苦労のかいがあって、今年も12月からいちご狩りが出来そうです。
もう海外からのお客様からのご予約も入ってきています。
今年の8月の猛暑は、過去最高の昨年より8月は、最高気温が1.6度も高くなりました。
6月に苗取りを開始して7月には、イチゴお苗も順調い生育していました。
しかしながら、8月の猛暑で苗の生育が悪くなったり、止まったり、枯れたり大変でした。
炭疽病が各地の農園で多発する中、当館は何とか防除出来ました。
理由は、館長が開発・特許を取った炭疽病の出にくい「葉無挿し木法」と「葉無直接定植法」のお陰でしょう。
暑さに弱いかおり野は、一度大きくなった苗が、休眠状態で生育しない。猛暑を避けるために
大きな葉を小さな葉に変えて、根だけが残る悲惨な状態になりました。
イチゴにとっては、38度を超える暑さになると、地温も高くなり根の生育が良くなくなるからでしょう。
途中で気が付いて対策をしたのですが、生育遅れや苗の不足に葉悩まされています。
イチゴ狩りハウスのかおり野は、一時危機的亜状態になりましたが、手の込んだ対策により、
何とか例年並みに戻ってきました。
当館は、かおり野だけは、夜冷処理をしないので、かおり野は、自然花芽分化待ちです。
と言っても、自然花芽をのんびり待っていると12月末から1月上旬の収穫開始になってしまいます。
そこて、館長オリジナルの対策を行い今年も9月末に自然花芽分化させ、10月末に出蕾し、12月上旬から
中旬に収穫を開始させる計画です。
その他の品種は、下記の3段階で収穫を開始して、12月からいちご狩りを開始します。
1.トップバッターは、11月末から12月上旬に収穫開始。
2.二番バッターは、12月上旬から中旬に収穫開始。
3.アンカーは、12月末からお正月に収穫開始。
写真1.トップバッタの夜冷処理が終わり、アンカーの夜冷処理を開始しています。
手前の章姫は、館長が念願だった、背が低く横にがっちりした苗です。
ようやく、最高の苗が作れる見通しが立ちました。
定植が楽しみです。
写真2.2番バッターの遅い夜冷処理のハウス。章姫は、花芽分化して定植が
完了しました。残りは、紅ほっぺと「スターナイト」と「もういっこ」だけです。
写真3.余った苗や来年の親株のハウス。
写真4.出荷待ちの章姫とクズ苗のあつまり。
写真5.トップバッターの章姫と2番バッターの章姫。トップバッタの章姫は、
過去最高の出来栄えで、クラウンが太い苗が定植出来ました。
2番バッターの章姫は、例年並みで少しクラウンが細いです。
写真6.クラウンが太く新葉が大きいトップバッターの章姫。
写真7.順路2のかおり野・紅ほっぺ・白苺(ホワイトベリー)。まだ、2番バッターの
紅ほっぺが定植されていません。今週痛に定植です。
写真8.挿し木苗取りのかおり野で夜冷処理。」かおり野の販売用でトップバッターです。
挿し木苗取りのかおり野は、一時休眠状態になったので、夜冷処理が
均一になりませんでした。10月10日頃出蕾予定が、一部出蕾を始めました。
写真10.もう出蕾してしまったトップバッターのかおり野。蕾を除去して
11月上旬の出蕾を待ちます。
写真11.販売用の2番バッターのかおり野。10月中旬から下旬に出蕾予定。
写真12.販売用のアンカーのかおり野。10月中旬から下旬頃の出蕾予定。
写真13.販売用の「もおういっこ」と言う名前のトップバッター。葉はマルク
ももいちごみたいです。今年から導入、どんなイチゴか楽しみ。
写真14.販売用のスターナイトのトップバッター。今年から導入、どんなイチゴか楽しみ。
写真15.館長開発の白いイチゴ(ホワイトベリー)。トップバッターと2番バッターの
定植が終わりました。アンカーの苗の定植を待っています。
写真16.栽培も甘さも難しいアイベリー。今年は、新しい苗取りで、良い苗が
取れましたが、猛暑の影響で苗の差が大木です。来年の対策は、完了
写真17.章姫のアンカーの定植待ちエリア。今週末の定植予定。
写真18.順路2のアンカー待ちエリア。白苺と紅ほっぺ待ち。
写真19.新製品の「すず」。スズナリに実がなることから「すず」と呼ばれています。
種から栽培で、某社からしか購入できません。増殖負荷のため、芯止まり
対策のために、ランナーを出しています。
写真19.シャインマスカットの摘粒を忘れた房が、長さ32Cm/1.4Kgと巨大な房になりました。
甘さも十分あります。神奈川県の福祉施設のお子様が喜ぶように寄付しました。