未分類

いちご狩り及び栽培ハウスのビニール交換作業が、猛暑の中終わりました。ビニールなどの資材が、猛烈に値上げされていました。

今日も、外は35.2度と猛暑日です。ハウスの中は、40度近く猛烈に暑い!

5年に一度のいちご狩りハウス及び栽培ハウスのビニール交換作業が終わりました。

ビニールなどの資材が高騰して交換費用が高くなる中、異常気象や台風の大型化(ハリケーン化)の対策のため、

15年の耐久性のビニールも10年目の今年に交換しました。

さらに、当館は、無農薬栽培や猛暑対策など、他の農園より高度な技術や設備構造のため、ハウスそのものが

複雑になっているために、ビニールの交換作業費が高くなってしまいます。

その結果ビニールの張替え費用は、3~4百万円も掛かりそうです。

高い交換費用ですが、万一ハウスが倒壊したことを考えると仕方がないです。

大阪万博の建築費用が高騰していると聞いていましたが、その高騰が現実的に当館まで影響してきました。

温暖化と異常気象が現実的なものになってきた今は、農業は、危機管理能力が無ければ生き残れません。

短期のゲリラ豪雨、線状降水帯の発生と長期化。竜巻の多発化、台風の大型化(ハリケーン化)や

集中豪雨や積雪が身近で多発してきています。当館も2014年に一晩で1メーター以上の積雪に襲われて、

12棟のハウス全てが損失しました。その4年後には、大型台風でいちご狩りハウスの半分の天井のビニールが、

飛ばされました。不思議ですが、「雷の通り道」や「強風の通り道」が有ります。

当館は、「強風の通り道」らしく、常に強風には悩まされています。

イチゴ栽培においては、この3年間、日本全国のイチゴの生産量が激減する不作に見舞われました。

これらの事実を客観的(科学的)に分析して、対策をしないと大規模栽培において、存続できないほどの

損失をこうむります。大規模設備は、一度災害に見舞われるととてつもない損失をこうむります。

栽培においては、

1.猛暑の夏場の苗取において炭疽病の多発による苗不足や、定植遅れ。

2.温暖化による花芽分化の遅れ。

3.一時的な猛烈な寒さの訪れ(気象バランスの崩れ)による、イチゴの花芽の遅れや喪失。

4.春先の温暖化。

設備においては

1.台風の大型化によるハウスの倒壊。

2.急激な積雪と連続性によるハウスの倒壊(秋田では、鉄骨ハウスの倒壊)。

3.春先の温暖化による栽培期間の短縮。

などが頻繁に起きています。

今回5年に1回のハウスのビニール交換は、15年耐久性があると言われている場所のビニールも、

温暖化の高熱による劣化や台風の大型化から、10年に前倒しして交換しました。

台風は、どこか弱い所があると、そこから破損が始まり、一挙にハウス全体に負荷がかかり、

大規模な破損を招きます。

 ①全面(天井・妻面・側面)のビニール交換。

 ②巻き上げのビニール交換。

 ③防虫ネット(ハウス開口部➡巻き上げ部位)の交換

 ④巻き上げパイプの抑え増強。(沖縄視察で得た対策)これだけ、パイプ抑えを取れ入れているところは、

  山梨では見ません。

今シーズンから、いちご狩りを半分に減らして、沢山のお客様に無農薬イチゴの美味しさを味わっていただく

ために新しくパック詰めをする作業場を増設しました。

昨年生協や拘りのスーパーへ出荷しようとしましたが、作業場が狭くて出来ませんでした。

写真1.南側は、ビニールがほとんど新品になりました。

写真2.新品のビニールは、三角の妻面。その下の巻き上げビニール。さらにその下の横帯ビニール。

    交換してないのは、0.5Mのすそ張ビニールだけです。

    大きい天窓と小さい天窓も交換。各天窓の防虫ネットとサイドの防虫ネットも交換。

 

