昨日は、4回目のワクチン接種に行ってきました。
館長は今回も熱や痛みが出ませんでした。
英子社長は、今朝になり肩が痛いと言っていました。
ようやく初夏らしくなってきて、挿し木苗の生育が良くなってきました。
今日は、育苗ハウスの水やりの均一化をしています。
当館は、炭疽病が出ないので頭上冠水をしていますが、苗が密集してくると
お互いの葉が水を奪い合うように邪魔をして、均一に水がいきとどくことはありません。
苗も大きくなってきたので、頭上灌水プラス手での水やりをして均一化を図ります。
9月上旬からの定植に備えて、ポットを植える穴を開ける治具を追加購入しました。
定植は、短時間に沢山の本数の苗を植えなければなりません。
しかし、手で穴を開けたりして定植すると、作業者の技量により定植した苗の生育にバラつきが出ます。
最近は、65才までの定年延長で良質な男性が採用できなくなりました。
今年は、男性社員がいないので、穴あけ作業を全員ですることにしました。
そのために、従来2個の穴あけ治具を5個に増やしました。
館長は、作業改善により合理化と品質と重労働作業の改善を目標に様々な治具などを購入しています。
当館は、花芽分化を付けてから定植をするので、定植後20~30日で出蕾するので、
大きな株にしなければなりません。
そこで、10年以上前から、事前に穴あけ治具で穴を開けて置き、手で穴を開ける時間を省略して
時間を短縮をすると同時に、治具で穴を開けることにより「根鉢」を崩さずに丁度良い深さに
苗を植えることが出来るようになりました。この治具による数パーセントの生育不良を
無くすことが出来ています。女性からも手で穴を開けなくて済むの作業が楽になりで好評です。
また、根を除去する方法として
1.定植まで時間が有るときは、温湯で根を腐らせてから、手で根を除去する。女性でも軽く根が抜ける。
2.定植まで時間が無い時は、
(1)鎌で根を切ってから株を抜く。
(2)治具で根を切ってから手で抜く。(今年から採用)。
写真1.新しく購入した根を切る治具。時間が早いが、電動ドライバーが重いので
作業としては、疲れる。やはり、根は腐らせて抜く方が正しい作業です。
写真2.穴あけ治具と穴。一番右が穴を開ける前。真ん中が電動ドライバーで穴を開けている。
左側は、穴あけが終わったあな。電動ドライバーは、なるべく軽いものを選んでください。
手で2万個近い苗の穴を明けなくて良くなりました。