東京のコロナの感染もまだ終息に向かっているようです。
幸い山梨県は、3日連続ゼロの続いています。どこまでもゼロが続いて第6波が来ないことを
祈っています。
ぼちぼち、12月のいちご狩りのご予約が入ってきました。
今年は例年より2週間ぐらい早いので、クリスマスやお正月のいちご狩りが出来るか、
まだ不明です。言えることは、1月20日頃からのいちご狩りは、過去最高に良いでしょう。
お歳暮には、丁度よいでしょう。是非ご購入ください。
10月4日に出蕾した株の2番目の蕾が早く出るように祈っています。
今日偶然1株2番目の蕾を見つけました。
10月4日に出蕾した章姫の株の2番目の花を顕微鏡で調査しました。
1.ランナーが出ていなくて、蕾を除去した元気な株の出蕾は、11月22日と例年と同じと推定。
2.ランナーが出ていて、蕾を除去した普通の株は、11月15日頃出蕾と推定。
3.実をならせている株は、11月8日頃の出蕾と推定。(今日1株蕾を見つけた)
今年は例年より2週間花が早いので、10月4日の夜冷処理の株は、1月の2回目の実が大きくなるように
蕾を除去しました。蕾を取ると2番目の蕾が遅れるかもしれないと、心配していましたが、心配通り
2番目の蕾の出蕾は、遅れそうです。理由は、蕾を取ることにより株が元気になり生殖成長が鈍り
栄養成長が影響して、出蕾が遅れるのかもしれません。
通常、9月に出た蕾の2番目の蕾は、30~40日で出て来ます。10月から11月の蕾は、
天候(寒さや日照)や株の大きさで2番目の蕾の出る日数が変わりそうです。
品種により異なり、アイベリー系統の約2~3割は、3~4週間で2番目の蕾が出ます。
館長は、この2番目の蕾を「追っかけ2番」と呼んで通常の2番と区別しています。
今年の芯止まり株の発生率
1.紅ほっぺは、例年より多く2%➡まだ増えるかもしれません。
2.章姫は、例年より少なく0.2%。
今週の作業は、かおり野の蕾取やかおり野・章姫などの脇芽取。元気な株の葉欠き。
写真1.順路1の章姫。蕾の出来を終えて花が咲き始め葉の大きさが大きくなってきました。
今年もイチゴの葉がにツヤがり、ピカピカ光っています。
写真2.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白イチゴ)
奥の列のかおり野は、葉欠きしたのでスッキリしました。紅ほっぺは、
葉が大きくなってきました。
写真3。10月21日に定植した遅い夜冷の章姫も、大きくなりました。
写真4。遅い夜冷処理の順路2の紅ほっぺ・かおり野・ホワイトベリー。
ポット植えしたかおり野は、元気良すぎて半分出蕾11月8日頃の出蕾
になるでしょう。
写真5。8月25日に定植したかおり野。
写真6.手前が紅ほっぺ。奥がさちのか。さちのかは、夜冷処理が短かったので
出蕾が遅れています。11月22~28日頃出蕾予定。
写真7.手前がさちのか。こちらは夜冷処理をしたのですが、株が元気良すぎて
半分は、出蕾が11月22日頃に遅れそうです。
写真8.半夜冷と遅い夜冷のアイベリー。蕾が予定より早かったので、
馬鹿デカイ大きい実が期待できません。
写真9.手前がかなみ姫。昨年購入した親株が炭疽病だったので、良い苗が採れませんでした。
半分は、1月末頃に収穫です。期待して待ってください。
写真10.今年は館長が満足するような大きな八重の蕾が少ないです。
つまり、全体的に大きな実が少ないでしょう。このアイベリーは、
バカでかい実がなるでしょう。