2015年 7月 の投稿一覧

イチゴの苗に葉タンソらしい苗が見つかる。お二人の、2週間にわたる苗採りの実習が終わりました。

土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。

  最高気温は、天気予報より少し低い36度となりました。

まずは、ポット受けの苗の水遣りを2人で約2時間行いました。

大半の苗は、自動灌水が出来るのですが、下記の理由で手灌水をしています。

1.全ての苗の水分量(ココの渇き具合)が均一でないので、目で見ながら給水量を調整。

2.苗の成長具合や病気のチェックをしながら給水。

案の定、章姫の苗にタンソ病らしい苗があり、別の場所に隔離しました。

 挿し木の苗は、黒の遮光カーテンをしているので、萎れることもなく元気です。

この時期、根が出て活着していれば、新芽が枯れずに伸びていきます。

先週の根の発根状況の通り、無事大半の苗が活着してきています。

 13日から実習に来ていた某企業の女性お二人が、実習を終えてお帰りになりました。

明るく元気なお二人のため、急にさみしくなりました。

しかし、この暑さの中、1日中同じ作業を根気よく頑張って習得してくれました。

イチゴ栽培の難しさや、苗の大切さを理解してくれたでしょう。

 パイナップルの実が大きく膨らんできました。

頭の部分の葉が、お店で販売されているパイナップルより、多いような気がします。

写真1.2週間の実習を終えたお二人。

女性は、日焼けが防止が命です・・・・・。

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写真2.13~15日で挿し木した苗。遮光カーテンをしてあるので、36度の高温でも

萎れずに元気です。

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写真3.15~17日に挿し木した苗。こちらも天井遮光カーテンを残してあるので、

萎れずに元気です。

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写真4.ポット受けの苗の1本1本を見ながら、渇き具合に応じて給水しています。

病気の苗もチェックしています。

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写真5.葉タンソらしい章姫。とりあえず、別の場所に移動して、他の苗に病気が移らない

ようにします。葉タンソは、9月ごろに出やすいので、葉タンソではないと思います。

万一タンソ病とすると、頭上灌水をすると他の苗に次々と転移していきます。

時により、全滅することもあります。

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隣の苗も、同じように葉にシミがあります。

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写真6.かおり野は、根も出て元気に新芽が出てきています。

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写真7.元気に新芽が出ている紅ほっぺ。

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写真8.パイナップルの実が大きくなってきました。

頭の葉が多すぎるような気がします。

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イチゴの挿し木苗の発根状況の調査結果。

 

土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。

 今日から、関東甲信越は、梅雨明けです。

予報通り暑くなりました。

16日から18日まで雨や曇りのため、今日からの急激な暑さで挿し木して

まだ根が出ていない苗は、萎れてしまいます。

あまり萎れすぎると、翌日に復活できなくて枯れてしまいます。

どのタイミングで、天井の黒の遮光カーテンを追加するか、事前に検討しておきました。

苗が萎れても、出来るだけ太陽の光を入れないと、光合成が出来ずに根が出てきません。

挿し木後の根の発根状況の調査。

挿し木後の発根は、品種や親株から切り離しした苗の状態で異なります。

一番遅い発根の苗に合わせて、黒の遮光カーテンを除去します。

苗の萎れ具合で、8時過ぎにハウスの黒の天井遮光カーテンを降ろしました。

15日に挿し木した紅ほっぺが12時に萎れていたので、黒の天井遮光カーテンを追加で

閉めました。

写真1.17日に挿し木した紅ほっぺの根が、挿し木後2日目で1~2mm出ていました。

強い光で萎れています。

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写真2.上段は、14日に挿し木した章姫。挿し木後5日目で根の長さは1~2cmぐらい。

下段は15日に挿し木したかおりの。挿し木後4日目ですが、小苗は1~2cm予想以上に根

が出ていました。逆に大苗は、発根が遅いです。

左2本が小苗。真中2本が中苗。右側2本が大苗。

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写真3.13日に挿し木した章姫。挿し木後6日目で、根も3~4cm出ており、

もう強い日が当たっても萎れません。

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写真4.8時頃に15日に挿し木したかおり野が、少し萎れたので天井の黒の遮光カーテンを

