ようやく全国的にも山梨県も、コロナの感染が収束してきました。
そんな中、当館では少ない人数の従業員ですが、8月28日から8月319日の間で、
コロナの感染者が2人も出てしまいました。
幸い2人とも元気で、1人はホテル療養。1人は、自宅療養です。
6人中2人の欠員は、大変です!パートさんには、4時まで時間を延長して仕事を
していただきました。感謝!感謝!です。
館長は、コロナの感染者が出てクラスターになると、苗の育苗➡苗の出荷➡苗の定植に
大きく影響と言うか、遅れが出るので、最大の注意を払っていました。
まさか、当館からコロナの感染者が出るとは、夢にも思っていませんでした。
クラスターを避けるために、どんなに暑く(40度)ても、全員が休憩時間のお茶の時間を除いて
常時マスクを着用していました。
そんな中、9月1日からまさかの館長は7度前後の微熱が出て来ました。
さ~大変、万一館長がコロナに感染すると肺癌の基礎疾患が有る館長は、即入院になってしまいます。
兎に角、熱が37.5度を超すまでに、頑張って入院した時の対応を至急検討しました。
9月1日からは、(1)館長が入院した時の作業計画と(2)館長がコロナでない時の作業計画の
2本立で作業を進めることにしました。
万一にもコロナにならないように、毎日イソジンでうがいを最低1日3回以上。
のどに異変を感じた時は、トローチをなめ、37度近い体温の時は、自宅で自粛!
英子社長とは、食事を別々にして9月1日までコロナによる熱が出ないようにしました。
出勤も熱が出た時は、体力の衰え防止や、従業員への万一の感染を防止を考えて自宅待機。
自宅で休んでいても、いつコロナを発症するか心配の7日間でした。
勿論、抗原検査キッドでコロナの感染の有無は確認しましたが、抗原検査キッドの
信頼性が100%出ないと知っているので、異常なしと判定が出ても心配の連続。
この時期気温が下がって来たと言え、ハウスの中は最高気温35~38度の高温です。
しかも、毎日蒸し暑い日々の連続で、微熱でも汗をびっしょりかきます。
訪問マッサージの先生に移ると大変なので、訪問マッサージも中止しました。
今日で当館の従業員がコロナになってから丸々8日目になり、館長は熱も引きコロナに感染していない
ことを確信しました。幸い他の従業員も感染せずにクラスターの心配がなくなりました。
今日から、最初にコロナに感染した従業員1人が出勤してきました。
もう1人は、9月12日から出勤してきます。出勤数日は、無理な作業をしないよう注意しています。
もう、コロナの感染による仕事の遅れは、心配しなくて良くなりました。
昨年に続き、今年も秋雨前線のために曇りや雨の日が多く、苗の生育がよくありません。
当館の夜冷処理の苗は、日照不足に耐えられるように1列おきに苗を入れてあります。
それでも生育が遅れています。対策前の昨年よりは良いですが・・・・。
販売用の苗の日照不足は、定植後収穫までの期間が長いので、さほど影響しないでしょう。
しかし、他の農園の苗の生育遅れは、今年も生育遅れにより通年の収穫量は激減するでしょう。
夜冷処理の無い「葉無直接定植」の苗は、元気に生育しています。
当館の20~25%は、かおり野の「葉無直接定植」により定植がなくなり、楽になりました。
1.苗の運搬作業が亡くなった。
2.重労働の定植作業が無くなった。皆、定植の穴あけ作業場無いので喜んでいます。
かおり野により、ハウスの中も自然の緑色が増えてきて、イチゴ園のハウスらしくなってきました。
9月に入るまで、自然花芽分化が栄養成長により遅れないように株を小さく育てています。
昨年は、8月13日からの長雨により、極端に自然花芽が早くなってしまいました。
今年は最低気温が例年より高いので、自然花芽分化は早くなりそうにありません。
むしろ、例年より遅れる心配が有ります。
逆に、生育が良すぎて遅れないように注意しなければなりません!
写真1。7月5日に「葉無直接定植」した苗は、大小大きさは異なれども、順調に生育しています。
写真2。大きくなったかおり野。9月20日頃までに、苗を大きくする。
問題は、自然花芽分化が何時になるかです。予定は9月20日頃。
写真3.早期夜冷処理の苗の育苗棟西。ある程度大きくしながら花芽分化を待っています。
花芽分化時期の予定は、9月12日頃。今日現在、花芽分化無し。
写真4.普通夜冷処理の苗のA棟西。9月19日頃花芽分化予定。
写真5.遅い夜冷処理の苗のA棟東。9月26日花芽分化予定。
写真6.注文生産苗のS棟の章姫。もう4割がた出荷が終わりました。
当館は苗の出荷が早いので、お客様は、1本おきに定植してランナーを出して
増殖しているようです。苗代が半額になりますね!