葉無挿し木法と葉無直接定植法は、前田の特許なので前田から許諾を得てから採用してください。
前田から許諾を得た方には、「葉無直接定植」や「葉無挿し木法」の条件をお教えします。
今年の苗取りも様々なピンチ(母の葬儀・コロナの集団感染の危機)を乗り越えて、無事に終了し、
葉無挿し木苗は、完全に新芽が出てきて、もう直射に当てても問題ありません。
葉無直接定植法は、ほぼすべての苗に新芽が出てきました。
今年は例年になく梅雨らしく晴れ間が少なかったので、油断大敵で少しミスをしてしまいました。
想定内のミスなので、追加で苗取りをする必要はありません。
昨年の「最高品質に挑戦」は、予習と復習の実施で対応しました。
今年の「最高品質に挑戦」は、一手間も二手間も惜しまない。もちろん予習・復習は、継続です。
と言うことで、今年は1トレイに40本の苗を、例年より20日以上早く1トレイに20本に広げました。
これにより、1本あたりの光の量を2倍にして、徒長を防いだり、太くて頑丈な苗作りを目指します。
また、小さな苗にも火があたります。
10年に1回の培地(ヤシガラ)の、交換は昨年の5月に三分の一終わり、今年は6月に三分の一を
完了させました。今年としては、全体の三分の二のベット(培地)のココ盛りが終わりました。
残りの三分の一は、7月末までに終了させます。
栽培ベットを早く仕上げることにより、定植後の苗の生育を早めます。
来週は、苗の枝取りや葉欠きを終わらせます。
例年より日照が少ないのですが、苗の生育は順調です。
写真1.早い夜冷処理の大苗。全て鉢広げが終わりました。
写真2.夜冷処理の中苗。鉢広げ終。
写真3.遅い夜冷処理の小苗。小苗は、活着が早いので新芽が生き生きしています。
写真4.章姫の苗。まだ整理は終わっていません。
写真4.葉無直接定植の新芽がほとんど出ています。定植が完了で楽です。
写真5.6月14日に葉無直接定植をした苗。これから早い夜冷処理の苗として育てて
行きます。
写真6.7月1日に葉無直接定植をした苗。新芽がそろって出てきています。
写真7.6月8日に葉無挿し木をテスト的に行った、かおり野・章姫・紅ほっぺです。
徒長気味でしたが3回目の葉欠きで、株の大きさがそろってきました。
徒長も無くなってきました。
写真8.ベットのヤシガラ培地の交換が終わりました。ベットの中のヤシガラ培地を
外に出して、新しくヤシガラ培地を入れる、「大仕事」が終わり
ホッとしています。体力がいる仕事なので、暑い7月の中旬を迎える前に
終わらせました。
写真9.シャインマスカットが少し大きくなってきました。8月中旬の収穫が見込めます。