この土日の山梨・長野の天気は、天気予報に反して秋晴れでした。
この時期は、何かと忙しい季節です。
昨日は、長野のイチゴ屋さんと飯田の友人を訪問しました。
イチゴ屋さんは、タンソ病で苗が不足していたので、少し差し上げました。
14年の雪害時に応援をしていただいたお返しが出来ました。
この世の中、助け合いで持ちつ持たれつです!
飯田の友人は、14年の雪害以来、館長を激励してくれています。
この数週間は、館長が悩んでいるのをブログで見ていたようです。
とんでもないご馳走で館長を迎えてくれました。感謝!感謝!
今日は、孫の光咲のピアノの発表会と区民祭りがブツカッテしまいました。
区の役員のため、泣く泣く光咲の発表会は欠席しました。
さて、イチゴの生育状況は色々ありましたが、少しずつ改善されてきました。
花芽分化の狂いにより、出蕾の方は、品種によりバラバラです。
9月末の定植した頃は、8月に異常気象で秋を感じた小苗などにより、
館長は、テッキリ全ての苗が花芽分化を起こしていると早とちりして、
半短日夜冷処理の苗を9月28日から一挙に定植をしてしまいました。
基本は、毎年大半が同じ時期に出蕾することが、はっきりしました。
無処理の紅ほっぺと章姫は、10月5日で70パーセントが出蕾を止めてしまいました。
運が良ければ、10月末から11月上旬に出蕾をします。最悪は12月の出蕾になります。
短日夜冷処理のなえは、おおむね順調に70%が出蕾。残りの30%は9月末でしょう。
例外は、あかねっ娘(ももいちご)で、定植直後に1~2%出蕾し、そのごは
出蕾の気配がありません。何とか例年並みに10月末に出蕾するように手を打っています。
9月28日から定植した半短日夜冷処理の苗は、70%が出蕾してしまい、
全て蕾を除去しています。運が良ければ残りの30%は10月26日以降となり
12月末に、収穫出来そうです。
半短日夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)の出蕾は、12月の収穫は難しそうです。
最終的な結論は、10月末の出蕾状況で明確になります。
現時点では、12月からお正月のいちご狩りは、出来る可能性が高くなりました。
12月末のケーキ用イチゴも供給できそうな感じです。
とりあえず、良い方向に向かっているので、一安心です。
イチゴの栽培は、無理をせずしっかり寒さにさらし、昼間の温度も下げ、肥料も低めで
葉欠きも少なめにして、じっくり株を大きくして実も大きくするスローライフに決めました。
来シーズンの紅ほっぺの親株が来ました。メリクロン苗です。
その他の問題点
1.購入したアスカルビーのタンソ病の枯れが止まり始めました。
2.鉄欠乏症の対策は、徐々に効果が出てきています。
完全に完治していない苗もあります。
3.安い肥料への切り替えによる問題は未解決のため、とりあえず元の肥料に戻しました。
4.定植後1月に満たないうちに出蕾した蕾は、除去しています。
5.全体的な生育は、葉面散布の効果で、急激に株が大きくなりつつあります。
6.お客様に出荷した苗は、枯れも少なく皆さんに喜ばれています。
7.パイナップルの食べごろ(収穫時期)が不明でまだ食べていません。
8.15日に放出したミツバチさん達は、まだ受粉活動をしていません。
写真1.富士山の初冠雪。富士山の初冠雪以降は、台風が日本上陸しないそうです。
10月15日に放出したミツバチさん達。
暖房機のそばで、巣箱を高くして寒い冬を少しでも暖かく過ごせるようにしました。
16日に届いた来シーズンの紅ほっぺの親株。メリクロン苗です。(葉欠き前)
葉欠き後の紅ほっぺの親株。
17日に友人宅でご馳走になりました。
美食家の友人が選んで作った料理は、「珍しい鱧のしゃぶしゃぶ」下味は、何と贅沢にも
松茸でした。その他ヤマゴボウや長野しかない塩イカなど・・・・・・。
最高の料理ありがとう!
館長はすっか元気になりました。
花の咲いた時期から判断するとそろそろ食べ頃です!
少し黄色実を帯びてきました。
順路1の章姫。短日夜冷処理の章姫は、株も十分大きくなりました。
半短日夜冷処理の章姫は、まだ大きくありません。
順路2の紅ほっぺ・かおり野・アスカルビー・ホワイトレディーは、
急激に大きくなり始めました。
お土産エリアのかおり野・ホワイトレディー・紅ほっぺ。
一番出蕾が遅れて心配なあかねっ娘(ももいちご)。
例年並みの10月末の出蕾を期待しています。
お土産の夜冷処理の紅ほっぺ・アイベリー。
ようやくアイベリーに出蕾が見られました。
来シーズンの親株と芯止まりの株の補植用苗。
3000本以上あります。
鉄欠乏症のかおり野に少し緑色がもどってきました 。
このかおり野は、新芽が出てくるまで鉄欠乏症の症状が消えないでしょう。