2014年 5月 の投稿一覧

積雪に強い最強のいちご狩りパイプハウスの骨組みが完成。

土日は、この館長のブログをお読みください。

2月14日と15日の雪害状況

倒壊したいちご狩りハウスは、どこよりも早く手配したので

6月中旬には完成しそうで、一安心です。

 ハウスを早く再建することと、雪に強いハウス(積雪1.5~2Mに耐える)を

安価に建てることが課題でした。

国や県の雪害対策ハウスの指導が出ない中、ハウス屋さんと相談して

当館のいちご狩りハウスの、強化を図りました。

先日も山梨で1.5Mの積雪に耐えたハウスの調査結果を掲載しました。

 当館のいちご狩りハウスは、従来タイプを改善すれば、

十分1.5~2.0Mの積雪に耐えられることが確認できました。

(農協が15年リースで貸し付ける1億円弱のハウスなど、とても手が出ません。)

1.アーチの補強をAタイプからXタイプに変更。

2.アーチの上部三分の一を補強するために1本パイプ追加。

  (倒壊したハウスの支柱を再利用)

3.ハウスの高さを引くして、重心を下げるなど、土台の強化。

写真1.アーチの上部三分の一を補強するために1本パイプ追加。

写真2.アーチの補強をXタイプに変更。

天井が補強でパイプだらけになりました(笑い)。

これで、2メータ近い雪でも、耐えられそうで安心できそうです。

今までのハウスは、ビニールを張るために天井のパイプに乗ると

ぐらぐら揺れていたのがこの対策ハウスは、人が乗ってもびくともしません。

このハウスが、山梨のパイプハウスの安価な対策モデルとなるでしょう。

写真3、昨年までの倒壊したいちご狩りハウス。

2月7日の積雪時に撮影(両サイドには雪が積もっています)。

雪に強いパイプハウスと雪に弱いパイプハウスの比較

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2月14日と15日の雪害状況

山梨県は、2月14日と15日の雪により過去最高の積雪150Cmになりました。

過去最高の積雪は、50Cmとけた外れの積雪量でした。

現在倒壊したいちご狩りハウスの立て直しを行っていますが、何センチまでの

積雪を想定して対策を行うかが課題です。

弱いと言われる当館のパイプハウスも、過去最高の50Cmの雪には倒壊しない構造でした。

今回は、雪に強いパイプハウスの条件として、

今回の積雪150Cmプラスアルファー30~50Cmと考えています。

 雪害が発生してから3月以上たちますが、悲しく残念なことに

国・県・市の農業関係の役所や農協などから、雪害の原因や「雪に強いハウス」の

建て方などについての報告は一切ありませんでした。

このような技術不足状況が、日本の農業の衰退や繁栄を阻害しているのでしょう。

しかたなく、館長はハウス屋さんと相談しながら独自に「雪に強いパイプハウス」を

再建しています。

当館の雪に強いハウスについては、後日ご報告します。

積雪で倒壊した原因としては

1.パイプの強度不足。

2.構造破壊。

3.偏った雪によるゆがみ。

対策としては、下記が知られています。

1.雪が落ちやすい形状。

2.横に広がらない補強。

3.二重パイプ構造。

3.沈下防止パイプ。

山梨で約2割のハウスが150Cmの積雪に持ちこたえました。

タイプ的には、

1.コストの高い角パイプハウス。

2.太い支柱の間隔(2.5M~3M)に太いアーチを組み込んであるパイプハウス。

(二重パイプ構造?)

3.太い支柱の間隔にX型の補強がしてあるパイプハウス。

(沈下防止パイプ?)

