究極のプライベートエリア内の多品種いちご狩りシステムに挑戦!

12月26日までは、ご予約をお受けできません。

27日以降のいちご狩りのご予約は、1週間前に受付いたします。

 今日は土曜日なのでいちご狩りハウスには、館長一人です。

残念なお知らせがあります。

 2月に雪害にあい12棟のハウスのうち10棟が全壊しました・・・・・・・・・。

それから10か月、ただひたすらに再建を目指すと同時に、12月の収穫を

目指して頑張ってまいりましたが、「これでもか!」と言うぐらいさまざまな

問題が発生しました。

残念ながら館長の力不足と天候の影響で、12月は過去最低の収穫量となりました。

イチゴの半分は、1月末の収穫に遅れました。

残りの半分は、今年の9月からの天気の影響でしょうか?

予想以上に小粒で、早く赤なっています。

そんな中で、再建にご協力いただいた皆様に感謝の気持ちを込めた「再建感謝際」を

12月14日に開催できることは、この上ない幸せです。

ただ、当館の再建をご支援していただいた皆様に12月から完全復活した姿を

お見せできないのが申し訳ないやら悔しいやらです。

なお、1月末からは、過去最高のイチゴが収穫できる見通しなのでご安心ください

義援金でイチゴやいちご狩りをお申込みいただいたお客様には、大変申し訳ありませんが

2月頃までお待ちください。

 

プライベートエリア内での多品種のいちご狩り

14年前の開園から2段ベットを駆使して、6~7種類のいちご狩りを日本で初めて

行いました。

プライベートエリア制も同時に導入。

今では、館長が作ったプライベートエリアが、じゃらんにも使われるようになりました。

 今回の雪害で、残った古い柱を再利用するために15Cmパイプを除去しました。

このため、いちご狩りハウスの天井が15Cm低くなり、2段ベットが再建できなくなり、

全て1段ベットに変更しました。

2段ベットが無くなり、ベットごとに品種を植えると4種類のいちご狩りになってしまいます。

よほど、7種類のいちご狩りから4種類へのいちご狩りに変更しようかと安易な

考えもありました

しかし、一度始めた7種類のいちご狩りを種類を減らすことは、後退です。

館長には、前進の一言しかありません!

そこで、同一ベットに異なる品種を植えざるを得なくなりました。

「トヨタかんばん方式」の「1個流し生産」を実施してきた館長ならでの発想で、

同一ベットに3種類の異なる品種を1本1本順番に植えて7品種のいちご狩りを

可能にしました。

同一ベットに3種類を植えることは、品種により栽培方法や株の大きさが異なるので、

栽培技術が無いと出来ません。

他のいちご園の皆さん、決してテストをしないで導入をすること失敗しますので、

ご注意ください。

館長もテストはしたのですが、様々な課題が残っていて、無理を承知でスタートしました。

 これからも永遠に解決できない課題も抱えております。

それは、ミツバチさん達が順番に受粉をしていくので、色々な品種と掛け合わさり

新品種のイチゴばかりになるかもしれません。かおり野・アスカルビー・かなみひめもどき

ばかりになるかもしれません(笑い)。

内田さんどうなるでしょうか?

何故館長は他の人が行わないこ難しい事(プライベートエリア制の多品種のいちご狩りや

残留農薬ゼロのイチゴなど)をするかと言えば、徹底的にお客様のニーズに

答えようと言う拘りです。

写真1.昨年までの2段ベットの4種類の栽培。

右上が紅ほっぺ。左上がかおり野。右下がアスカルビー。左下がかなみひめ。と

ベットごとに品種を変えていました。

写真2.今年の1段ベットの5種類の栽培。

赤い紅ほっぺの札のベットには、紅ほっぺとさちのかと2種類を栽培。

その隣には、かおり野・アスカルビー・かなみひめと3種類を栽培。

つまり、お客様は、順路2のエリアで5種類のいちご狩りが出来ます。

写真3.かおり野・アスカルビー・かなみひめが、1本ずつ順番に並んで

植えてあります。これぞ、究極の栽培であり、「トヨタのかんばん方式」の

「1個流し生産」を会社で実施してきた館長ならではの発想です。

お客様や私たちも品種が分かるように1本1本に品種のシールを

貼りました。

このシールを貼るだけでも、間違いが出ました(笑い)。

出蕾の時期が異なるので、自然花芽分化の今年は、収穫開始時期が

異なりました。

来年は、短日夜冷処理で収穫時期を出来るだけ揃えます。

 

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コメント

  1. 内田理之 より:

    実際には雑種の心配はないと思います(皆無ではないと思いますが…)。
    昨年までの順路2では、あかしゃのみつこ、さちのかが上段、アスカルビーが下段という棚がありましたが、実際のところ何も起きていませんでした。
    おそらくは花が咲くタイミングがそれぞれに微妙にずれていることなどが上げられると思います。

    1. 前田館長  より:

      内田様
       ミツバチは、直線的に移動して受粉をしているようです。
      したがって、昨年は同じベットに同じ品種なのでよかったと思います。
      今年は、直線的に動くと雑種になりそうです。
      しかし、今のところそれぞれの品種の味がしています。
      今シーズン、どうなるか楽しみです。

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