7割がた閉めました。

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写真5.西側のハウスは挿し木した日が16日と17日なので、8時に萎れ始めたので

黒の天井遮光カーテンを9割ぐらい閉めました。

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写真6.12時に15日に挿し木した紅ほっぺが、萎れたので天井の遮光カーテンを

9割ぐらい占めました。

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写真7.遮光しない時は、14時頃に萎れるのですが、今日は早めに遮光したので

14時には、どの苗も萎れずに立っていました。元気になったかおり野。

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イチゴの苗の挿し木が完了しました。パイナップルの花が咲いたよ!

土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。

13日から挿し木方式による苗採りを開始しました。

来シーズンのイチゴの出来栄えは、半分以上イチゴの苗で決まります。

14年の雪害、昨シーズンのイチゴの不作と不満足な2年間でした。

今年こそと、苗採りに全力を投入しています。

親株ハウスと育苗ハウスは、南北棟から東西棟に変わったので、

挿し木の苗採りも条件が変わるので、最新の注意を払いながら進めています。

10日から猛暑日(35度以上)になり、挿し木の苗採りとしては厳しい環境になりました。

しかし、この猛暑を乗り切れば来シーズンから安心して苗採りが出来ます。

13日に挿し木した章姫は、15日まで萎れていましたが、16日には元気になりました。

16日から台風11号の影響で、雨と曇りで苗の萎れはほとんど無くなりました。

挿し木の苗は、おおむね順調に進み17日で予定通り終わりました。

苗の出来栄えも、過去最高に良い状態です。

しかし、油断をすると大失敗をするので、気が抜けません。

ポット受けの苗も枯れずに、元気に生育しています。

パイナップルも大きくなり、ついに花が咲きました。

写真1.親株から子苗を切り離しています。今年は親株ハウスが使えず、

いちご狩りハウスを使用したので、狭いですね。

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写真2.切り取った苗を挿し木しています。

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写真3.13日に挿し木した章姫の苗が、15日までは、昼間萎れて、翌朝には

元気に萎れが無くなります。これは昼間に萎れた章姫の苗。

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写真4.13日に挿し木した章姫の苗が、萎れなくなりました。

根が出て自力で水分を補給できるようになると、葉が平らになります。

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写真6.15日に挿し木したかおり野が、18日の昼間に少し萎れました。

明日には、元気に萎れが無くなるでしょう。

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写真5.17日に挿し木した来シーズンの親株。アイベリーやあかねっ娘(ももいちご)や

ホワイトベリーやアスカルビー。

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写真6.13日から15日に挿し木したC棟東側と16日から17日に挿し木したC棟西側。

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写真7.2~3回の葉欠きで古い葉が無くなってきたポット受けの苗。

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写真8.パイナップルの実が大きくなりました。

紫色の綺麗な花が咲きました。ミツバチがいないので、受粉しなくてもパイナップルが

食べられるか心配。

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イチゴのポット受け苗を親株から切り離ししました。ハウスの再建作業の残作業も終盤に入りました。

 

土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。

今週は、23日にからポット受けした苗を親株から切り離しています。

9日までは、雨で気温も低く日差しも弱いので、親株から切り離ししても、

苗が萎れることがありませんでした。

しかし、10日から34~35度の猛暑になり、苗が切り離し後は萎れるようになりました。

今年の苗は根の張りが良いので、翌日には苗が元気になりました。

無農薬を実施するために、すぐに葉欠きをして、葉に付着している

病害虫を葉もろとも廃棄し、駆除します。

写真0.遠くから見ても、パイナップルの実がよく分かるようになりました。

イチゴの実のように、下から順番に大きくなっていきます。

早く、花が見たい!