写真3。西側の張り出しエリアの巻き上げもパイプ抑えを追加しました。

写真4.西側は、風が強いので写真のようにパイプ抑えを沢山付けました。

写真5.北側も南側と同じようにビニールを新品にしました。

写真6.新品にした防虫ネット。ネットの網の目が0.2~0.4なので、耐久性が少ないです。

   当館は、無農薬なので防虫ネットの破損は、害虫が侵入するので許されません。

写真6.今シーズンからいちご狩りを減らして生協や拘りのスーパーに無農薬(残留農薬ゼロ)を

   販売して、沢山の客様に無農薬のイチゴの美味しさを味わっていただきます。

   今回増設した作業場です。 

写真7.新しく増設したイチゴのパック詰めを行う作業場。

イチゴの苗も炭疽病も出ず、順調に生育しています。関東は、梅雨明け宣言?今年は、何時が梅雨だったのでしょう?

山梨は、コロナの感染が急速に拡大しているようです。当館の身近にも感染者が出てきているようです。

色々な制限を掛ける必要はないでしょうが、拡大していることをもっと知らしめて、注意をするように

するべきと考えています。

昨日関東地区は、梅雨明け宣言が出ました。しかし、今年の梅雨は空梅雨でもうじょびの連続でした!

6月19日から始めた、館長な開発して特許を取った「葉無挿し木法」のや「葉無直接定植」の苗は、この猛暑日

の連続でも、順調に生育しています。れからのイチゴの苗取において、従来の葉を付けた状態での如何なる

苗取でも、炭疽病などの病気が多発したり、活着率の低下で苗不足が起きるでしょう。

気象庁は、エルニーニョ現象やラニーニャ現象の影響で猛暑の夏か、冷夏を予測していますが、大陸の高気圧の

影響で、日本は急速な温暖化とゲリラ豪雨など、過去に経験したことのない災害が多発しています。

館長は、イチゴの苗に対する猛暑対策を何年も実施してきたので、イチゴさん達は、この猛暑に耐えて

元気に生育しています。

しかしながら、私達人間は、高齢化に伴いこの猛暑に耐えられなくなってきました。

甲府は、涼しい日がほとんどなく、毎日が猛暑日に近い日々です。ハウスの中は、

外気の気温プラス4~7度です。当館は、猛暑対策がすぐれているハウスなので、最高気温は、

40度を越さないようになっています。

降水量は、1日の合計
降水量(mm) 気温(℃) 日照
時間
合計 平均 最高 最低 (h)
 
6月 8.5 22.8 27.9 19 5
7月 2.4 27.2 33 23.1 5.7

育苗ハウスに夜冷処理用冷房装置が有るので、今年から猛暑日の11時から14時まで作業中は、

クーラーの使用を認めました。やはり電気代よりは、人間の命の方が大切です。

写真1.一番早い時期に収穫する苗。

写真2.2番目に早く収穫する苗。

写真3.一番遅く収穫する苗。

写真4.予備苗と章姫の苗。

写真5。苗取無で直接栽培ベットに挿し木した「葉無直接定植」。全体的に

    新葉が出て来ました。

写真6.葉無直接定植のかおり野。新葉が出て来ました。花芽分化が早いので夜冷処理はしません。

    しかし、花芽分化を促進する技術を今年適用する予定

 

写真7.定点カメラで撮影中の「紅ほっぺ」・「章姫」・「かおり野」・「アイベリー」

    2~3か月連続撮影です。

写真8.大型扇風機・スポットクーラーで、奥にある館長の事務机のエリアを

    涼しくしています。昨年は、大型扇風機が無くて良かったのですが、

    今年は、昨年より暑いので大型扇風機を追加しました。

 

 

イチゴのハウスがほぼ毎日猛暑日に襲われています!イチゴの挿し木苗は、晴れに恵まれて生育は、過去最高に良いです!人間にとっては、毎日の暑さで辛い日々です!

今年の梅雨も日本各地で異常気象に襲われています!

