今年の親株は、3月4月の異常気象で生育が遅れてランナーの出が良くないです。

いちご狩りは、5月20日で終了しました。

5月20日で、いちご狩りが終了し、ジャム用イチゴの収穫も終了して、ようやく館長も少し

暇が出てきました。

しかし、虫歯や高血圧や鼠経ヘルニアなど、病院通いで忙しいです。

鼠径ヘルニアは、館長の予測より膨らみが早いので、8月7日の手術まで、脱調しないか心配です。

3月25日の診断から手術まで4カ月以上も手術待ちには、少し疑問を持っています。

収穫が終了したかと思えば、もう苗取りの準備に入っています。

今年は、12月から6月まで6か月間収穫できる元気な苗を栽培しなければなりません。

来シーズンの収穫量は、苗の出来栄えで、8割決まります。

また、館長の体力の衰えや鼠経ヘルニアヘルニアの手術の影響など苗に取組む時間が少なくなる

可能性が出てきました。。

章姫の苗の委託生産を、引き受けてきましたが、

1.温暖化による苗取りの難しさ。

2.炭疽病の発生確率の増加による精神的負担

3.温暖化による7月8月の高温により、作業者の熱中症の危険性の高まり

対策① 受託生産の苗を減らし、高温の昼間を避けて半日の仕事量に減らす。。

対策② 冷房装置の活用により、熱中症の危険性を減らす。

その他、温暖化対策を検討、実施。

苗取りの出来栄えに影響する一番の条件が、6月から8月までの天候です。

今年の天候は、

1.チベット高気圧と太平洋高気圧の重なりで、今年も暑い。

2.インド洋高気圧の高さが日本の気候にも影響してきている。

3.ラニーニャ現象とエルニーニョ現象に関係なく、日本の天候は暑くなっている。

4.ほんの少しですが、涼しくなる要素としては、黒潮の大幅な蛇行が、7年9か月ぶりに

  無くなりそうです。

など日本気候が涼しくなる要素が少ないので、暑い夏を想定して、苗取りや定植を行います。

今年の関東の梅雨入りは、6月14日ぐらいらしい。

毎年、梅雨明けが6月末で苗取りの最後が、猛暑に襲われます。

今年の苗取りは、ランナーの出の遅れで、

1.苗取りの開始を1週間遅らす(6月23日から1週間で終わらす)。

2.苗取りの本数を減らす(例年の4割減)。

3.直接定植の本数を増やす。

4.親株の生育を良くする。

5.太郎苗を使用する。

6.万一、病気などで、苗が不足したときは、8月にポット受けて苗を追加で取ります。

7.それでも不足する時は、定植した苗から増殖して対応します。

などの対策で乗り切り切ります。

3月23日の親株の定植時点から、ランナー不足は予測されていたので、対策を確実に

行い、ランナーの不足に対応したい。

ランナーは、例年の半分ぐらいしか出ていません。

紅ほっぺは、何とかなりそうです。章姫は、少し不足しそうです。

かおり野は、大幅に不足しそうです。

現在の来シーズンに向けての作業状況。

いちご狩りハウスの株の除去を開始、6月5日に完成させる予定です。

苗取りの準備としては、各育苗ハウス(4区分)のポット抜きが、終わりました。

来週、6月10日からポットにココ入れ。

6月23日から苗取り開始。

写真1.左側が、自家苗の章姫。苗が小さかったので、ランナーの出が良くない。

   現在まで苗として使えるのは、太郎と次郎です。

   右側は、某苗屋さんから親株として春先に入手したので、ランナーの出はよい。

   現在までで、苗として使えるのは、太郎、次郎、三郎までです。   

写真2.左側は、自家苗の章姫。右側は、かおり野。自家苗の章姫は、暖房して

   大苗にしてあったので、ランナーは、太郎。次郎・三郎まで使えそうです。

   自家苗のかおり野は、ランナーの出が良くなく苗が不足しそうです。

   奥の手を使って苗不足に対応します。

写真3.左側が、館長開発のホワイトベリー。太郎・次郎まで使えて、もう少しで

    太郎まで使えそうです。右側は、紅ほっぺ。小苗も親株は、太郎・次郎、

    もう少しで三郎まで使えそうです。

写真4.左側は、小苗の紅ほっぺ。右側は、暖房して大きくした親株で、ランナーの

   出もよく、太郎・次郎・三郎まで使えそうです。

 

 

 

 

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