イチゴの生育状況。いちご園にイチゴが無い?

平日は、いちご狩り日記をお読みください。

大変申し訳ありませんが、3月31日までご予約の定員に達しましたので、

3月31日まで、ご予約をお受けできません。

昨年の雪害からようやく再建したのですが、過去最低の収穫量(不作)に

悩まされています。

当館は、2月15日までいちご狩りのご予約人数を減らしながら、大粒の

イチゴを食べていただいていました。

今日までご来館いただいたお客様には、イチゴの不作など信じられないでしょう

しかし、これからイチゴの粒はどんどん小粒になって行きます。

最悪は、3月1日から小粒になり、収穫量が例年の半分以下になるかもしれません。

お客様におかれましては、この状況をご理解を頂けるようお願い申し上げます。

今シーズンほど、イチゴの出来栄えが良くない年は珍しいです。

お客様からは、「イチゴ屋さんにイチゴが無いの?」

「え!いちご狩りが出来ないの?」と驚かれています。

生産者は、イチゴの出来栄えが良くない時、まず自分の栽培管理の

失敗を疑います。

今年の場合は、どうやら異常天候により関東地区全般で起きているらしい。

このため、スーパーのイチゴは例年にないほど高い値で販売されている。

いちご狩りにおいては、どこのいちご園もイチゴが不足しているため、

お客様が、いちご狩りが出来るいちご園を躍起になって探しておられます。

当館の電話や館長の携帯は1日中なりっぱなしです。

さらに、いちご狩りのご予約が先、先に進み、当館ではとうとう3月まで

ご予約が埋まってしまいました。

現在、約2千人近いお客様がご予約を済ませていちご狩りが出来る日を待って

おられます。

このイチゴの不作な状態が何時ごろ解消されるか、今のところ不明です。

当館においては、早くて4月上旬になると推定しています。

原因は、

1.9月の寒さで早く花芽分化が起きた。

2.12月の急激な寒さで休眠または、半休眠状態に入ってしまった。

現象

1.12月に収穫をした株は、極端になり疲れのような現象を起こしている。

2・12月に収穫をしても、暖房を低くした株は、2番目の実が2月に

遅れてしまった。

3.イチゴの粒が、全般的に小粒である。

4.2月に1回目の収穫を始めた株は、過去にないほど大粒の実がなっている。

このため、2番目の実が極端に小さい。

5.2番目の実以降は、収穫の間が明かなくなるのが、今年は

3番目の実との間が空いてしまいそう。

イチゴの株

1.イチゴの株が全体的に小ぶり。

2.新芽の葉が、小さく弱い。

3.新葉が出てこない。

4.2番目の実が休眠して休む。

品種

.章姫が一番良くない現象が出ている

2.12月に収穫したあかねっ娘(ももいちご)やアイベリーは、

休眠して2番目の実が無くなり3月中旬の収穫と大幅に遅れた。

3.紅ほっぺやアイベリー系統は、比較的影響が少ない。

結論

1.4月に回復することを、期待している。

2.それまでの間は、今年の収穫量の設定を例年の半分と推定してご予約を受けた。

3.順路1の章姫と順路2の紅ほっぺ・アスカルビー・かなみひめ・かおり野・さちのかの

6種類全てでお客様をお迎えする。(お客様には、6種類のどれかでご満足頂く)。

4.万一収穫量が例年の半分以下になった時は、お客様にご説明してご予約を

解除していただくことをお願いする。

対策

ハウス内の温度や手入れや葉面散布剤による回復など、早期にイチゴの草勢を

回復させる。

一番困るのは、草勢を回復させるために摘花をしたいのだが、摘花すると

収穫の間が空き、収穫量が減ってします。

しかたなく、収穫量が減るのを覚悟して摘花しています。

 

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