来シーズンのいちご狩りの親株の生育状況。

大変申し訳ありませんが、5月20日まで、ご予約が入りましたので、

今シーズンは、ご予約をお受けできません。

12月から、5月20日まで長い間ご愛顧いただき感謝申し上げます。

5月20日から6月上旬まで、新しい栽培方法の研究とジャム用イチゴのご注文に対応する予定です。

さらには、6月23日からの来シーズンのいちご狩りのの苗取りの準備に入ります。

 

大型連休も終わり、ホッとしています。

ご予約のお電話が鳴りぱなしは、5月5日でした。

年々いちご狩りのお客様は、減少しています。

今後、私たちイチゴ農家は、下記対策をしないと存続できないでしょう。

1.お客様のニーズを把握する。(高品質のイチゴ作り)

  ①練乳不要の甘さ

  ②お年寄りやお子様の安全と考えて、農薬の削減。

2.温暖化対策をする。

  ①収穫時期を12月から5月までできるようにする。

  ②良い苗を作り、なり疲れを無くす。

と言うことで、来シーズンのいちご狩りの親株は、良い苗を作るべく対策をします。

1.病気の無い苗作り。

2.定植時の活着が早く、大苗でなり疲れの無い苗作り。

今年から、章姫の委託生産を減らし、自家苗の栽培に徹します。

今シーズンの苗取りは、ランナーの出が遅いので、ランナー数を早く増やして、

例年並みの苗を確保することが重要です。

これまでの苗作りは、スパルタ教育方針で、暑くても遮光しないなど過酷な環境を

乗り越えられる栽培をしていました。

最近は、温暖化の高温対策を実施て、過保護と言われるぐらいの栽培にしています。

写真1.左は、自家苗の章姫。ようやくランナーが出てきました。

写真2.左側が、章姫。右側がかおり野。かおり野は、ランナーの出が遅れています。

    かおり野は、ランナーの本数が沢山でないので要注意です。

   

写真3.左側は、ホワイトベリーの親株。右側は、紅ほっぺの親株。

    両品種とも、例年のランナー本巣に追い付いてきています。

写真4.両サイド紅ほっぺ。右側の大苗の紅ほっぺと左側の通常の紅ほっぺの

    親株が同じ大きさになりました。

写真5.親株のランナーが白マルチの上に接していると、焼けてしまいます。

    ランナーや家の防止として、枝折れ防止を利用して、ランナーを白マルチの上から

    浮かします。写真は、対策前。

写真6.枝折れ防止でランナーを白マルチから話しています。

   見事に、ランナーが空中に浮きました。

   今思うに、何故もっと早く対策しなかったか、反省しています。

 

 

 

 

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