農園案内

いちご狩りハウスの隣の麦刈りが終わりました。来シーズンのいちご狩り用の紅ほっぺのポット受け。

  先日の雨から、朝晩が涼しくなりました。
来シーズンのいちご狩り用の紅ほっぺのポット受けが終わりました。
ナイヤガラ方式で挿し木をする欠点は、先端の小さい苗の生育が遅れて、
9月の定植までに、十分な大きさに生育しないことがあることです

当館では、ナイアガラ方式の先端の小さな苗を、ポット受けして活着を早めることにより、9月の定植に間に合わせます。

いちご狩りハウスの隣の麦刈りが終わりました。
この後、お米を植えるようです。所謂二毛作です。
麦は、お米より手のかからない農作物なので、国はもっと麦とお米の二毛作を支援すればよいと思います。

写真1.紅ほっぺのポット受けをしました。必要数の約3割がポット受けできました。生育が遅れている分、ポット受けを遅らせましたが、例年よりポット受け出来る苗が少ないようです。
7月11日からの挿し木の結果で、今年の出来栄えが分かります。

写真2.麦刈りが終わりました。これからお田植えの準備です。

。(有)サギサカの「第30回いちごセミナー」に参加。JGAP(ギャップ)の勉強会。

 (有)サギサカ主催で年2回開催される「いちごセミナー」に参加してきました。
毎年数少ないカルチャーショックを感じる一日でした。

テーマ1
新農薬の紹介
  「ハチハチ」・「イデクリーン」・「ビオネクト」他
最近は、自然界に存在する銅などを使用した農薬が出ているような気がします。

テーマ2
「イチゴ作りの移り変わり」
講師   萩原  貞夫先生
始めに 「花芽分化は、」栽培の第一歩」
植物ホルモン5種類の説明(アクセルとブレーキ)
1)オーキシン   細胞の伸長
(2)サイトカイニン  細胞の分裂
(3)ジベレリン   休眠回避と成長ホルモン
(4)アブシジン酸  休眠・成長抑制・気候閉鎖
(5)エチレン  成長阻害・花芽分化の抑制

オーキシンとサイトカイニンのバランスが高温で崩れやすい。
このため、栄養成長から生殖成長への切り替えがうまくいかない。

イチゴの作り方の進歩
1.昭和39年ころ 栽培技術の進歩
2.休眠現象(環境で強制的休眠する)
3.昭和48年ころ 植物の培養の実用化(ウイルスフリー苗)
4.昭和50年ころ 光合成と転流(1時間に50Cmも移動する)
5.訪花昆虫による奇形果の防止
6.品種改良の戦国時代
7.生産資材の研究
8.病害虫の駆除(天敵など)

テーマ3
「GAP手法で市場が求めるイチゴ作りを実践しよう」
講師   日本GAP教会   宮原義博先生

1.安全な農産物とは→食品衛生法を順守している農産物
2.GAPの必要性
3.GAPのグローバル展開

感想
萩原先生の講演内容には、毎回感心させられる。
イチゴの知識の深さには驚かされる。
植物ホルモンの5種類について、館長ももっと勉強しなければならないと感じた。

GAPは、どの時期で必要になるかは、不明である。
ISOのように、取得が当たり前の時代が来るのであろうか?
日本の農産物は、世界一安全であるが、それを極冠的に裏ずけるのがGAPだそうである。
当館の実力を評価してもらうために、審査を受けて見たいような気がする。
今後の検討課外が増えてしまった(笑い)。

写真1.休憩中の会場。

写真2.日本GAP教会の宮原先生

生育遅れの対策も順調。来シーズンのいちご狩り用の親株の生育状況が遅れている。

  苗採りの時期が近づいてきました。
この2~3年は、異常気象の影響で収穫量が大幅に減少しています。
この異常気象の影響を少しでも抑えることが出来るのは、適正な花芽分化の誘導と「ベストの苗」しかないと館長は推定しています。
5~6年前までは、「グッドな苗」もしくは「そこそこ良い苗」でも十分な収穫量が得られましたが、いまや「最高の苗」でないと収穫量が確保できません

今年も異常気象に備えて、「最高の苗」作りを目指しています。
しかしながら、4月末から5月上旬の寒さと、それ以降の異常な暑さと水不足の影響で、親株の生育が10日前後おくれています。
この遅れの挽回の対策も順調に進んでおり、「最高の苗」が確保できるめどが立ちました。

写真1.右側はあかねっ娘(ももいちご)の親株。左側は紅ほっぺの親株。
あかねっ娘(ももいちご)の親株は、2番目に生育が遅れている。

写真2.アイベリーの親株。例年並みの生育。

写真3.かなみひめの親株。少しの遅れ。

写真4.「おふくろさん」の親株。10日の遅れ。

写真5.右側が章姫のメリクロンの親株。左は紅ほっぺ。
章姫の親株は、芯止まりが多く出た影響が出ています。

写真6.章姫の自家親株。

写真7.アスカルビーの親株。あかねっ娘(ももいちご)の親株の次に遅れている。

写真8.館長の判断ミスで定植が大幅に遅れたために、ランナーの出が遅れている「おやじさん」。