ジャム用冷凍イチゴの残りが50Kgを切りました。
イチゴの苗取りの準備が、6月13日に完了しました。
今年の山梨は、空梅雨になりそうです。
日本の四季は「春・夏・秋・冬」から「夏・冬」の2種類の季節になりそうですね。
今日の甲府も、最高気温33.6度➡ハウス内気温37度と猛烈に暑いです。
当館のような、猛暑対策のハウスで37度ですから、他の普通のハウスでは、軽く40度超えに
なったと思います。
この暑さだと、従来の普通の挿し木では、とても活着しないでしょう。
さらに猛暑を避けるために頭上灌水を行うと炭疽病の多発を招くでしょう。
館長の特許の「葉無挿し木」は、この暑さでも何の問題もなく苗は活着するでしょう。
また、定植不要の「葉無挿し木定植」も問題なくできます。
従って、猛暑日であっても、苗取りの心配はありません。
しかしながら、人間は、この猛暑日のハウスの中の温度には耐えられません。
そこて、今年から1台のスポットクーラーを2台に増やして、人間が暑くないようにしました。
今日から12月上旬に収穫する夜冷処理のかおり野とアイベリーの「直接葉無挿し木」を開始しました。
来週からは、「葉無挿し木」の量産に入ります。
写真1.根を腐らせて抜くまでの時間が無かったので、カマでイチゴの株の根を除去しました。
写真2。カマで根を除去した穴を手で平らになるまで埋めました。
写真3.平らにしたヤシガラのベットに「ココプレート」を載せます。
写真4.点滴チューブで肥料を流しながらヤシガラの「ココプレート」を溶かして
柔らかくします。昨年テストでこの方式を行い、良い結果が出たので、
今年は、全ベットに採用します。
写真5.肥料を流すと、簡単に膨らみます。
写真6.点滴チューブが動かないようにスプーンでチューブを固定します。
写真7.ベットをマルク高く盛り上げてから白いマルチを張りました。
写真8.このエリアは、毎年自然花芽分化の早いかおり野の「直接葉無挿し木定植」を
行います。「葉無挿し木定植」は、挿し木するだけで①水やり不要②定植不要(6キロもある
トレイ)を運ばなくてもよいです。何と楽でしょう。
すぐに挿し木が出来るように、ランナーピンを挿しました。
写真9.苗の仕上げ作業をする女性陣。黒い遮光と扇風機とスポットクーラで
涼しく作業が出来るようになりました。
月曜日からは、人数が増えるので、もう1台スポットクーラを増やします。
写真10.挿し木苗を約100本ぐらいトレイに入れて、ベットに挿しながら移動します。
こちらは、光が欲しいのであまり、暗くできないので暑いです。
写真11.袋掛け前のシャインマスカット。摘粒が難しかったです。
4年目で粒も大きいです。収穫は、8月上旬以降になるでしょう。