。

これで、12月末頃には収穫出来そうです。

しかし、不思議なことに夜冷処理と半夜冷処理の苗の出蕾が同時になっています。

6.出蕾がバラツイタリ、2番目の出蕾が早いことから、12月上旬からお正月までの

いちご狩りが可能になりそうです。

クリスマスのケーキ用イチゴも出荷できそうです。

写真1.ようやく受粉活動を始めたミツバチさん達。

今咲いている花にミツバチさん達が受粉。それまでの受精している大きな花の実は、

私たち人間が受粉をしました。

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写真2.今朝も元気に葉露を出しているイチゴさん達。

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写真3.10月3日に出蕾した章姫に2番目の花が出蕾。赤いマークは、10月3日に

出蕾したことを示しています。

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写真4.かおり野の1地番目の実を夢中になって食べる、孫の光咲。

粒も大きく、甘さもシーズン中より甘い感じがしました。

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