狂ったような大雨の地域と猛烈あ暑さの地域に2分されています。

館長の私的見解は、「イチゴの栽培地域がどんどん北に移動しています。」もはや、関東や山梨などでは、

暑さでイチゴ栽培が難しくなってきています。もう数年すると、東北地域、さらに5~10年後は、

北海道でもイチゴの栽培が難しくなるでしょう。

イチゴ栽培は、苗取から最後の収穫まで入れて、栽培期間が約15か月になります。

今の日本では、15か月異常気象に遭遇しないことはないでしょう。

苗取の専門メーカ様も販売する苗を北海道で栽培しているようですが、北海道も6月に北見で32度を超すような

暑い気候に変わってきています。もはや、北海道も炭疽病の出やすい地域かとなり、今の苗取方法では、近い将来

海外で苗取をして国内に輸入しなければなりません。

私達イチゴの栽培農家は、栽培地域を北海道に移転させることは出来ません。

私達関東や山梨のイチゴ農家は、下記技術を入手しなければ、毎年不作の連続で赤字経営になり、

関東地区や山梨でのイチゴ栽培からの撤退を余儀なくされるでしょう。

1.暑い猛暑の中でも苗取が出来る技術の開発・取得。➡館長が開発し特許を取った「葉無し挿し木法」。

2.低コストでイチゴの栽培条件をコントロールする技術。➡館長は、今シーズンから試作導入。

内容は、猛暑対策と極端な温度変化の対策の低コスト化です。

実施できるイチゴ農家は、イチゴの生理を詳しく学び、親株栽培技術➡炭疽病の出ない苗取技術➡夜冷処理技術

➡花芽分化コントロール技術➡休眠突入防止最低気温➡栽培管理技術➡猛暑対策などを、このエネルギー高騰の

時期に、低コストで実施できなければなりません。

イチゴ栽培に携わっている県や市の農業技術者や農業試験場や農協の技術者などは、品種改良で

解決しようとしています。決して前述の様々な問題は、品種では対応できません。

館長が6年前から開発し特許を取った「葉無し挿し木法」や「葉無直接定植」は、年々制度を高めて、

「葉無挿し木法」においては、35度を超す猛暑でも活着率が95~99%を達成出来ました。

「葉無直接定植」においても、35度を超す暑い栽培ハウスでも、果tぅ着率が96~98%を達成。

逆に、猛暑で天気が(日射量が多い)良いので、生育が良く過去最高の出来栄えです。

また、活着率が良くなったので不良処理の無駄な時間が減り、よりイチゴの栽培の準備に専念出来ています。

写真1。6月29日の「葉無直接定植」したかおり野。活着率も96%以上とほとんどの苗が、活着しました。

先週と比べて緑色が少し広がってきました。毎朝、新葉の出や株の成長を見るのが楽しみです。

写真2.ベットを拡大すると新葉が元気に育っているのが分かります。

写真3.かおり野・紅ほっぺ・章姫・アイベリーを交互に定植して定点カメラで

    撮影中です。その内に公開します。

写真4.生育が早い株は、2番目の新芽が出てきています。

写真5.こちらは、7月19日に「葉無挿し木法」の大苗です。挿し木後26日で、

    もう新芽も沢山出てきて、イチゴの株も大きくなりました。

写真6.こちらは、7月19日に「葉無挿し木法」の中苗です。挿し木後26日で、

    もう新芽も沢山出てきて、イチゴの株も大きくなりました。

写真7.こちらは、7月19日に「葉無挿し木法」の小苗です。挿し木後26日で、

    もう新芽も沢山出てきて、イチゴの株も大きくなりました。

 