この条件にハウス内の温度を高める暖房の能力が関係します。

当館の雪に弱かったパイプハウスの弱点の推定。

アーチ部が雪でパイプが曲がり、その歪でパイプハウスが、徐々に

中心に引っ張られた結果、倒壊に至った。

写真1.当館の雪に弱いハウスパイプハウスの構造。

天井のアーチ部の補強は、アーチの頂点をAの字のように48mmのパイプで

補強してありました。

写真2.しかし、雪により天井のアーチ部が変形してしまいました。

左側のアーチ部は、太い48mmのパイプも一緒に曲がってしまいました。

まだ、右側は太いパイプで持ちこたえています。

写真3.さらなる積雪で、天井のアーチ部が両サイドとも変形。

太いパイプも真中で折れ曲がっています。

ここまで、曲がるとパイプハウスは完全に天井が床に着くまで

倒壊します。

写真4.山梨で150Cmの積雪に倒壊しなかったパイプハウス。

太い支柱の間隔(2.5M~3M)に太いアーチを組み込んであるパイプハウス。

(二重パイプ構造?)

写真6.山梨で150Cmの積雪に倒壊しなかったパイプハウス。

太い支柱の間隔にX型の補強がしてあるパイプハウス。

(沈下防止パイプ?)

予定より2週間早く、いちご狩りハウスの外観がほぼ完成!

平日は、いちご狩り日記をお読みください

土日は、この館長のブログをお読みください。

2月14日と15日の雪害状況

8日からハウスを建てる作業者が倍に増えて、予定よりハウスの建設が早まりました。

当館のハウス屋さんは、2か所同時にハウスの建築を進める予定でしたが、

別のハウスの材料が入手できないので、今月中は、当館のハウスを集中的に進めていす。

当館はいち早くハウスの手配をして、関東でも一番早くいちご狩りハウスを

建て始めたので、部品もスムーズに入っています。

しかし、これからは関東一円のハウス屋さんがハウスを建てるので、部品の奪い合いになり

部品の納入が遅れ気味になるでしょう。

今週は、ハウスのアーチに横方向の直管の母屋を取り付けたり、レインペット(雨どい)

ビニールを取りつけるビニペットを取り付けています。

館長は、この14年間で今回の再建を含めて、いちご狩りハウスを3回ほど立てています。

過去の2回は、あまりハウスを建てている様子を細かくは見ていませんでした。

1回目は、2001年。2回目は2004年;中央市の市街化で立ち退かされた)

今回は、ハウスの再建を毎日一緒に行っているので、ハウスの構造の隅々まで

見ることが出来ました。

このため、今までのいちご狩りハウスとは異なり、柱の1本1本から床から天井まで、

思い出が出来、ハウスに「心と魂」が入っていくのが分かります。

早ければ、今月末にビニールを張り付けられそうです。

写真1.毎日、ハウスの出来栄えを鴨が見に来ます。

そのうちに、子供と一緒に来るでしょう。楽しみです。

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写真2.ハウスの曲線のアーチに直管(母屋)を取り付けました。

全部で9本、22mmと32mmのパイプで構成されています。

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写真3.いちご狩りハウスの天井にビニールを取りつけるための、

ビニペットを取り付け。ビニペット4本。

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写真4、谷にレインペット(アマドイ)を取り付け。

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写真5.いちご狩りハウスのサイドにもビニールを取りつけるビニペットを取り付け。

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写真6.いちご狩りハウスの妻面にビニールを取りつけるビニペットを取り付け。

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写真7.潰れたドアも新品に交換。

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雪害で倒壊したいちご狩りハウスの再建が本格的に始まりました。

