13日から挿し木方式による苗採りを開始しました。
来シーズンのイチゴの出来栄えは、半分以上イチゴの苗で決まります。
14年の雪害、昨シーズンのイチゴの不作と不満足な2年間でした。
今年こそと、苗採りに全力を投入しています。
親株ハウスと育苗ハウスは、南北棟から東西棟に変わったので、
挿し木の苗採りも条件が変わるので、最新の注意を払いながら進めています。
10日から猛暑日(35度以上)になり、挿し木の苗採りとしては厳しい環境になりました。
しかし、この猛暑を乗り切れば来シーズンから安心して苗採りが出来ます。
13日に挿し木した章姫は、15日まで萎れていましたが、16日には元気になりました。
16日から台風11号の影響で、雨と曇りで苗の萎れはほとんど無くなりました。
挿し木の苗は、おおむね順調に進み17日で予定通り終わりました。
苗の出来栄えも、過去最高に良い状態です。
しかし、油断をすると大失敗をするので、気が抜けません。
ポット受けの苗も枯れずに、元気に生育しています。
パイナップルも大きくなり、ついに花が咲きました。
写真1.親株から子苗を切り離しています。今年は親株ハウスが使えず、
いちご狩りハウスを使用したので、狭いですね。
写真2.切り取った苗を挿し木しています。
写真3.13日に挿し木した章姫の苗が、15日までは、昼間萎れて、翌朝には
元気に萎れが無くなります。これは昼間に萎れた章姫の苗。
写真4.13日に挿し木した章姫の苗が、萎れなくなりました。
根が出て自力で水分を補給できるようになると、葉が平らになります。
写真6.15日に挿し木したかおり野が、18日の昼間に少し萎れました。
明日には、元気に萎れが無くなるでしょう。
写真5.17日に挿し木した来シーズンの親株。アイベリーやあかねっ娘(ももいちご)や
ホワイトベリーやアスカルビー。
写真6.13日から15日に挿し木したC棟東側と16日から17日に挿し木したC棟西側。
写真7.2~3回の葉欠きで古い葉が無くなってきたポット受けの苗。
写真8.パイナップルの実が大きくなりました。
紫色の綺麗な花が咲きました。ミツバチがいないので、受粉しなくてもパイナップルが
食べられるか心配。