お知らせ

館長の喜寿(77歳)を迎えました感想!80歳で引退!

今シーズンは、いちご狩りを終了いたしました。長い間ご愛顧いただきありがとうございました。

2000年に早期退職して、イチゴ園を開始して27年目を迎えました。

気が付いてみると、4月25日で77歳「喜寿」を迎えました。

喜寿を契機に脱サラから27年間の館長のイチゴ栽培の経緯を振り返ってみました。

食べ放題一色のいちご狩りから、下記のような改革を実施してきました。

山梨においては、多品種のいちご狩りやプライベートエリア制がだんだん増えてきました。

残念なことに、手がかかり難しい、練乳不要のいちご狩りや安全な無農薬のイチゴのご提供は、

コスト面から広がってきていません。

50歳で早期退職後、1年間山梨県立農業大学で、農業の基礎を勉強しました。

その後、軽い気持ちで「花卉栽培」を「イチゴ栽培に変えました。

正直、イチゴ栽培がこんなに大変とは思いませんでした。もし、事前にこんなにイチゴ栽培が

大変ということを知っていたら、イチゴ栽培を選んでいなかったでしょう。

この27年間は、楽しいことや苦しいことが沢山ありました。

館長のポリシー「最高品質に挑戦」の信念のもとに、従来のいちご狩りを根本的に

改革してきました。

1.食の安全を求めて「無農薬栽培」を目指し。今では当たり前のように「残留農薬ゼロ」が

  達成できてうれしいです。

2.いちご本来の美味しさを味わってもらうために、練乳不要のイチゴのご提供。

  年々イチゴの糖度も上がり、皆様にお喜び頂いております。

(昔はよく、甘くないね!と言われました)。一回練乳をお出しすると

  次回もおだししなければならないので、 歯を食いしばって栽培方法を変え甘くしていきました。

5月まで練乳なしでいちご狩りが出来るのは、当館ぐらいでしょう。

3.同じ料金で同じ量が食べられる「プライベートエリア」システムは、食べ放題を求める

  大食漢のお客様に不評でした。現在は、いちご狩りを楽しむお客様が多く、クレームも少なくなりました。

4.多品種のいちご狩りは、6品種から4品種に減らして、クレームも減りました。

  品種が多いと、1品種の食べれる量が減り、自分好みのイチゴが少ないと不満が出やすいです。

この4つのテーマの難しさや利点をご理解いただけないお客様からは、厳しいご指摘もいただきました。

特に食べ放題でない、「プライベートエリア制」は、大食漢のお客様から不評でした。

今年に関しては、いちご狩りを楽しむ沢山の皆様にお喜び頂いております。

館長が一番嬉しいのは、お世辞を言わないお子様から、「美味しかった・甘かった!また来るね!」の

お言葉です。

この27年間で嬉しかったこと。

1.お子様をはじめ沢山の皆さんから練乳不要で安全な無農薬のイチゴのご提供を評価されてきたことです。

2.サラリーマン時代には、考えられないほど沢山の人(お客様)との楽しい出会いです。

3.館長考案の「プライベートエリア制」や「他品種のいちご狩り」が他のイチゴ園に定着していたことです。

4.最近では、館長の独自開発設備の投資(1000万円)で、この厳しい温暖化が乗り切れそうです。

5.「はなまるマーケット」に始まり「王様のブランチ」や地元のテレビの取材を受けて、

  館長のポリシーを日本全国に発信できたこと。

6.国内の民間企業や、台湾や中国のイチゴ関係の皆様に館長が習得した技術を広められた。

  特に中国の企業の皆さんからは、楽しいお付き合いをさせていただきました。

  コロナの拡大と中国との友好の悪化により、今は訪問できません。

7.炭疽病の発生しにくい苗取り、「葉無挿し木法」の特許を取得できた。

8.白いイチゴの開発。お子様に大人気!

