山梨県はコロナの感染も落ち着いてきました。
異常気象で年々暑くなってきました。
日本のイチゴの苗取も暑さの関係で岐路に来ています。
もう「北海道でも真夏は35度を超す時代になります。
猛暑日でも、炭疽病が出ない苗取が出来なければ、イチゴ栽培も終わりです!
館長が開発した特許が活躍する時代になりそうです。
館長の特許の{葉無挿し木法」や「葉無直接定植法」は、条件さえ変えれば活着率に問題なく
対応できます。
これからのイチゴの苗取は、館長の特許でなければ、炭疽病が出たり、活着率が大幅に
低下します。
今年の猛暑は、日本のイチゴ園で炭疽病が多発することが予測されます。
昨年の苗取は、雨が多く極端な日照不足でした。
今年は、6月の気温としては、過去に例のないほどの高温です。
来週は、35度から37度の猛暑日の連続です。
昨年は、日照不足で遮光カーテンが強すぎたので、S棟は、弱い遮光カーテンに換えました。
しかし、天気予報では35度以上の猛暑日の連続です。
仕方がなく、S棟のみ遮光カーテンの強さを強くしました。
その他の、A棟東、A棟西やB棟西は従来のままで対応できます。
栽培ハウスは、白と黒の遮光カーテンを上手に使いこなしていきます。
その他、散水時間や間隔を猛暑日対策にしました。
とにかく、猛暑日対策の出来る仕様のハウスにしておけば、まだまだ高温の猛暑日に対応できます。
6月10日の先行生産の苗も100%活着してきました。
育苗ハウスは、遮光をしたり頭上冠水をするので、別のハウスの移動しなければなりません。
そこで、館長の試作ハウスに章姫620本を移動しました。
試作ハウスは、遮光して3~4万Lです。
シャインマスカットのハウスは、遮光しないそうですが、館長は昨年も、暑くてかわいそうなので
遮光をしました。今年も館長の南国フルーツやレモンなどの柑橘類は、遮光します。
写真1.遮光した、館長の試作ハウス。
写真2.試作ハウスに移動した6月10日の先行生産の章姫。照度3万~4万L。
写真3.館長の特許「葉無直接定植法」の先行生産を行っている栽培ハウス。
この猛暑日に耐えられるよう条件を改善しました。