イチゴの苗取り、「葉無挿し木」や「葉無直接定植」は、最近の猛暑日にも負けずに元気に活着しています。

毎日暑い日が続いています。甲府も7月4日・5日と36.9度と36.7度とメチャクチャ暑いです。

ハウスの中も40度超えになりました。最新の白の遮光カーテンの導入が終わったので、ハウスの中が

40度超えの時は、活用しています。資材が値上がりしているので、150万円かかりました。

館長的には、7月1日に梅雨が明けました。昨年は、7月10日頃から36度超えがはじまり、

猛烈に暑い夏になりました。今年も昨年以上の暑い夏になり、秋が遅れて無くなり、

夏と冬の季節しかなくなりそうです。

館長は、この温暖化対策は昨年から取り組んでいるので、効果が出るのが楽しみです

さて、苗取りが日本各地で始まっているようですが、ほとんどが手間がかかり効率の悪い「ポット受け法」

ですね。日本の暑さでは、従来の挿し木法(葉を残す挿し木)では、炭疽病などが出るので

苗取りは、難しいでしょう。

その点、館長の葉無挿し木法は、どんなに暑くても問題ありません。

最近は、イチゴの苗より挿し木する人間の安全の確保が重要です。

今年は、スポットクーラを1台購入して、2台で両サイドから冷風を送るようにしました。

館長の特許の「葉無挿し木法」と「葉無直接定植法」は、この猛暑の中でも苗が活着しています。

館長は、イチゴ栽培において100店を目標に仕事をしています。

この数年は、予習や復習をこまめに行い、失敗をする前に手を打つようにしています

最近感じるのは、100点を取るためには、普通の人より「一手間も二手間」をかけなければならないことが

分かってきました。

今のところ、「葉無挿し木法」の苗取りも「葉無直接定植法」も順調に活着しています。

今年は、丈夫で元気な苗を作るために様々な対策をしています。

苗が活着したので、40トレイに40本の苗を20本の半分にして、太陽の光を沢山当てて、

徒長しない苗作りをスタートしました。

これからは、水と光を十分与えるので、急激に成長します。

葉欠きなどの手入れが大変です。

今後は、葉欠き方法や葉面散布や追肥の方法を変えて良い元気な苗を作ります。

写真1.6月14日に直接定植法で定植した苗に「葉露」が出ていました。

写真2.新しく張り替えた白の遮光カーテン。これによりハウス内の最高気温を40度以下にしたい。

写真3。12月上旬から収穫する早い夜冷処理のかおり野です。徒長しないがっちりした

   苗を目指します。8月に夜冷処理をする予定です。

写真3.実験的に、1本のベットに6月14日に直接定植した苗と6月26日に直接定植した苗と

    7月1日に直接定植した苗を混在させています。普通の挿し木では、挿した日にちが

    異なる苗を混在させることはできません。

   6月14日に挿し木した小苗。

  

    6月26日に直接定植した小苗。

     7月1日に挿し木した小苗。

写真4.6月14日に挿し木したアイベリーの苗。大きな実がなるので、苗を大きく

   作らなければなりません。仕上がりが楽しみです。

写真5.6月8日に葉無挿し木法で苗取りしたかおり野。徒長させないように

    1列おきに慣れべ手、葉欠きも厳しく行います。

 

写真6.6月8日に葉無挿し木法で苗取りしたかおり野。

写真7.6月8日に葉無挿し木法で苗取りした紅ほっぺ。

写真8.6月17日に葉無挿し木法で苗取りした章姫の大苗。

写真9.6月17日に葉無挿し木法で苗取りした章姫の中苗。

写真10.6月17日に葉無挿し木法で苗取りした章姫の小苗。

写真11.6月17日に葉無挿し木法で苗取りした紅ほっぺの大苗。

写真12.6月17日に葉無挿し木法で苗取りした紅ほっぺの中苗。

写真13.6月17日に葉無挿し木法で苗取りした紅ほっぺの小苗。

写真8.6月24日に葉無挿し木法で苗取りした章姫の大苗。

写真8.6月24日に葉無挿し木法で苗取りした章姫の中苗。

写真8.6月24日に葉無挿し木法で苗取りした章姫の小苗。

写真8.6月26日に葉無挿し木法で苗取りしたかおり野の大苗。

写真20.ミヨシアグリテック様から購入した「すず」。鈴生りになるそうです。

     楽しみですね!種子苗のため、苗で購入します。自分で増殖できません。

 

 

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