写真8.こちらは、7月26日に「葉無挿し木法」の苗です。挿し木後20日で、

    もう新芽も沢山出てきていますが、全体的に小粒です。。

写真9.炭疽病が出ないので、頭上灌水をしても安心です。水やり作業が楽で助かります。

   白く曇って見えるのが、細かいミストです。

写真10.館長は夜冷処理をして、日照が少なく温度の低い12月から収穫するので

    イチゴの株を強く大きくしなければなりません。

    7.5Cmポットの40個入りを千鳥の20個入りにして沢山日が

    当たるようにしています。贅沢な栽培方法ですが、どうしても必要な

    条件です。

写真11.猛暑日の連続でシャインマスカットも暑いと思うので、黒の写真を

     10時から15時までして、涼しくしてあげます。

     ブドウの専門栽培の農家さんは、黒の遮光などしていないようです。

     館長は、イチゴ栽培の経験からシャインマスカットをいたわるために

     暑い時のみ遮光をしてあげます。

写真12.シャインマスカットの地面が暑さで乾くので、毎日朝と昼の2回、

     ホースで水を撒いています。

 

写真13.今年から遊びで椎茸となめこの栽培を始めました。本によると

    収穫まで2年かかるらしいですが、何時死ぬか分からないので毎日水をかけて

   秋から収穫したいです。

 

猛暑日の中、[葉無挿し木苗取」が終わり、活着率は95~99%「の出来栄え!イチゴの苗は、元気に成長しています。

昨年と異なり、今年も例年のように空梅雨で終わりそうです。

昨年は、6月末に40度越えの猛暑日でした。

今年は、雨がほとんど降らないので、今日から真夏日から猛暑日に突入します。

今日の外の温度は、最高気温35度越え、ハウスの中は40度越えになるでしょう。

このまま、温暖化が進むと北海道でも暑くて炭疽病が多発してイチゴの苗取が出来なくなるでしょう

館長が取得した特許の「葉無し挿し木法」と「葉無直接定植法」は、イチゴの苗から葉を取り除くことにより

どんなに暑くても苗が萎れず元気に根を出します。

今年も様々な設備投資と改善により、96~99%の活着を確保できるので安心です。

むしろ、苗が暑さに耐えられるので人間が無理をして熱中症になるのを気お付けなければなりません。

イチゴ栽培は、この暑い真夏に苗を取ったり、培地を入れ替えたり、苗を育てなければなりません。

寒い冬から少し暑い5月にイチゴ狩りをされるお客様には、この苦労は分からないでしょう。

これから

1.無病の苗取(収量)と育苗。➡苗の出来栄えが、そのシーズンの収穫量の8割を閉めます。

2.古い栽培ベットに新しい培地(ヤシ殻)を入れる。➡新方式導入

3.無農薬栽培のための仕事(ハウスの中やハウス外回りの草取りなど)➡害虫駆除

4.栽培ハウスのビニール張り替え。➡自然災害対策と害虫対策他

5.出荷場の拡張➡いちご狩りから撤退して徐々に出荷に変更➡中粒・小粒の量を増やす。

5.夜冷処理(収穫時期を3段階に変える)➡夜冷処理の改善と自然花芽分化のコントロール

6.収穫時期に合わせて定植。➡良い苗で垂直直立ち上げ

写真1.12月上旬収穫の苗。来週から葉欠きを開始!

写真2.12月中旬から下旬収穫の苗。

写真3.12月末から1月上旬収穫の苗。手前は、6月12日の先行生産苗。

もう立派な苗です!

写真4.無処理の章姫の苗。9月に無処理で定植。

写真5.「葉無直接定植法」の自然花芽分化のかおり野。6月12日の先行生産なえのかおり野。

     ずいぶん大きくなりました。来週は1回目の葉欠きです。

写真6.6月29日の「葉無し挿し木法」のかおり野の苗。小苗には、新芽が出て来ました

    まだ、大苗は新葉の出がそろっていません。

  

 

楽しいイチゴの苗取は、活着率99%以上になりそうです。出来栄えは、技術力アップにより過去最高になりそうです!

沖縄のコロナの感染拡大は、最悪の状態に入ったようです。専門家は第9波に入りそうと他人事のように

語っています。何故、病院がひっ迫する前に専門家は対策を出せないのでしょうか?