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写真1.23日ポット受けした苗を7日に切り離ししましたが萎れませんでした。

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写真2.いちご狩りハウスのポット受け苗を、育苗ハウスの運搬しています。

親株ハウスの再建が遅れたためで、来年からこの運搬は無くなります。

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写真3.親株から切り離ししたポット受け苗の葉欠きをしました。

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写真4.10日は35度近い猛暑でポット受け苗の章姫が萎れました。

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写真5.10日に萎れていた章姫の苗も11日の朝には、少し元気になりました。

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写真6.早速朝の5時半から章姫の葉欠きをしました。

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写真7.親株から切り離ししたかおり野のポット受け苗。

今年は、雨で涼しかったせいか、根の張りも良く不良の苗が少ないです。

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写真8.葉欠き後のかおり野のポット受け苗。

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写真9.ポット受け苗の6割の切り離しが終わりました。

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写真10.来週から挿し木の苗採りを始めます。

トレイに培地のココ(ヤシ殻)を入れ、肥料と苗を止めるランナーピンを前段取りとして

準備が完了しました。

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写真11.黒のサイドの遮光カーテンに巻き上げ式のクルクルを取り付けました。

まだ、難しい仕事と慣れないためにまだ、3分の1しか完成していません。

ハウス屋さんは、当館のハウスを完成させぬまま、他の農家のハウスの再建に

行ってしまったので、自分でクルクルを取り付けるしかありません。

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写真12.懸案であった短日夜冷処理の冷房装置を設置しました。

雨で地面がぬかるんでいるので、晴れるのを待っていたので完成が、

延び延びになってしまいました。

冷房装置。

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冷房装置のチラーの設置

ハウスの横の農道が狭いのでユニック車が入れません。

強引にチラーを釣り上げて、設置しました。

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クレーンを伸ばした時に、一瞬トラック本体がグラつきました。

あやうく、倒れる所でした。

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イチゴの苗採りも中盤に入りました。

土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。

苗採りも中盤に入りました。

6月21日にポット受けした章姫の苗も大きくなってきました。

来週には、切り離しをします。

 雪害からの復興が終了したと思っておりましたが、まだまだ完全には

復旧していませんでした。

まだまだ、完成までの道は長いです。

今年の梅雨は、例年になく雨量が多いので、新しい親株と育苗ハウスの周りの

排水が必要です。

自分たちで作った排水溝の修正を行っています。

完成は、梅雨が終ってからになりそうです。

 色々な農機具を入れる倉庫もようやく、移動してきました。

中身を移動してきて、不要なものを廃却しながら整理して倉庫の物を入れています。

 挿し木の苗採りが近づいてて来たので、育苗ハウスの遮光カーテンを取り付けテストを

始めました。挿し木の苗採りは、遮光による暗さが重要なので慎重に行わないと、

挿し木しても苗が活着しません。

写真1.かおり野のポット受け苗かおり野は、比較的ランナーの出が良くないので

苗が少ない所は、コンテナーを下に敷いて、苗の不足をカバーしました。

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苗の少ない所は、コンテナーを下に敷きました。

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写真2.ポット受けした紅ほっぺ。

苗の量は、ちょうど良い数量でした。

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写真3.ホワイトレディも苗が少ないので、コンテナーを敷いて、苗の不足を

カバーしました。

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写真4.21日にポット受けした章姫。

1日目は、強い日差しで萎れました。

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写真5.章姫のポット受けの苗が、7月3日(12日目)で元気に根付いています。

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写真6.親株ハウスと育苗ハウスの横の排水溝。

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防草シートを敷き、草が生えるのを防止と同時に、

水が流れやすいようにしました。

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逆傾斜になっていて、水が流れなくなっています。失敗です。

梅雨が明けたら、修正します。

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写真7.育苗ハウスで挿し木の苗採りが出来るように、遮光カーテンを取り付け。

黒の遮光カーテンを取り付ける前の育苗ハウス。

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黒の遮光カーテンを取りくけ後。

館長の予想以上に明るくなりました。

今年は、この明るさで挿し木の苗採りをします。

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写真8.移動した農具を入れる倉庫。中身の移動や整理に追われています。

見た目以上に大きな倉庫です。

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写真9.今シーズン最後のイチゴジャムを作りました。

5月末に冷凍していたイチゴですが、美味しく出来ました。

色も香りも十分でした。

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写真10.パイナップルの蕾も大きくなり、パイナップルらしくなりました。

何処からつぼ実が出てきて、どんな花か楽しみです。

おそらく白い色の塊が蕾になるでしょう。

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