全てのイチゴに花芽分化が来たので、定植を完了しました!

今年も12月上旬から収穫できそうです。

全ての品種に花芽分化が起きたので、10月4日に定植が完了しました。

イチゴ栽培の中で、この3連休が一番安心できる時です。

これからは、館長が計画した通りに花芽分化し➡出蕾➡開花➡収穫を迎えます。

6月から9月まで猛暑に耐えながら、定植が完了しました。

今年も昨年以上に気温は高く、10月も昨年を上回る温度です。

栽培状況は、定植後一番光が欲しい9月27日から9月29日の3日間の曇り、10月3日から10月9日までの

1週間の曇りは、蕾の生育に大きく影響します。

夜冷処理をして定植し収穫を迎えるためには、花芽分化を見落とさないように確実に顕微鏡で確認します。

定植後30日以内に大きな花(大きな実)を作らなければなりません。

また、当館は無農薬を目指しているので卵が残っている古い葉を早く除去しなければなりません。

つまり、新葉4~5枚で出蕾を迎えます。

従って、1枚の葉が大きくなるように、定植時の苗は、大きな株に成長させます。

その後は、地上部は元気な葉を作り、地下部は根の張りを良くしなければなりません。

収穫時期は、咲いた花の大きさ(実)やこれから収穫までの日照時間や気温に影響します。

今日までは、昨年の猛暑で失敗した内容を対策した結果、過去最高の出来栄えです。

これから収穫までの12月までの60日間は、気を抜かないようにイチゴの株を元気になるように

育てます。

写真1.5月からの床の汚れを、掃除しました。掃除前の状態。

    ハウスの広さは、3000㎡あるので、掃き掃除をするのが大変です。

写真2.床の掃除が完了しました。ケルヒャーの掃除機をブロアーとほうきで

    掃除したので、ゴミ一つ無い奇麗な床になりました。

 

写真3.夜冷処理のかおり野の花。今年も夜冷処理のミスで、定植から30日

   以内に花が咲いてしまいました。大きな実は、期待できません。

写真4.ハウスの掃除が終わり、センター通路の整理も終わり、奇麗になった

   休憩場です。

写真5.順路1の章姫。夜冷処理の株は、3%ぐらい出蕾。

写真6.順路1の章姫。手前の大きな株は、10月13日に定植した夜冷処理の

   章姫、奥の小ぶりで生育が遅い1本は、夜冷処理の章姫。

写真7.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白)です。

写真8。手前の1本は、紅ほっぺとホワイトベリー(白苺)。奥の1本は、

    夜冷処理なしのかおり野。

写真9.奥の1本は、早い夜冷処理のかおり野。出来は、ほぼ完了。

   花が咲き始めました。

写真10.遅い夜冷処理の章姫。出蕾は、10月30日頃です。

写真11.手前は、夜冷処理のかおり野。次は、もういっこ。その次は、スターナイト。

写真12.夜冷処理のアイベリー。夜冷処理で生育が遅れているアイベリで、株が小さいです。

    株が小さくなった理由は、8月の猛暑で根が伸びなかった。

    来年は、油断しないで猛暑対策を行います。

 

写真13.遅い夜冷処理のアイベリー。夜冷処理よりもさらに株が小さくなりました。

 

写真14.新葉4枚で出蕾を迎える、章姫の株。例年より葉の大きさは大きく、

    クラウンも大きく育ちました。今年の日照不足で、葉のつやが良くありません。

写真15.葉も大きく順調に生育している紅ほっぺ。過去最高に良い苗が定植出来ました。

写真16.葉のつやは、少ないですが大きく育った無処理のかおり野。夜冷処理なしで、

    10月23日から30日頃に出蕾予定です。

    8月の猛暑対策で今年も10月末に出蕾予定。

写真17.ミカン黄色アザミウマ対策で、入り口に赤のLEDを移動しました。

    今年は、何とか5月中旬までミカンキイロアザミウマのを出さないようにしたい。

写真18.昨日日本マルハナバチを入れました。活躍するまで2~3日かかるでしょう。

写真19.ハウスの谷下に、ホリバ―を設置しました。有害な害虫やミカンキイロアザミウマが、

     発生すれば、黄色や青色のホリバ―に付着します。今のところ、

    発生はしていません。赤のLEDは、ミカンキイロアザミウマの生育を阻害すると

    聞いて昨年から導入しています。しかしながら、前田のハウスでは効果が

    ありませんでした。今年も再度効果の確認を行います。

 

 

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