当館の館長が特許を取った「葉無し挿し木」の苗取も6月12日の先行生産(テスト)に始まり、

6月30日に苗取無て「葉無直接定植」も終わりました。

今年の館長が特許を取った「葉無挿し木苗取」や「葉無直接定植」は、ひと手間も二手間もかけ、新鋭設備も

導入して過去最高の条件で行いました。

活着率100%を目標に頑張りました。しかし、100%を達成するのは難しいです。

活着率100%を達成するためには、苗の出来栄えや仕上げ作業者の技術力、挿し木作業者の技術料が

必要です。

今年の苗は、ひと手間入れたので最高の苗が採れました。基本太郎苗を使用しません。

章姫などは、1株から苗が18本以上取れました。太郎苗を使用すれば、1株から24本苗が採れます。

失敗の内容1.ヒューマンエラーによる活着不良

       ①仕上げ作業不良

       ②挿し木作業不良(挿しが甘く苗が倒れる)

失敗内容2。異常気象による芯止まり苗を除去できなかった。

今年の苗の、活着率は、99%以上になるでしょう。

今年も外気温は30度~35度、ハウス内温度は、30度~40度越えの条件でも、

活着率には何の影響もありませんでした。

むしろ昨日からの雨や曇りは、日照不足で生育が遅れそうです。

写真1.6月19日から「葉無し挿し木」したB棟西の大苗。小苗は全て新芽が出て、

全体的に緑色が濃くなってきました。

写真2.

6月19日から「葉無し挿し木」したA棟西の中苗。小苗は全て新芽が出て、

    全体的に緑色が濃くなってきました。もう遮光は不要です。

写真3.6月19日から「葉無し挿し木」したA棟東の小苗。小苗は全て新芽が出て、

    全体的に緑色が濃くなってきました。もう遮光は不要です。

    手前の新葉が沢山出ている苗は、6月12日に挿し木した苗です。

写真3.6月26日から「葉無し挿し木」したS棟の苗。まだ挿し木して1週間になっていません。

    しかし、かなりの直射に耐えられるようになりました。。

写真4.6月30日に「葉無直接定植」の状況。6月30日の外部最高気温35度になり、

    ハウス内は、軽く40度越えでした。イチゴの苗は、暑くても問題ないのですが、

    人間の方が暑くて大変でした。まるでネギの苗を定植したように見えます。(笑い)

