イチゴ狩りハウスは、初夏の気温。試作ハウスの果物の蕾が出て来ました。

4月7日頃まで、ご予約の受付を停止しています。

毎日、その日の収穫量が増え次第ご予約を受け付けています。

昨日から初夏の暖かさで、対策しないとハウス内は30度まで上がりました。

3月中旬以降の章姫の収穫量に関しては、館長の予想通り減ってきています。

順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリーは、株により差が有りますが、章姫より

良いです。

今年の山梨県のイチゴの生育は、異常です。

1.ランナーが出ない。➡紅ほっぺやかおり野が出てきた。

2.脇芽の出が遅い➡出ても小さく成育が遅い

3.1回目➡2回目➡3回目の実の収穫時期が遅れている。➡遅れた分、1個目の実が例年より大きい。

4.章姫は、不受精や小粒が多い。➡収穫量が減少。

イチゴが自主的に収穫量を減らしているので、イチゴのクラウンは太く元気です。

当館の場合は、12月の1回目と2月の2回目の収穫量は、過去最高に良かったが、3回目の実は、

章姫が約半分良くない。

山梨の他の農園は、1回目の実と2回目の実が良くなさそうです。

この原因は、十数年ぶりの大寒波(マイナス8.6度)により、イチゴが5月まで花を咲かせて

実をならせるために、2~3月の日照が少なくて温度の低い環境を避けたためでしょう。

さらに、今年の寒波の影響は、館長が推測するに日照はあったが、日射量が弱かったと思っています。

館長は、20根に錠イチゴの栽培をしてきましたが、この寒波は2012年頃と似ていますが、

その時以上に厳しい収穫量になりました。

今年で館長が経験した大寒波は二回目です。この経験を生かして3回目の寒波が来ても問題ないようにしたい。

一部のお客様には、ご予約を取り消していただき申し訳なく思っています。

館長は薄々この不作の状況が予測して、何時もよりご予約を受ける人数を減らしてきました。

しかしなが、3月18日から3月末は、収穫量が予測以上に減りそうです。

来週末からは、比較的寒波の影響が少ない順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリーを、

メインにいちご狩りをしていただきます。

定植した来シーズンの親株は、葉露が出て順調に生育しています。

試作ハウスの、アボガド・ライチ・柑橘類・サクランボ・レモンは、蕾が出てきて来週は、

花盛りになりそうです。シャインマスカットは、新芽が少し出て来ました。

来週の試作ハウスは、一挙に春を迎えます。

写真1.は順路1の章姫。定植時期と花芽分化や陽当たりで収穫量や実の大きさが変化しています。

一番小粒の章姫。

中ぐらいの章姫。

一番大きな実の章姫

写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。それなりに順番に実が収穫出来ています。

順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー。も、場所により収穫量が大きく異なっています。

写真4.紅ほっぺの親株。昨年より元気な大きな株です。葉露が一番出ています。

写真5.章姫の親株。今年は少し小さい株が半分です。

写真6.かおり野の親株。大きく元気な株です。昨年は、無病徴炭疽病と判断されて

    苗が採れなくて、別の親株を使用しました。今年は対策したので

    無病徴炭疽病は出ないでしょう。

写真7.何故か、葉が散ってしまったアボガドの樹。

写真8.葉が残っているアボガドの樹。

写真9.紅秀峰の蕾が見えてきました。今年は数粒収穫したい。サクランボは、植えてから

   収穫までの期間が長いので難しいかもしれない。

写真10.ボンタンの樹。来年からハウスの外に出します。

写真11.地面に植えたレモンの樹。今年は大きくなりそうです。

写真12.鉢植えのレモン。早くハウスの外の地面に植えたい。

 

写真13.西南のかおり。

写真14.ナシ(ほしあかり)。花が見えてきました。

写真14.ナシ(ゴールド20世紀)。花と葉が見えてきました。

写真15.シャインマスカットの新芽が出て来ました。新芽は樹の先端から出てくるようです。

写真16.今年の注目株のライチ。昨年は水不足で、実が収穫出来ませんでした。

    今年は、収穫出来るでしょう。

写真17.種無しスダチ。昨年遅くまで実をならしたので、樹が弱っているのでしょう。

     まだ花だ咲きません。

 

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