館長の挿し木苗取りの特許「葉無挿し木法」の活着率は、この猛暑日の連続の中で、
活着率96%を達成しました。
館長の「鼠径ヘルニア」も、脱腸しないで持ちこたえています。
8月7日まで、残り30日、重労働を避けて乗り切ります。
山梨県の甲府は、時々最高気温が全国一になります。それより強烈なのが、ほとんど毎日、
日本の高温ベストテンに入ります。
この猛暑日の連続を乗り切り、イチゴの苗取り「葉無挿し木法」の活着率は、96%です。
つまり盆地の高温で猛烈な暑になるために、イチゴ栽培に最も適さない地域の一つでしょう。
今年の6月は、全国的に平均気温が2.6度ぐらい高くなっています。
甲府も例年より2.5度以上暑くなっているようです。
イチゴの一年で一番重要で大変なのが、イチゴの苗取りです。
一つ間違うと、炭疽病などで苗が全滅したり、小さな苗しか取れなくなってしまいます。
すなわち、来シーズンの収入を失ってしまいます。
苗取りには、大きく分けて親株から栄養をもらいながら小苗が大きくなる「ポット受け法」と
親株から切り離し、栄養がもらえない、「挿し木法」があります。
館長は、苗取り作業が効率的で、短期間に沢山の苗が取れる「挿し木法」を採用しています。
この挿し木法は、暑さに弱く炭疽病が出やすいために、採用しているイチゴ園は、少ないようです。
館長は、暑さに強い挿し木法として、イチゴの苗の葉を除去して暑さに強く、炭疽病の出にくい
「葉無挿し木法」を考案して、特許を取得しました。
館長が特許を取得した「葉無挿し木法」が無ければ、この猛暑の時期に苗取りが出来ないでしょう。
しかしながら、人間は勿論植物にとって35度以上の猛暑が連続すると、枯れてしまいます。
一番良い例が、鉄骨の大きなハウスのトマトが猛暑で枯れているようです。
イチゴの苗取りも例外でなく、気温・照度・湿度を出来るだけ通常の28度ぐらいの気象条件に
しなければなりません。
さらに難しいのが、様々な条件を、全ての苗に同じようになるように設備を改良しなければなりません。
残念ながら、完全に同じにすることは、出来ません!
挿し木の苗取りの難しさは、人間でいうと「赤ちゃん」のようにあらゆる環境をやさしくしなければなりません。
一瞬たりとも、猛暑の条件にさらしてはなりません。
万一、35度以上の猛暑の条件にさらすと、苗は全滅します。
苗が活着するまでの、2週間は、一瞬たりと気が抜けません。
人間は、クーラーとエアージャケットでこの猛暑を乗り切ります。
植物は、遮光カーテンで気温を下げたり、頭上散水で苗の温度を下げたり水分を与えたりしながら、
活着率を上げていきます。それ以外に館長が開発した設備が威力を発揮しています。
これからの施設園芸は、前から何度も申し上げているように、今までの既存の施設では、
乗り切れません。特に鉄骨ハウスは、対策なしに生き残れないでしょう。
その時期、その時期にあった条件を農作物に与える新しい設備を開発して与えるが必要があります。
館長も数年前から1000万円以上つぎこみ、温暖化対策を実施してきました。
6月の苗取り時に、今年のような猛暑日が5日以上連続することは、想定外でした。
来年は、6月でも猛暑日が連続しても、苗取りに影響しないような準備をしたいと考えています。
そのためには、この猛暑日の厳しい環境送検を科学的にデーターを入手しながら、対策を考えます。
現在は、来年のことよりも今日の苗が元気に生育することに集中しています。
苗取りは、章姫が一番弱く、紅ほっぺが、一番強いです。
苗も大苗より小苗の方が、活着が早いです。大苗は、活着後の生育が良いので、大苗を多く
使用しています。
今日も悲しいことに、35.4どの猛暑日になってしまいました。
明日は、36度から38度になるらしい。
館長は、ブログを書いたり、データーを整理するこのハウスは、最高気温が38度以上になります。
現在は、人間よりパソコンやプリンターが故障しないように冷やしながら仕事をしています。
写真1.章姫の大苗の生育状況。

写真2.章姫の中苗。

写真3.章姫の小苗。

写真4.紅ほっぺの大苗。

写真5.紅ほっぺの中苗。

写真6.紅ほっぺの小苗。

写真7.ホワイトベリーの大苗。

写真8.ホワイトベリーの中苗。

写真9.ホワイトベリーの小苗。

写真10.6月11日のテストで苗取りした章姫の苗。猛暑日が少なかったので、生育が良いです。

写真10.苗取り出余った章姫の苗。

写真11.苗取りの終わった章姫の親株。

写真12.左は、章姫の親株。右側は、かおり野の親株。
かおり野は、暑さに弱いので、追加のランナーを出すのが難しいです。
写真13.カラスに食べられた、トウモロコシ。トウモロコシの皮をむいて先端を
カラスが食べてしまいます。最近のカラスは、頭が良いので困ります。