    ある程度までは、遮光不要です。

写真5.栽培ハウスのA棟。かおり野をメインに「葉無直接定植」を実施。

    紅ほっぺや章姫やアイベリー、今年から導入する「かんな姫」も

    テストと条件確認のために「葉無直接定植」をしました。

写真6。定点カメラで「葉無直接定植」の生育状況を定点カメラで撮影しています。

    視野が狭いので、かおり野・紅ほっぺ・アイベリー・章姫の順番で

    各2本シールと貼り付けて撮影。

写真7。右側に見える黒い物体が「葉無直接定植」の生育状況を撮影している、定点カメラです。

楽しい楽しいイチゴの苗取も、28日で終わります。

19日から始めたイチゴの苗取も、6月29日で終わります。

6月12日の館長が特許を取得した「葉無し挿し木法」の先行生産3000本は、順調に活着しています。

6月19日~22日の量産の「葉無し挿し木法」は、梅雨にしては珍しく雨が少なく日照量が多いので、昨年より

活着も良く成育も早いです。

館長の特許の「葉無し挿し木法」は、開発してから5年以上になり、挿し木条件もより明確かつ単純化

したことにより、活着率の向上(目標100%)と作業時間なども効率的になって来ました。

「葉無挿し木法」は、様々な条件さえ入手できれば、誰でも簡単に出来ます。

そして、炭疽病の心配から解放されることにより、今まで苦しくて嫌な苗取が、楽しくなります。

1本も枯れることなく順調に毎日新葉が出てくるのを見るのが楽しみです。

今年の苗は、管理を変えたので良い苗が採れました。今年の異常気象でランナーの出が少なかったのですが、

紅ほっぺを除き苗は潤沢に取れました。

紅ほっぺは、親株の生育は良かったのですが、苗の本数は少なかったです。

今年も太郎苗を使用しませんでした。章姫は、1株から18本以上苗が採れました。

今年の秋から大々的に特許の販売を開始します。

そのために、誰が見てもすぐに理解できるビデオ(定点カメラで時間を短縮)や挿し木条件の簡略化などを

計画しています。

29日には、苗取不要の「葉無直接定植法」を行います。こちらの条件も簡略化するよう頑張っています。

6月18日の480本の先行生産の「葉無直接定植法」は、全て活着しそうです。

写真1.B棟西の「葉無挿し木法」の苗。小苗はほとんど新芽が出て来ました。

写真2.A棟西の「葉無し挿し木法」の苗。中苗が多いです。

写真3。葉無し挿し木法」の苗。小苗が多いです。

写真4.手前は、12日から24日までの先行生産なえ。もうほとんど新芽が出ています。

   小苗と中苗は、100%新葉が出ています。

写真5.苗の仕上げ作業。今年は良い苗が採れました!。

写真6.育苗ハウスの中に雨水が入ってこないようにハウスの周りの溝を深くしました。

 

イチゴのジャム用イチゴの販売は、終了しました。沢山のご購入ありがとうございました。

今シーズンのジャム用イチゴの販売は、終了しました。

今シーズンも沢山の客様からご要望が有り、ジャム用として沢山販売しました。

来シーズンは、コロナの収束に伴い5月も生のイチゴの出荷を増やしたいと考えています。

従って、ジャム用イチゴの販売は減少するでしょう。

いちご狩りは、食べ放題が目的のお客様は、他のイチゴ園に行っていただき、

1.「安心な農薬ゼロ」

2.練乳不要の甘いイチゴ

3.4種類の食べ比べ

をご希望のお客様に特化します。

冷凍ジャム用イチゴは、完売しました。残っている約200kgのイチゴは、貸倉庫に

あります。すでにご注文いただいたお客様の納期に合わせて8月まで順次発送いたします。

今年は、貸倉庫代金を認めていただけるお客様は、8月まで出荷するように変更しました。

月曜日から順次貸倉庫から冷凍ジャム用イチゴが戻ってきます。

写真1.当館の大型冷凍庫は空になりました。

写真2.当館の中型冷蔵庫。

 

 

 

炭疽病なし・活着率95%の楽しいイチゴの苗取の準備完了!

5年前までは、暑い夏に苗を取ることは、炭疽病の発生や活着率の悪さに悩まされて、辛く厳しい苗取でした。

しかし、5年前館長が特許を取った「葉無挿し木法」や苗取の不要な「葉無直接定植法」は、炭疽病は出ないし

活着率は95%以上のため、挿し木後に毎朝苗のハウスに行くのが楽しみになりました。

今日の甲府の最高気温は33.4度と6月にしては、暑い1日でした。

昨年の6月末は38~40度と異常気象でした。

今年も暑い夏が、早くやって来そうです。

どこのいちご園さんも暑い夏の苗取には、苦労されると、予測されます。

一番効率の良い挿し木方式は、炭疽病が出やすいため、採用しない農家が増えています。

効率が良くないが、炭疽病が出にくく、活着率の良い「ポット受け」(親株からランナーで栄養をもらいながら

苗を取る方法も、昨年の暑さでは、ランナーが出ない、親株からから栄養をもらえないので苗の生育が遅れたり、

炭疽病が出ようです。

一方、苗の販売の専門メーカーさんも苗の価格をアップしたようです。

さらに、炭疽病の発生を心配してからでしょうか、苗の新規顧客を受け受けないと言う、噂を耳にしました。

真実かどうかは、不明です!