平日は、いちご狩り日記をお読みください

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2月14日と15日の雪害状況

2月14日の大雪でいちご狩りハウスが倒壊してから、ひたすらにいちご狩り園の再建を

めざして来ました。

しかし、運の悪いことは続くもので、3月~4月までの消費税の駆け込み需要で、

材料が入手できませんでした。

館長の予測より半月遅れで、ようやく5月3日に材料が入ってきました。

当館のいちご狩りハウスは、車いす対応で、標準のハウスより40Cm幅を広くしてあります。

このため、支柱のパイプや天井に取り付けられるアーチ

した材料が盗難にあうと再手配して次に材料が

入手できるまで半年以上かかるので、

ブログに材料の入手は、書かずに秘密にしておりました。

その間、連合警備にお願いして、ありとあらゆる手段で、材料の盗難防止をして、

密かに当館のいちご狩りハウスを再建してきました。

本日、特殊部品の組み立て完了してたため、もう盗難の恐れが無くなったので、

いちご狩りハウスの再建状況を、心待ちにされている支援者の皆様やお客様に

ご報告いたします。

関東の中でもいち早くハウスの再建がスタート出来たのも雪害当初から当館の再建を

ご支持いただいた皆様のおかげです。心からお礼申し上げます。

写真1.特殊加工が施されている当館オリジナルの、天井アーチ1200本。5月1日入手。

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写真2.ハウスの支柱や梁に使う48mmパイプ。当館のハウスの間口は、6.5メータの

ため、6.5メータの特殊仕様の長さのパイプが必要になります。

標準品の長さは、6メータのため入手に苦労いたしました。5月3日入手。

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写真3.ハウスの天井アーチを受ける谷間の部品で、通称「げた」と呼ばれています。

この部品は、ハウス屋さんで奪い合いです。5月3日入手。

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写真4.4月29日から支柱をしずまないようにコンクリートの板を穴に入れます。

さらに、この穴のプレートから屋根の高さを個別に割り出し、その寸法に合わせて

支柱を作ります。

その後、穴にコンクリートを入れて動かないように固定します。

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写真5.5月3日からコンクリートで固定する前に、支柱の上に「ゲタ」を組み立てて、

ハウスの高さと縦横の寸法を決めていきます。

横張を組み立てたら、動かないように補助パイプで固定します。

残してあるベットや配管や支柱に合わせるので、新規に作るより大変です。

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写真5.5月8日は、いちご狩りハウスの支柱や梁の縦横が全て決まり、穴にコンクリートを

入れて動かないように固定します。

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写真5.5月8日は、傾いた入り口の売店や機械室を重機を使って傾きや歪を取りました。

本当は、立て直して新品にしたかったのですが、修理すれば100万円ぐらい助かります。

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傾きがほぼ取れましたが、これからさらに修理していきます。

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傾きを修整する機械室。傾きの少ない方から直していくのが正解でした。

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写真6.5月9日いちご狩りハウスの天井の部品アーチ1200本を

それぞれの場所に運び込みました。

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写真7.5月9日から天井にアーチを載せる。

ゲタにアーチを組みつけながら、歪を取ります。

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写真8.5月10日には、ほぼアーチを組み付けました。

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いちご狩りハウスの解体も最終段階に入りました。

平日は、いちご狩り日記をお読みください

土日は、この館長のブログをお読みください。

2月14日と15日の雪害状況

このゴールデンウイークは、毎年当館のいちご狩りを楽しみにされておられるお客様を

お受けできなくて、大変申し訳ありません。

世の中は、大型連休の楽しいムードに満ち溢れていますが、雪害を受けた農園には、

異常な風景に覆われています。

当館は、12月の開園に向けいちご狩りハウスを再建しております。

材料が入ってくれば、何時でもハウスが建てられるように、ハウスの解体や

支柱を建てる穴を掘っています。

材料の入手は、館長の予測を大幅に遅れて、5月中旬になりそうです。

写真1.ハウス屋さんの指示で、使える部粉を残し全て解体しています。

入口横のアーチも使えないので、撤去しています。

妻面の天井部分も全て撤去しました。

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写真2.解体して床に散乱した部品やパイプを除去しています。

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写真3.3月末に撤去した部品を全て処分したのですが、

ハウスの周りは、追加で解体した部品でいっぱいになりました。

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写真4.掘った穴にコンクリートの板を置いて来ます。

この穴にパイプの支柱を埋めて、パイプが沈まないようにコンクリートの板を置いていきます。

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写真5.4月30日の雨で、穴に水が溜ってしまいました。

仕方なく、100個の穴の水をばけっに取り、外の川に流しました。

雨のために余分な仕事が増えてしまいました。

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