苦しかったこと

1.2014年2月14日の雪害による16棟のイチゴハウスの倒壊。雪が少ない「甲府は、一晩で114Cmの積雪」。

ユーチューブ動画  グルメいちご館前田の再建の歩み。

  倒壊した16棟のイチゴハウスを見て館長の人生を否定されたような気がしました。

  ようやく14年かけて貯金したお金を全て失い、苦しい生活の始まりでした。

  ハウス倒壊時は、義援金やクラウドファンディングによるご資金援助や復興のボランティア活動に

  沢山のお客様からご支援を頂いたことで、世の中の暖かさを感じました。

2.最近5年は、温暖化でイチゴの収穫量が激減したうえ、コロナの影響でお客様が減り赤字経営が

  続いたこと。さらに、物価の高騰も収益の足を引っています。

3.最近は激減しましたが、誹謗中傷の書き込み。慣れるまで悔しい思いをしました。

4.長年おつきお会いをさせていただいたお客様がお亡くなり、もう会えないことです。

「出会いは、別れの始まり!」ですね。

脱サラでイチゴ園を始めたときは、65歳になったときにイチゴ栽培を止めようと考えていました。

しかしながら、65歳以降の生活費の貯金が出来なかったので、今日まで続けてきました。

来シーズンからようやく経営のめどが立ったので、残り3年間で老後の貯金を少しでも増やし、

経営権を副館長の穴山君に移譲しようと思っています。

1.肺癌で5年前に左肺の上葉を摘出して体力が衰えてきたこと。

2.加齢による病気が少しづつ出てきた

  (1)鼠経脱腸(8月6日手術)。

  (2)高血圧の傾向が出てきた。通院中。

  (3)その他疲れが抜けない(笑い)。認知症が始まっている(笑い)。

館長は、体が動く限り80歳を超えてもイチゴ園で、沢山皆様をお迎えしようと思っております。

心苦しいのは、体力の衰えで、他のイチゴ園の援助が出来なくなることです。

写真1.大人気の3種類の詰め合わせ。左からかおり野と館長開発のホワイトベリーと章姫。

 

 

 

今シーズン最後の土日のいちご狩り。12月から5月まで長い間、ありがとうございました。

今シーズンは、5月20日でいちご狩りを終了いたします。

沢山のいちご狩りにご来館ありがとうございました。

今シーズンの何よりの成果は、昨年以上にイチゴの糖度が高くなったことです。

5月まで、練乳なしでお客様をお迎え出来て嬉しく思っています。

今週のお客様にお詫びいたします。

株ごとに葉欠きをしてあるのですが、ランナーがたくさん残してあるので、ごめんなさい。

今年は、異常気象でイチゴの株のランナーが少ないです。

(噂では、異常気象で、今年は桃の収穫量が激減するらしい)

今年の育苗ハウスの親株のランナーが少ないので、万一ランナーが少ない時は、

いちご狩りハウスのランナーを使用するためです。

ご了解ください。

今週の館長は様々な出来事で、たいへんでした。

13日免許の更新➡14日と15日神戸の葬儀に出席。➡15日夜娘の盲腸緊急手術➡孫の盲腸手術

などなど、大変でした!

写真1.順路1の章姫。さすがに小粒になってきました。

写真2は、順路2の紅ほっぺ・かおり野・ホワイトベリー。

来シーズンのいちご狩りの親株の生育状況。

大変申し訳ありませんが、5月20日まで、ご予約が入りましたので、

今シーズンは、ご予約をお受けできません。

12月から、5月20日まで長い間ご愛顧いただき感謝申し上げます。

5月20日から6月上旬まで、新しい栽培方法の研究とジャム用イチゴのご注文に対応する予定です。

さらには、6月23日からの来シーズンのいちご狩りのの苗取りの準備に入ります。

 

大型連休も終わり、ホッとしています。

ご予約のお電話が鳴りぱなしは、5月5日でした。

年々いちご狩りのお客様は、減少しています。

今後、私たちイチゴ農家は、下記対策をしないと存続できないでしょう。

1.お客様のニーズを把握する。(高品質のイチゴ作り)

  ①練乳不要の甘さ

  ②お年寄りやお子様の安全と考えて、農薬の削減。

2.温暖化対策をする。

  ①収穫時期を12月から5月までできるようにする。

  ②良い苗を作り、なり疲れを無くす。

と言うことで、来シーズンのいちご狩りの親株は、良い苗を作るべく対策をします。

1.病気の無い苗作り。

2.定植時の活着が早く、大苗でなり疲れの無い苗作り。

今年から、章姫の委託生産を減らし、自家苗の栽培に徹します。

今シーズンの苗取りは、ランナーの出が遅いので、ランナー数を早く増やして、

例年並みの苗を確保することが重要です。

これまでの苗作りは、スパルタ教育方針で、暑くても遮光しないなど過酷な環境を

乗り越えられる栽培をしていました。

最近は、温暖化の高温対策を実施て、過保護と言われるぐらいの栽培にしています。

写真1.左は、自家苗の章姫。ようやくランナーが出てきました。

写真2.左側が、章姫。右側がかおり野。かおり野は、ランナーの出が遅れています。

    かおり野は、ランナーの本数が沢山でないので要注意です。

   

写真3.左側は、ホワイトベリーの親株。右側は、紅ほっぺの親株。

    両品種とも、例年のランナー本巣に追い付いてきています。

写真4.両サイド紅ほっぺ。右側の大苗の紅ほっぺと左側の通常の紅ほっぺの

    親株が同じ大きさになりました。

写真5.親株のランナーが白マルチの上に接していると、焼けてしまいます。

    ランナーや家の防止として、枝折れ防止を利用して、ランナーを白マルチの上から

    浮かします。写真は、対策前。

写真6.枝折れ防止でランナーを白マルチから話しています。

   見事に、ランナーが空中に浮きました。

   今思うに、何故もっと早く対策しなかったか、反省しています。