館長の今年のスローガンは、「イチゴ栽培で100点を取ろう!」です。

親株の栽培管理やランナーの本数は、100点を取れました。

これからは、無病・無害虫の館長特許の「葉無挿し木法」と苗取不要の「葉無直接定植法」の

活着率95%を100%目標に頑張ります。

毎年、同じように炭疽病を出さない、活着率を100%にするためには、様々な条件を科学的に分析して、

失敗しない条件を、数値で把握しなければなりません。

少々お金がかかるのですが、様々な測定器を購入準備しなければなりません。

今年は沢山の箇所を測定するので、温度取りを3個、定点カメラ1台を購入しました。

そして、昨年の失敗の理由をしらべ、今年の挿し木条件を改善しました。

更に天候などを予測しながら計画的に改善内容を実行していかなければなりません。

そして、その最適条件を来年、再来年のために記録して残さなければなりません

写真1は、昨年の経験から改善した条件で「葉無挿し木法」で、先行生産をした2500本の苗。

   現在の所、館長の思惑通り生育も良く新芽が早く出て活着率も100%達成出来そうです。

写真2.今年は、苗の新芽が出てくる状況を定点カメラで2週間撮影します。

    天井に付けた定点カメラ。

写真3は、栽培ハウスのベットの地温をプロファインダーで測定します。

写真4.プロファインダーと新規に購入した「おんどとり」の温度差が無い事を、確認しました。

  新規に購入した「おんどとり」。今日から育苗ハウスの地温を計ります。

写真5.栽培計画や人員計画や日記を昼間に書くので、暑さ対策にいよいよ

    簡易スポットクーラを使用開始しました。

写真6.館長が育てているシャインマスカットは、樹勢が強いので沢山房を残しても

   OK!と言われましたが、袋掛けすると250房も有ったので、今年のシャインマスカットを

   甘くしたり、来年も沢山収穫するように50房削除しました。削除した房です。

   直径20mm長さ25mmでした。

 食べたけれど、渋くて酸っぱかった!(笑い)

  来年は、もっと早い段階で、房の削除をします。

 

苗取の準備が完了しました。先行生産で2000本「葉無挿し木法」で苗を取りました。活着率は、100%を目標にしました。

今日は最高気温32.4度と暑く感じます。最近は梅雨で最高気温22度だったので、

10度も高くなると、体が付いていけません。

昨日、7回目のコロナワクチンを注射しました。注射の量が0.3CCと少ないので、

今回もワクチンによる副作用は、ほとんどありません。

先週1週間は、苗取の準備で

1.トレイにココ入れ

2.ポットに肥料入れ➡ランナーピン挿し。

急ピッチで行いました。この重労働が終われば、今シーズンの重労働は、ほぼ終わりです。

館長は、イチゴ栽培を成功させるための内容として

1.どれだけ情熱をもって栽培に取り組めるか。

2.裁縫の技術を見て、い分に取り入れるか。

3.同じ作業を同じ時期に繰り返して行い、失敗をしない。

3番の反復作業は、簡単なように思えますが、気温が変化する中、変化に対応できる技術力と設備が無ければ

なりません。

やはり、イチゴ栽培で炭疽病を出さないで安く苗を作ることが一番難しいと館長は、思います。

一番炭疽病の出やすい挿し木の苗取を避けて、手間暇のかかるポット受けをされるかともおられます。

しかしながら、昨年尾6月下旬からの猛暑は、ポット受けでも苗が採れない時期もありました。

その点、館長が特許を取得した「葉無挿し木法」や苗取無の「直接定植法」は、炭疽病が出ない上

作業効率も良く、苗の大きさもそろいます。

紺長は、今年から全ての作業が100%成功するように頑張っています。

このためには、前述の3項目以外に「予習」と「復習」が必要になります。

毎年苗取の1~2週間前に「先行生産」と言い、苗取の「量産」が失敗しないようにその年の条件で

挿し木を行います。

しかし、今までは、大まかな目安を見つける程度しか考えておらず、量産の苗取では、活着率が

85~95%で満足していました。

今年は、活着率100%を目標に先行生産を実施しました。

今年はランナーの出が遅く撮れる苗が少ないと心配していましたが、

1.1株から約20~22本の苗が採れそうです。(太郎苗は不使用)

2.苗のサイズは、例年より小さめです。

3.根の発根状況は、雨が多いので過去最高に良い。白い根が沢山出ている。

4.活着が良さそう!

