いちご狩りハウスと育苗ハウスを過去最大の炎暑が襲う(8月5日~8月17日)。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

 8月5日から8月17日の栽培状況
詳細については、「いちご狩り日記」をご参考ください

この2週間は、過去最大の猛暑、いや炎暑の連続でした
10日の土曜日は、甲府としては過去最高の40.7度と耐えられない暑さでした。
昼食後の午後の仕事に出ていくのが、暑くていやな毎日です

この夏は、1回目の猛暑が7月上旬2回目の猛暑が8月5日から24日(予報)と言われています。

今年の苗採りは、イチゴさん達にとって最悪の条件となりました。
1回目の猛暑で挿し木の苗を採り
2回目の猛暑の時期に挿し木の苗の育苗ハウスの遮光カーテンを除去しました。

3年前の猛暑から37度対策を実施してきたので、幸いこの40.7度の猛暑に何とか耐え、活着率も約90パーセントを確保することが出来ました。

しかし、来年の課題として高齢化した私達作業者の安全性の確保が課題として残りました。

この猛暑で一番栽培条件が変わったことは、ポット受けの苗に与える水の回数と量でした。
ポットの渇き具合を見ながら水の回数と量を決めましたが、40.7度の時は、通常の約4倍のミスを頭上灌水しました。
さらに、育苗ハウスの東西南北や品種や苗の大きさでポットの渇き具合が大きく異なるので、1日3~4時間の手灌水も必要になりました。

また、頭上灌水の水を均一に与えるためには、葉欠きの回数も増やして、葉と葉の間の隙間を作りました。

しかし、この猛暑により苗どうしの、光と水の争奪戦が激しく、争奪に負けた苗は、例年より生育が悪く、不良苗の発生率も高くなりました。

猛暑日が今日で11日連続、水だけで苗を守ることが出来ないので、育苗ハウスの一部で15日から遮光カーテンを部分的に1日中降ろしっぱなしにしました。
遮光すると苗が徒長気味になるので、遮光はしたくなかったのですが・・・・。

8月12日には、館長が開発したオリジナルの「短日夜冷処理の設備」の100%遮光カーテンを新品に交換しました

20日からの短日夜冷処理を開始予定。
その準備として、良い苗の選別、葉欠きの準備をしています。

この炎暑は、甲府の6月の最低気温の高さから推測でき、事前に対策をしてきた結果、幸い過去最高の苗が確保出来そうです

写真1.7月22日~24日に挿し木した章姫の育苗ハウス。黒の遮光カーテンを除去。頭上灌水の回数が多いので、地温も下がり発根も良いです。

写真2.通常の3~4倍頭上灌水して、水の勢いで茎が寝てしまった章姫。翌日には、元気に立っています。

写真3.頭上灌水で水が行き届かなくて萎れた章姫の苗。
毎日3~4時間かけて手灌水で対応。

写真4.館長オリジナルの「短日夜冷処理の設備」。
天井の黒の遮光カーテが古くて穴が明いてきたので、新品に交換。

写真5.葉欠きごのあかねっ娘(ももいちご)。
葉と葉の間の隙間を作り、光を水を平等に行き渡るようにします。

写真6.猛暑日の連続で一番日当たりが良い育苗ハウスの遮光カーテンを部分的に1日中遮光しました。
苗が徒長しますが、イチゴが元気です

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

*