猛暑日が毎日続出しています。
ちなみに山梨県は、昨年の猛暑日が、44日で、全国で2番目に多かったようです。
今年は、すでに猛暑日の日数が50日後絵です。恐らく軽く55日を超えると推定しています。
この猛暑日の中で、苗を育てることは、並大抵のことではありません。
5月と6月にポット受けをされたイチゴ園は、比較的順調に苗が育っているみたいです。
当館のように、挿し木で苗取りをされたイチゴ農家は、さぞ苦労をされていると、推察しています。
昨年のように炭疽病が多発して困っているイチゴ農家さんは、まだ少ないようです。
炭疽病が出てくるのは、これからかもしれません。
6月の平均気温が、2.6度高くなってから、7月から8月とほぼ同じ値の2.6度も、平均気温が高くなって
いるようです。
この栽培が一番難しい8月6日から8月29日まで、館長は、「鼠径ヘルニア」による脱腸防止の手術
を腹腔鏡手術で行いました。その時に尿カテーテルを抜く時に失敗して、前立腺から出血して、
自宅から外に出ることが出来ませんでした。
30日からようやくイチゴ栽培ハウスに出てこれるようになりました。
今年の猛暑の影響と、館長が不在の間の技術的な対応や、館長が抜けた間の労働時間の影響などで、
苗の生育が遅れているようです。
猛暑で一番影響するのが、
①地温の上昇で、元気な苗の根が枯れてしまう。
②37度38度の高温を避けるために、遮光するために、苗の生育も遅れています。
③人手を増やして給水回数を増やしています。
④水が多すぎると、炭疽病が出るので、疑わしい苗は、積極的に破棄しています。
これから、苗の整理をしながら順番にイチゴの苗の生育を進め、選別をしていきたいと考えています。
苗の中で、章姫の根の出が一番遅いようです。
章姫の苗のお引き渡しは、9月10日頃になりそうです。
また、それ以上早くお渡ししてもハウスの温度が高くて活着不良が出るでしょう。
今年は、予備苗がほとんど枯れていまい、追加でお分けできないので、大切に定植してください。
また、早く定植しても山梨県の無処理の章姫の花芽分化は、推定ですが過去最高に遅れてしまうでしょう。
当館の夜冷処理は、12月上旬から収穫する、早い夜冷処理の夜冷処理を開始しました。
9月に、順次普通の夜冷処理、遅い夜冷処理の順番で夜冷処理をかけていきます。
写真1.早い夜冷処理のハウス。例年の半分以下に減らしました。全体的に徒長気味です。

写真2.普通の夜冷処理の苗。12月中旬からの収穫。今年は、この普通処理の苗を
一番多くしました。

写真3.遅い夜冷処理のハウス。12月末からの収穫予定。ここの本数も少し増やしました。

写真4.この章姫のエリアが、一番生育が遅れています。

写真5.苗取り無の「葉無直接定植法」は、猛暑日の影響を少し受けています。
来シーズンは、今年のような、猛暑日が続いても、活着率95%を
維持できるように、来年の3月までにハウスの改造を行います。
1本おきに、夜冷処理をかける苗を取っています。

写真6.夜冷処理をする、紅ほっぺの苗。紅ほっぺは、比較的根の張りが良いです。
高温に弱く、葉が黄色くなる株も有ります。

写真7.早い夜冷処理の苗の根の比較。直根のでが遅い。

写真8.根の出が遅い。

写真9.遅い夜冷処理の苗。日当たりや風通しの関係で、一番苗の根が良いです。

写真10.一番遅れているハウスの苗の根。