更に、この3年間は、肺癌の治療やコロナの感染で満足に栽培の準備が出来ませんでした。

幸い、コロナも収まり館長の肺癌も再発が無く元気に働けているので、満足に準備が出来てきています。

また、今年はハウスのビニールの交換(300万円)軽トラの更新(150万円)培地の交換(100万円)

省エネ対策費(200万円)と思いがけないほどの沢山の出費(750万円)を抱えています。

正直言えば、今やめて750万円を貯金に回した方が良いかもしれません。

しかし、館長はイチゴ栽培に関してまだまだ、改善して改革しなけれなならないことが山ほどあります。

20年前は、イチゴ栽培に関しても国や県や試験場や農協に専門の技術者がいました。

今の国や県や市や農協は、技術者を薄く広く農業全体を指導できる人材しか育てようとしていません。

専門家などいないのです(少し言い過ぎかもしれませんが・・・)

このままでは、日本のイチゴ栽培は不作の連続で、農家は疲弊し、お客様は高いいちごから離れていくでしょう。

各県で新品種の開発ばかり目指しています。

イチゴ栽培の不作から逃れるためには、温暖化と異常気象対策が必要になるでしょう。

この対策は、技術力と施設が無ければできません。

今年は、館長がやり残した様々な対策を省エネ対策をしながら実施します。

館長がサラリーマン時代に培った30年間の技術者魂が復活です。

写真1.「葉無挿し木」を行うB棟西の準備が完了。この党の苗は、夜冷処理をして早めに

     収穫します。

写真2.A棟東。この党は、半夜冷処理を行います。数量と配列は、B棟西を

   完全に同じにしてあります。トヨタ方式で言う標準化です。

写真3.A棟東は、遅い収穫時期の苗です。

写真4。この棟は、全て章姫です。先頭は、先行生産の苗2000本。

写真5。花芽分化を起こさす冷房装置を省エネタイプの冷房装置に交換しました。(約100万円)

    電気代が上がるので、少しでも省エネにしなければなりません。

    12月や1月のイチゴが高いと「クレーム」を出すお客様もおられますが、

    このような冷房装置の電気代など分からないからでしょう。

写真7.シャインマスカットに袋掛けをしました。グリーの方が早く収穫出来ます。

    床は天候を見ながら散水しています。

写真8.ハウスは高温になるので日差しを避けるために傘を付けました。

少し、傘が小さすぎるかもしれません。

 

 

 

親株の生育状況とランナーの出は良くなりました!

今年は、1月の異常な寒さなどの異常気象で、親株のランナーがなかなか出て来ませんでした。

ようやく、ランナーが出てきて小苗の数量も増えてきました。

今日まで、小苗は、太郎苗➡次郎苗➡三郎苗まで出ています。

苗取の頃は、四郎苗まで使えるでしょう。今年も出来るだけ太郎苗は使用しません。

予備の狩りハウスの親株も元気で、ランナーを出しています。

苗取は、いかに効率的な苗取方法と炭疽病を出さないかによって、収穫量は大幅に変わります。

また、ランナーをたくさん出させる技術を持っていることが不可欠です。

館長のナイヤガラ方式のランナの数は、日本の誰よりも負けないでしょう。

炭疽病の発生に関しても、館長の開発した「葉無挿し木法」や「葉無直接定植法」は、

他のどんな苗取よりも勝っているので、炭疽病は出ません。

今年の夏は冷夏の予測ですが信用できません。関東地区は炭疽病の多発にご注意ください。

明日からのポットにココを入れる作業の前準備として、ポット抜きを終わらせました。

写真1.左側が館長が開発した「ホワイトベリー」、右側が紅ほっぺ。

写真2.左側が紅ほっぺ。右側が今年から導入する「かんな姫」

写真3.左側が小苗を定植した章姫。右側が大苗を定植した章姫。

写真4.左側が章姫。右側がかおり野。

写真5.ポット抜きが終わったA棟東。

写真6.ポット抜きが終わったB棟西。